FaZe Clanに破れた野良連合、その舞台裏であったこととは 野良連合、FaZe Clanインタビュー【シーズン8】

公開日時:2018-11-19 04:26:00

 現地時間2018年11月17日〜18日にブラジル・リオデジャネイロにて行われた『レインボーシックス シージ』プロリーグ シーズン8 ファイナル。ブラジルチーム FaZe ClanとDay2準決勝戦に挑んだ野良連合は、2−0で敗北し、BEST4で敗退となった。

※プロリーグ シーズン8 ファイナル結果まとめ→https://appvs.famitsu.com/20181025_14555/


 ファーストマップ銀行は、6−4で敗北となったが、圧倒的アウェイの地でFaZeClanに歯向かう野良連合。セカンドマップで野良連合が巻き返してくれることを期待したが、eiNsから続く日本の難敵FaZe Clanの壁は厚く、セカンドマップも落とし2−0で終わった。
 
 FaZe Clanはyoona選手とmuringa選手の活躍が際立っており、とくにmuringa選手のショットガンが野良連合を次々と倒していく。FaZe Clanは防衛でラウンド勝利を重ねていき、セカンドマップは6−1で野良連合に圧勝した。

 ここからは、試合を終えた野良連合のWokka選手とJJ選手、FaZe Clanからcameram4n選手のインタビューをお届けする。準決勝戦では、チーム内で波乱の展開があったようだ。

いつもは起きないコミュニケーションエラーが続いていた

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ーーFaZe Clan、振り返って見ていかがでしょうか?

Wokka コミュニケーションミスがとても多くて、「こうすれば解決できるだろう」と答えを出していたのですが、メンバー全員に伝わっていなかったり……。そういったことが多くて取り返しのつかないことになってしまいました。銀行マップはFaZe Clanのピックマップでしたが、僕たちも得意なマップだったので勝てる自信はあったのですが、ミスが続いて落としてしまいましたね。セカンドマップで気持ちを切り替えるようにしましたが、とにかくコミュニケーションエラーが多かったです。

 普段どうりだったら、「ここが空いているから〜〜〜このタイミングで入っていこう」とみんなに伝えて実行しますが、コミュニケーション不足でポイントが制圧できているのか分からなかったりと、ラウンドが終わって振り返ってみると、普段出来ていることがまったくこの試合では出来ていなかったです。本番によく起こりえる問題ですね……。

ーーコミュニケーションエラーは、やはりオフライン大会だったから頻発したのでしょうか?

Wokka 国境でいうと、みんなに動きを任せてロックをかけてもらい、最終段階で僕が敵の隙をついてピークをかけるのですが、ミスが連発しました。「ここでこうやるはずじゃなかったの?」という、メンバーで共有されるべきことがされていない、これこそコミュニケーション不足から起こる問題です。とにかくひとつくずれると、ゴロゴロとすべてが崩れてしまうので……。

ーー途中で流れを変えることはできなかたと。

Wokka チームの雰囲気を立て直せなかったのが痛いですね。解決策は出していたのですが、結局またコミュニケーションエラーが起きてしまうような状況でした。後半ラウンドを取られてこちらが不利になると、みんな焦りから急いで行動してしまう癖があって、そのせいで隙を作ってしまうこともありました。最終的にボコボコにされてしまいましたね。

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ーー国境ではFaZe Clanが税関守りの際に、Merieux選手がプラントを早い段階で仕掛けるシーンもありましたね。あれも作戦のひとつ?

Wokka そうですね。でもスモークがうまく投擲できなくて……こういう小さなミスが命取りになりますね。

ーーお話を聞くと、どんどんチーム内で噛み合わなくなっていったようですね。

JJ Rogue戦とは違って、殺意が強いというか……。「やってやるぞ!」という気持ちが前面に出てしまったような。問題が起きた時に「こうすればいいよね」、「じゃあこうしよう!」とおのずと答えをチームみんなで出し合うのですが、FaZe Clan戦はみんなの意見がなかなか会わなかった。ボイスチャットで「違う違う!」という反論が、いつもより倍以上ありました。

Wokka 単純にチーム内での意見の対立で、ムードが悪くなってしまったという。

JJ でも、負けたラウンドに対して文句を言ってもしょうがないので、「次のラウンドに集中しよう」と声はかけましたね。僕は立場的にも、一番後ろで見守るようなポジションにいるので。

Wokka でもJJも言い合いしていたよね(笑)。

JJ 刺激するようなこと言っていないと思いますが、とにかくみんな焦っていて、噛み合わないプレイをしてしまったり、そこからまた言い合いに発展してしまったり。

Wokka 立て直そうとしたけどすでにラウンド後半で、立て直しが間に合わなかったのが本音です。

ーーえ? 少し喧嘩じみたことが起こっていたと?

JJ 後半はそうですね。

Wokka コミュニケーションエラーで作戦が崩れてしまい、徐々にみんなもストレスが溜まっていきました。でもこれって、オフライン大会で絶対にやってはいけないことなんですよね。今後はこういったことが起こらないようにしたいので、Six invitationalまでにコミュニケーションの練習をしていこうと思います。

ーーちなみに……HSnamuringa選手のショットガンはすごかったですね。

Wokka Merieuxが完全にマークされていて動きたいように動けなかったので、萎えていましたね。「ショットガン強すぎるんだけど」って(笑)。

JJ かなり抑えられていたよね。

ーーRogueといったアメリカのチームとの違うは感じました?

Wokka Astro選手は撃ちあいが強いですし、HSnamuringa選手のショットガンにyoona選手のLMGが上手すぎて、とにかく全員が個として強くてやり辛かったですね。でも、正直言うと撃ちあいで差をつけられている訳ではなかったので、全然勝てない試合ではなかったと感じました。次、もしFaZe Clanと当たるなら、コミニケーションエラーをなくすことが一番の問題ですね。

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野良連合のプレイスタイルはブラジルのプレイに似ている

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FaZe Clan cameram4n選手(Gabriel Hespanhol)

ーー野良連合戦ではHSnamuringa選手とyoona選手が活躍していて、とくにHSnamuringa選手は一人勝ちしていましたね。この爆発力はどこから来るのでしょうか?

cameram4n  HSnamuringaのショットガンとスモークは防ぎようがないほどクレイジーだった。自分はチームをとても誇りに思っている。今日は素晴らしい仕事をしてくれたので、最後までこのペースを継続できれば良いと思っている。

ーー野良連合戦では、ファーストマップ銀行は接戦でした。どうやって切り抜けたのでしょうか?

cameram4n  最初のマップではいくつかミスがあって落としそうになった。野良連合はエイミングが素晴らしくとてもいいプレイをしていたよ。彼らのゲームプレイはブラジルのプレイに似ているので、このような戦い方には慣れていて、それが助けになったと思う。自分たちはブラジルでトップだが、ほかのブラジルのチームと戦っているような感じだった。

ーーセカンドマップ国境は圧勝でしたが、そういったことも要因に?

cameram4n  ディフェンスでイェーガーをBANしてくると思ったので、グレネードの使いかたをたくさん練習したんだ。それがよかったね、彼らはスタンディング・ポジションでディフェンスしていてあまり動き回っていなかったので、グレネードが本当にいい仕事をしてくれた。これが役に立って5-0に持っていけたんだ。

ーー戦っていて、手強かった選手は誰でしたか?

cameram4n やっぱり、Merieuxが手強かった。とても優れた選手だ。ただ、自分から見て今日は彼のベストではなかったと思うが、とても良いプレイヤーなので注意していた。Papiliaも素晴らしかった。野良連合は5人のいいプレイヤーを揃えている。

ーーでは、セカンドマップでは野良連合はどうすべきだったと思いますか?

cameram4n 自分の意見では、彼らはエイミングが良いので、もっと攻撃的にプレイした方がよかったと思う。そうすればうまくいったと思う。

ーーAPACのチームがベスト4になったが、彼らが強くなった要因はなんだと見ていますか?

cameram4n APACでプロリーグが始まり、シーズンを重ねるごとに強くなっていると感じる。プレイヤーもどんどんうまくなっているね。多分、ほかのチームと色々なゲームプレイ、プレイスタイルを相互に体験しているからだと思う。これはヨーロッパや北米、ブラジルのチームとプレイする際に役立つので、さらに強くなっていくと思う。

ーーFaze Clanはロスターチェンジをしましたね。そこから調子がよくなり、プロリーグ1位に返り咲きました。

cameram4n いまのメンバーになって、チームとしてひとつにまとまったと思う。ミスを犯すことを怖がらなくなったし、誰も邪魔をしない。自分で考えたことをきちんとやっていれば誰も怒らない。これでうまくいっているのだと思うんだ。

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『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト

タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC

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