【RJL2021】 第4節 試合結果!(4月3日・4日)

“Rainbow Six Japan League 2021”第4節の試合結果を掲載。
文:takatoko

公開日時:2021-04-07 10:30:00

サムネ

 NTTドコモが新たに設立したeスポーツリーグブランド“X-MOMENT”において、PC版『レインボーシックス シージ』の国内eスポーツ大会“Rainbow Six Japan League 2021(以下、RJL2021)”が、2021年3月13日より開催中。

 本稿では4月3日・4日に試合が開催された第4節の結果をお届けする。

第4節

■順位表(第4節終了時点)

順位04

第1試合

FAV Gaming 2-1 Guts Gaming

1マップ目:ヴィラ 7-5(Gutsピック)
2マップ目:海岸線 5-7(FAVピック)
3マップ目:クラブハウス

 APAC North Divisionに出場中の2チームによる試合は、合計36ラウンドと白熱した試合となった。FAV Gamingは前節のインタビューにて攻撃を課題と答えていたが、今節ではMONTAGNEを起点とした攻めを採用することで前線を素早く上げることに成功し、終盤の時間に余裕を作って堅実にラウンドを重ねる場面も見られた。また、防衛では同じ防衛拠点でもラウンドによってコンセプトに変化を加え、Guts Gamingは対応に苦しむ形となった。

 FAVは第1節目を落としてしまったものの、その後3連勝と好調。次節はいよいよ、首位のCYCLOPS athlete gamingとの試合。まだまだ、首位に返り咲くチャンスはある。一方、Gutsは1勝3敗と厳しいスタートとなった。しかし、敗北した試合のすべてで3マップ目に突入しているため、勝ち点としては6ポイント獲得できている。

第2試合

CYCLOPS athlete gaming 2-0 Sengoku Gaming

1マップ目:カフェ7-2(戦国ピック)
2マップ目:領事館 7-1(CAGピック)

 第3節まで両者3連勝と無敗のCYCLOPS athlete gamingとSengoku Gamingによる首位争いの試合。こちらのカードは昨年のJapan Champion Ship 2020では戦国が国内王者CAGに対してあと一歩というところまで追いつめていたこともあり、今試合で雪辱を果たせるのかに注目。

 しかし、結果は7-2、7-1とCAGが圧倒した試合展開に。各ラウンドの内容も終始CAGが圧倒しており、戦国としては自分たちが用意したことをまったくやらせてもらえなかった。CAGは国内では圧倒的なチームとなっており、今後この連勝をどこまで伸ばし続けることができるか注目だ。
 
 戦国は破れてしまったが、第4節終了時点ではAPAC North Division入れ替え戦への参加にもっとも近いチームとなっている。次節にはAPAC North Divisionに出場中のGuts Gamingとの一戦を控えており、APAC North Division出場を目指す戦国にとっては気の抜けない試合が続く。

第3試合

Crest Gaming Lst 2-1 REJECT

1マップ目:ヴィラ 6-8 (CGLピック)
2マップ目:山荘 7-4(REJECTピック)
3マップ目:領事館 7-5

 第1節のEVA:e戦では勝利したものの、以降は2連敗中で6位のREJECTと、3マップ目までは突入するもののあと一歩届かずいまだに勝利ができていない7位のCrest Gaming Lst(以下、CGL)による試合。

 1マップ目のヴィラでは、序盤のCGLによる素早い攻めにREJECTはラウンドを連取されるものの、リスクをとって攻めるCGLの動きに対して守りをうまく変更して対応。延長戦の末、1マップ目はREJECTが獲得した。2マップ目の山荘では前半戦を3-3で折り返すものの、REJECTはCGLの攻撃を止めることができず、7-4とCGLが獲得し、3マップ目に突入した。3マップ目の領事館では防衛不利と評価されているが、REJECTが防衛で4ラウンド獲得しREJECTペースで試合が進む。

 しかし、攻守交代後のCGLは防衛で3度のクラッチを成功させて流れをつかみ取り、CGLはRJLにおいて初勝利を収めた。順位の変動はないが、この結果によってCGLは勝ち点を増やすことに成功し、降格圏から抜け出せる可能性が出てきた。次節のEVA:e戦はCGLにとって逃したくない一戦となることは間違いない。

 REJECTは前節からクラッチを許してしまう場面が多い点は修正が必須といえるだろう。しかし、人数有利を生み出すことはできており、試合を優位に運べている。次節では課題となる最後の詰めをどのように修正してくるのかがポイントだ。

第4試合

EVA:e 2-1 NORTHEPTION

1マップ目:クラブハウス 1-7(NTHピック)
2マップ目:ヴィラ7-4(EVA:eピック)
3マップ目:海岸線7-5

 RJLにおいて勝ち点を取れずに苦戦しているEVA:eと、得意とするラッシュを軸にした攻撃に対策が取られ始めてきたNORTHEPTIONによる一戦。

 1マップ目のクラブハウスではNORTHEPTIONが防衛を6ラウンド連取に成功し、7-1で1マップ目を獲得した。しかし、2マップ目と3マップ目ではNORTHEPTION対策といえる防衛拠点に多くのガジェットを配置するEVA:eの防衛を攻略することができず、EVA:eは念願の初勝利を獲得。とくに2マップ目のヴィラにおいて、NORTHEPTIONの攻撃時に現地のガジェット破壊に苦戦し主導隊が停滞してしまうことも多かった。NORTHEPTIONは攻撃のラウンド取得率が下がりつつあるため、次節ではどのような変化を加えてくるのか楽しみである。

 EVA;eは今節より新たにアナリストとしてAr7hurコーチが加わった。徐々にチームとしての仕上がりが高まってきているEVA:eはスタートでは出遅れてしまったものの、ここから勝ち点を伸ばすことができるのか。

次節の見どころ

第5節の試合は以下の通りになっている。

■4月10日(土)
第1試合 EVA;e vs Crest Gaming Lst
第2試合 REJECTvs NORTHEPTION

■4月11日(日)
第3試合 FAV Gaming vs CYCLOPS athlete gaming
第4試合 Sengoku Gaming vs Guts Gaming

 第5節ではスタートは出遅れたものの勝ち点を延ばし続けて現在3位のFAV Gamingと、4連勝中の首位CYCLOPS athlete gamingによる一戦が行われる。この2チームによる試合はAPAC North Divisionにて1ヵ月前に行われ、7-3でCAGが勝利を収めている。1ヵ月ぶりとなるマッチアップ。現在勝ち点だけでなく勝ち点が同率の場合に比較される項目でも圧倒的なCAGに対して、首位を目指すFAVとしては負けられない一戦だ。また、降格となる下位3チームから逃れたいEVA:eとCrest Gaming Lstの一戦はどちらのチームにとっても重要な試合となる。

この記事の関連URL

この記事の個別URL

『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト

タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC

©2018 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.