準備、突入、制圧、3つのステップでわかりやすいシステム

公開日時:2015-11-06 12:00:00

 ドモー、BRZRKです。今回から『レインボーシックス シージ』の記事を担当させていただきますので、ひとつよろしくお願いします。ということで、今回からは実際のゲーム画像を踏まえて『レインボーシックス シージ』の魅力を微力ながらお伝えしていこうと思う。

 さて、『レインボーシックス』とは故トム・クランシー原作の小説をもとにゲーム化されたシリーズ作品だというのは読者ならば恐らくご存知だろう。世界中から選ばれた精鋭たちが集い、眼前に立ちはだかる脅威を倒していくというのはシリーズを通しての共通点であり、重要な『レインボーシックス』のコアのひとつとも言える部分だ。

 では、ほかにコアとなる要素は何があるかというと、筆者の頭の中に最初に浮かんだのが“準備”、“突入”、“制圧”という3つのステップで行われる、いかにも特殊部隊といった行動だろう。

準備

 これはゲームに限った話ではなく、実際の特殊部隊もそうなのだが、特殊な作戦を行う隊員(オペレーター)には命を落としてしまう大きなリスクがあるため、少しでも生還率を高めるために超綿密な準備をする。中でも重要なのがテロリストの人数や配置だけでなく、銃火器や爆発物での武装具合を調べたりする情報の取得だ。

 『レインボーシックス シージ』では、戦闘を行う前に、オペレーターそれぞれが遠隔操作可能な偵察用のドローンを使用し、敵状を探ることができる。このドローンを使用すると、バリケードの隙間からコッソリと占拠された建物や旅客機に侵入させることができ、外側から断片的にしか得られない情報を探ることが可能だ。

 敵状を探るときに重要となのが“敵の配置”、“トラップの有無”、“目標の位置”といった情報で、いざ突入するときに頭の中に“敵がいるであろう”位置が入っているか否かで生存率が大幅に変わり、大げさに言ってしまえばゲームの勝敗すらも大きく左右する。

 では、実際にドローンを使ってみるとどうなるのか、動画を用意したのでその目で見てもらえれば、上で説明した文の意味がわかるだろう。

 といった感じで、無策で敵陣へと飛び込む前に、ドローンを使って可能な限り情報を収集しよう。敵状がある程度把握できれば、自ずとつぎに起こす“突入”の成功率が大幅に変わり、ミッションを成功へと導きやすくなるはずだ。

突入

 情報収集により得られた情報をもとに行うのが“突入”だ。これは読んで字の如くであり、敵が占拠している構造物に対して進入を試みるというハイリスクなモーメントである。

 では、どうすればリスクを軽減し、突入することができるだろうか。それは“準備”で得た情報をもとに、下で箇条書きにしたポイントを念頭に情報を精査し、ローリスクな部屋を選定して突入しよう。

■突入位置の選定
・できるだけ敵がいない部屋(通路)に進入する
・敵がいたとしても少数
・鉄条網や爆薬といったトラップのない部屋を選ぶ
・できれば広く、適度に遮蔽物がある部屋

 敵がいる部屋というのは突入時に反撃されるリスクが生じてしまう。なので、敵がいない部屋(通路)か少人数の敵しかいない部屋(通路)に突入することで凶弾に倒れないようにすること。

 トラップにはプレイヤーの移動速度を大幅に低減させてしまう鉄条網や、一定の範囲内に接近すると爆発を起こすC4爆弾といったやっかいな物がある。意気揚々と突入したはいいが、C4が爆発したり、鉄条網でまごついているところを撃たれてしまうのは死活問題だ。死亡するにしてもカッコ悪さが際立っているので、こういった類のトラップは避けておくべきだろう。

 突入した部屋には、物音を聞きつけた敵が様子を見るべく集まってくることがある。当然、銃撃戦に発展するため、身を守れる遮蔽物の有無は生死を大きく分けるため、できれば何もない部屋は避けたい。部屋の広さに関しては、狭い場所に自爆攻撃を仕掛ける敵が突入してきた場合(テロハントモードにおいて)、回避が難しくなるため、余裕を持って迎撃するためにも狭い場所は避けるべきだろう。

 上記を踏まえた動画を“準備”と同様に用意したので、参考までに見ていただければ幸いだ

 ちなみに、本作のタイトルである“シージ”とは脆弱な部分を突く攻撃という意味を持っており、なかなか的を得たタイトル名だと筆者は思う。つまり、“情報”と“突入”こそが勝敗を左右すると言っても過言ではないのだ。

制圧

 制圧に関しては正直難度がもっとも高い工程だと言える。それは、突入方法、味方の配置、各オペレーターの装備状況にも左右されるため、一概にコレといった解が存在しないからだ。

 そこで、イメージしやすい方法を一例として挙げておこうと思う。

 敵がいる部屋のドアの入り口手前で閃光弾を室内に向けて投擲。閃光によって視界を奪われた敵は一定時間身動きが取れないので、このスキに室内へとオペレーターが突入し、敵を無力化する。

 といった感じなのだが、文章で書くと簡単に思えるかもしれないが、これがけっこう難しい。というのも、敵が1、2人程度ならまだましなのだが、それ以上だと閃光弾の効果時間が終わってしまい、倒しきれていない敵に反撃されるおそれがあるからだ。

 なので、理想としては単独での進入は極力避け、2人1組のツーマンセルか3人組で作戦行動を起こすといいだろう。

 ここでもとりあえずの参考として動画を用意したので、ご視聴あれ。

 制圧が完了したらつぎの部屋へ移動し、そこも制圧したらつぎの部屋へ……といった感じで少しずつクリアリングし、最終的に敵の脅威を排除するようにしよう。

 くどいようだが、正解が存在しないので、なんどもくり返しゲームをプレイすることで、体がその場その場での対応ができるようになるまで精進するしかないのだ。

 といった感じで今回の記事は終了とする。まだまだ企画もスタートしたばかりではあるが、『レインボーシックス シージ』は久しぶりのシリーズ作品ということもあり、本記事を見ながらイメージトレーニングでもして発売を待とう。

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『レインボーシックス シージ』ファミ通.com 特設サイト

タイトル:レインボーシックス シージ
メーカー:ユービーアイソフト
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC

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