特筆すべきはやはり美しいビジュアル。中世から1980年代になった各ステージは、いずれも見応えがあって変化を楽しみながら遊べました。難易度が5つもあり、やさしくすればめっちゃ平和にプレイ可能なのは好印象。どうしても行ったり来たりが多くなるため、乗り物はもっとスピードがあってもよかったかな。シンプルで取っ付きやすい反面、シリーズを遊んできた人には少し物足りなく感じるかも。

週刊ファミ通1825号より

シリーズの過去作と基本的なルールは同じではあるけれど、1980年代が舞台のレトロなムードと、景色がカラフルになったのが新鮮。いっしょに行動する仲間が加わるのも頼もしい。アニメ絵のカットシーンが挿入されるなど、ストーリー性がアップし、遊びやすくもなっている一方、やや簡素になった印象も。コンパクトなボリューム感もあって、シリーズの経験者だとちょっと物足りなさを覚えるかも。

週刊ファミ通1825号より

拠点を築き、襲い来る敵を退ける『Kingdom』シリーズの楽しさはそのままに、頼れる仲間が同行してくれるようになって、かなり遊びやすくなっています。引きの画面だとちびっ子たちの見分けがつきにくいのが惜しいけれど、ドットで描かれた1980年代のアメリカ風の背景が美しく、見惚れてしまいます。ストーリーモードはクリアーしやすい一方で、エンドレスモードは歯応えと中毒性がありますね。

週刊ファミ通1825号より

基本システムは『Kingdom：New Lands』と同じ。乗り物が馬から自転車へ、防壁がゴミ箱やカラーコーンへと、ゲームの舞台が中世から1980年代に変わったことでビジュアル面は彩りを増し、見た目が昇華した。さらに、章ごとに目的が設定されたのをはじめ、新アクションや難易度設定などの追加によって遊びやすさがアップした印象も。ただ、簡単なチュートリアルはあるけれど説明不足な面も目立つ。

週刊ファミ通1825号より