Cramped Room of Death(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
狭い場所で思うように長槍を振るえないシチュエーションをパズルに取り込んだ発想がユニーク。基本操作以外はいちいち解説してくれないため、自分でギミックの仕組みを把握する必要がありますが、むしろそこがおもしろいですね。ターン制なのでじっくり考えられるし、リスタートも容易で楽ちん。解法を見出した際の達成感もしっかり感じられると思います。お助け要素もあるので安心かな。
週刊ファミ通1808号より
ルーム内の敵を全部倒して扉を開けて出るだけと、ルールはシンプル。でも、スペースがないと手にした槍の向きを回転させられないのが肝で、狭いステージをどのような向きで進んでいくか、あれこれ悩まされるのがおもしろい。救済措置の仕様もナイス。1手戻す機能はあるのだが、アウトになったときはまた最初からとなり、いちばん戻したいときには使用できないのが少々もどかしい。
週刊ファミ通1808号より
部屋は狭いうえに、武器は取り回しにくい槍しかないというアイデアが大成功。2マスぶんの長さの槍が引っかからないよう向きを変えつつ、敵やギミックの対処方法を試行錯誤するのに燃えますね。お手上げだと思っても、ふとした拍子にルートを閃く瞬間がたまりません。稼いだコインでドアのカギを買えば、段階的に難度を下げられる配慮もいいですね。シンプルですぐにハマれて、しかも奥が深い良作。
週刊ファミ通1808号より
制限時間のない、じっくりと楽しめる思考型パズル。主人公が持つ、1マスぶん前方に伸びた槍が壁や障害物に引っかからないように、どうゴールへ進むか、どこで方向転換させるかを考える。さらに敵を倒す順番も重要で、まさに詰将棋のような醍醐味が味わえる。コインを集めれば、すべての敵を倒さずともゴールへ進められる救済措置はあるが、クリアー手順がわかるヒント機能があればなおうれしかった。
週刊ファミ通1808号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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