トランスポートフィーバー2(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
自分は都市開発に手を出せず、陸海空の輸送網のやりくりだけで発展させていくのがユニーク。年代ごとに多種多様な目的を掲げてくれるため、キャンペーンをひと通り遊ぶだけでも楽しいと思います。管理車両が増えると混乱してきますが、満足いく路線が完成したときはちょっとした達成感が味わえますね。マップエディターがあるので、やる気があればイチから望みの景観を作ってもいいね。
週刊ファミ通1798号より
輸送網を築くことで街を発展させるのは、達成感や喜びが味わえてやり甲斐があります。異なる時代や国を舞台にして、陸、海、空のいろいろな乗り物が登場するのも胸が弾む。細かな操作は試してみて覚えるような作りではあるけど、各要素についてのチュートリアルは丁寧。輸送網の建設に特化しているので複雑になりすぎず、経済の発展を見守りながらプレイするバランスがほどよくて○。
週刊ファミ通1798号より
物資や人の輸送のために必要な車両を用意したり、道路や線路で街と街をつないだりと、交通網を広げていく過程が楽しい。また、ズームインで見られる街並みや、行き交う人々が細かく描かれているのもいいですね。さまざまな時代や国を舞台にしたキャンペーンでは、クエスト形式で遊びかたを学んでいけますが、細かい操作の部分の解説や、建設・運営のノウハウなどを見返せる機能も欲しかったな。
週刊ファミ通1798号より
“都市作り”的な魅力もあるけれど、どちらかというと交通を整備して“物流”の最適化を楽しむような作品。19世紀中盤から近代まで順を追ってプレイするキャンペーンモードは、交通の変遷が味わえて勉強にもなる。交通模型のジオラマを作っている感覚に近く、難易度イージーならほぼ資金繰りを考えずに交通整備に専念できる。ただ、説明不足感や煩雑気味なUIなど、多少の遊びにくさを感じるのは残念。
週刊ファミ通1798号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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