アペリオン・サイバーストーム(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
キャンペーンモードはよくあるタイプの360°シューティング。序盤こそ大量の敵に押され気味になるが、自機のショットの強化で爽快感が味わえるように。マルチ対戦では、ルールやマップが豊富に用意され、長く楽しめます。おすそわけプレイ対応はうれしいが、ショットがスティックによる360°対応から、ボタン操作による基本4方向となり、狙った方向に撃ち分けにくくなるのは若干気になった。
週刊ファミ通1536号より
アビリティーをふたつセットでき、同時に発動すれば効果を重ねることも可能なシステムはおもしろみがある。アビリティーが発動している時間が短く、再び使えるようになるまでのクールタイムが長いため、使いどころを考える戦略性はあるが、一方で爽快感の乏しさも。マルチプレイを含め、遊びの幅の広さはいいね。Joy-Conを分けてのプレイだと、8方向にしか弾の狙いをつけられないのはやや難。
週刊ファミ通1536号より
全方位から迫り来る敵の大群を、アビリティーや高速ダッシュを駆使して切り抜けつつ、プチプチと潰していく満足感を得られます。火力が倍になる協力プレイではサクッと決着をつけられ、また違った体験ができるのもいい。対戦も含め、爽快感にやや欠ける印象。興味深いストーリーが伝わりにくいのも惜しい。暗い空間にネオンカラーが浮かび上がる映像や、曲のリズムと振動には脳がシビれました。
週刊ファミ通1536号より
フロアクリアー型のステージは、部屋自体がさほど広くなくてサクサク進み、快適。障害物を弾避けに活用した戦いかたや経験値による自機の強化、ステージに散りばめられた探索要素が、シューティングの緊張感と難度を和らげ、幅広い層が気軽に遊べる作りに。マップ機能がもう少し充実していればよかった。マルチプレイでは、売りである360°ショットが、Joy-Con横持ちで撃ちにくくなるのは残念。
週刊ファミ通1536号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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