スティクス:シャーズ・オブ・ダークネス(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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8

ゴブリンを主人公に抜擢した点がユニーク。弱いのですぐに死んでしまうけど、食べ物に毒を混ぜたり、分身を作り出して囮にするなど、ゴブリンならではの能力を駆使して狡猾に立ち回るのが楽しい。攻略ルートが複数用意され、自分の好きな方法を試せるところもグッド。オートセーブされる箇所が少なく、自分でこまめにセーブしないと、死んだときにかなり戻される場合がある点は気になりました。

週刊ファミ通1514号より

ジゴロ☆芦田
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8

主人公がゴブリンであることに加え、体を透明化したり、生成したクローンを操作して敵の目を欺くといったスキルが使えるのが一風変わっている。建物の梁の上や、狭い場所に潜り込んでの移動が可能など、さまざまなルートが隠されたマップ構造もおもしろみがある。ステルスに特化しており、戦闘になるとあっさりやられてしまって、トライ&エラーが多くなりがちなところは、ちょっともどかしさも感じた。

週刊ファミ通1514号より

くしだナム子
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8

非力な主人公ゆえ、ステルスの重要度が飛び抜けて高く、緊張感を生んでいます。飲み水に毒を盛ったり、クローンを囮にして突破するといったユニークな行動が豊富。敵の動きはワンパターンですが、罠を仕掛ける楽しみを提供。序盤から難しさを感じたものの、ミスしてもすぐ近くからリスタートできるなど、挫折しにくい作り。最大のポイントは、このダークヒーローを好きになれるかどうか、かな。

週刊ファミ通1514号より

卵を守る雨宮
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7

ステルスキル以外には敵を殺す手段が限られた、難度高めのステルス特化型作品。一本道に見えても、ベランダや屋根、縁の下など複数の侵入ルートが用意されており、スキル強化アイテムやポスターなどの収集要素とともに、探索欲を刺激する。ゲームオーバー演出もウィットに富んでいて楽しい。ひ弱なゴブリンという異色の主人公だからこそ、より感情移入させる物語なら、ノリノリで探索できたのだが。

週刊ファミ通1514号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.7

人間界で忌み嫌われるゴブリン族のスティクスとなり、暗殺や錬金術、クローン生成といった多彩なスキルを使いこなして、恐ろしい陰謀の核心に迫るステルスアクション。

発売日
2017年12月14日
価格
7,980 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
オーイズミ・アミュージオ
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