テイルズ オブ ベルセリア(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
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9

システムなどに革新的な要素こそないが、全体的にハイレベルに仕上げられて、ライト層からコアゲーマーまで楽しめる。登場キャラがみんな魅力的なうえに、チャットシステムの会話で人となりが掘り下げられるので、冒険を進めるほどに愛着が湧いていく。バトルは、“術技連携”で手軽にコンボがくり出せる点と、“ブレイクソウル”でソウルを使ったり、敵から奪い取るといったマネジメントがおもしろい。

週刊ファミ通1445号より

ジゴロ☆芦田
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9

ベルベットの生き様を描く物語には、心揺さぶられるものがあり、グイグイ引き込まれます。戦闘は、簡単操作で自由な連携をくり出せるのがよく、“術技”を自動で選んでくれるおまかせ機能もあり、幅広いプレイヤーに対応。カメラ視点が自由に動かせるようになり、見やすさが改善されているのもナイス。フィールドや街のあちこちに、アイテムや“ねこスピ”が落ちていて、探索で退屈しないのもいいね。

週刊ファミ通1445号より

くしだナム子
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8

各種システムの熟成がすばらしく、最高峰の完成度。情緒的な物語や演出、にぎやかな戦闘など、『テイルズ オブ』らしさが濃く打ち出され、どっぷり浸れました。異海探索などの遊び要素も◎。一方で、シリーズ21年目の新たな一歩で、PS4版もリリースされ、新しい『テイルズ オブ』への期待が大きいだけに、革新性も欲しかった。絵が魅力的なので、PS4ならではの表現力をもう少し感じられたら、とも。

週刊ファミ通1445号より

ブンブン丸
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9

ボタン配置やシステムの追加など、バトルに関する変更がかなり多く、最初は戸惑ったが、システムを理解できると爽快なコンボが決められるようになり、俄然楽しくなってくる。装備の強化やカスタムも多彩で、やり込み甲斐がありますな。カメラ視点を自由に動かせるのもうれしい。主人公の境遇と、まわりのキャラとの温度差に、若干の違和感を覚える場面もあったけど、これはこれでおもしろいか。

週刊ファミ通1445号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.7

シリーズ最新作は、3年前のある事件によって強い復讐心を抱くようになったベルベット・クラウと、理(ことわり)を重視する者たちとの対立を描く。システム面もさらに進化。

発売日
2016年8月18日
価格
8,200 円+税
ジャンル
RPG
メーカー
バンダイナムコエンターテインメント
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