
エレクトロニック・アーツより2025年10月10日(金)発売予定の『バトルフィールド6』(以下、『BF6』)。シリーズ最新作となる本作は、8月に実施されたオープンベータで盛り上がりを見せ、発売を間近に控えたいま、多くのプレイヤーから注目を集めている。
そんな『BF6』では、シングルプレイのキャンペーンモードも復活するということで、気になっている人は多いだろう。キャンペーンモードの一部ミッションを先行プレイする機会を得たので、その内容をお届けする。
なお、本作の対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC。
そんな『BF6』では、シングルプレイのキャンペーンモードも復活するということで、気になっている人は多いだろう。キャンペーンモードの一部ミッションを先行プレイする機会を得たので、その内容をお届けする。
なお、本作の対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC。
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ミッション3:銃弾、ロケット弾の雨が容赦なく降り注ぐ緊迫の市街地戦
『BF6』キャンペーンモードの舞台となるのは、ヨーロッパを中心とした軍事同盟のNATOが混乱状態にある2027年の架空の現代。この混乱に乗じて勢力を拡大している民間軍事企業“Pax Armata(パックスアルマータ)”の野望を阻止するため、プレイヤーは海兵隊の精鋭部隊“Dagger13(ダガー・ワン・スリー)”のメンバーを操作し、戦いの最前線へと赴くこととなる。なお、先行プレイでは数あるミッションの中で、ミッション3、5、8の3つの任務を体験することができた。
まずはジブラルタルでの戦闘が描かれるミッション3だが、ここではスタートから水陸両用の装甲車両に搭乗し、海側から敵基地を強襲するダイナミックな上陸作戦が展開。装甲車が海を走行し、敵の砲撃や機雷を搔い潜りながら上陸する様子は、プレイが始まったばかりにもかかわらず戦争映画を観ているかのような臨場感が味わえた。プレイヤーは砲手として敵基地を攻撃でき、砲撃で敵兵もろとも遮蔽物や建造物が吹き飛ばせたりと、BFらしい環境破壊を存分に楽しめるため、爽快感も抜群だ。
まずはジブラルタルでの戦闘が描かれるミッション3だが、ここではスタートから水陸両用の装甲車両に搭乗し、海側から敵基地を強襲するダイナミックな上陸作戦が展開。装甲車が海を走行し、敵の砲撃や機雷を搔い潜りながら上陸する様子は、プレイが始まったばかりにもかかわらず戦争映画を観ているかのような臨場感が味わえた。プレイヤーは砲手として敵基地を攻撃でき、砲撃で敵兵もろとも遮蔽物や建造物が吹き飛ばせたりと、BFらしい環境破壊を存分に楽しめるため、爽快感も抜群だ。
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上陸に成功すると、続いては車両を降りての市街地戦へと移行。プレイヤーはミッションごとにDagger13メンバーのいずれかを操作するのだが、本ミッションでは工兵の“マーフィー”で戦うことになる。そんな市街地戦は先ほどまでの機甲戦とは打って変わり、敵の銃弾、ロケット弾が矢継ぎ早に飛んでくる大激戦。多少の被弾はものともしない装甲車とは異なり、生身の身体だと少しの油断でハチの巣にされてしまうため、一気に緊張感が増してくる。
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そして、部隊に与えられる目標は装甲車両の護衛。高火力の装甲車は、遮蔽物が多い市街地では頼りになる存在だが、それゆえに敵からも集中的に狙われ、定期的に修理してあげなければスクラップにされてしまう。そこで出番となるのが、“工兵”であるマーフィー(プレイヤー)の存在だ。工兵はビークルなどを修理できる修理ツールを装備しているため、目標達成には戦うだけでなく定期的に車両を修理したりと、プレイヤーの立ち回りがとても重要になってくる。
なお、今回プレイした3つのミッションには、それぞれクリアーするまでさまざまな目標が用意されているのだが、そのどれもがプレイヤーの操作するキャラクターの兵科とマッチしており、各兵科の特徴や立ち回りを学ぶ上で非常にためになる内容となっている。シリーズ未経験の人は、キャンペーンモードからプレイしてみるのもいいかもしれない。
なお、今回プレイした3つのミッションには、それぞれクリアーするまでさまざまな目標が用意されているのだが、そのどれもがプレイヤーの操作するキャラクターの兵科とマッチしており、各兵科の特徴や立ち回りを学ぶ上で非常にためになる内容となっている。シリーズ未経験の人は、キャンペーンモードからプレイしてみるのもいいかもしれない。
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ミッションの後半では、敵が占拠する市役所へと攻撃を仕掛けるのだが、ここではプレイヤーがどの方向から進んで行くかで戦いかたが変わってくるのが特徴的だ。ちなみに、筆者は中央に飛び出して四方から攻撃を受けている部隊の仲間を尻目に、建物がある東側から進んで行ったのだが、屋内に潜んでいた敵に返り討ちにされるというひどい目に合った。
いっぽう、建物の屋上には砲台が設置されており、高所から一方的に砲撃することが可能。向かい側から味方を攻撃する数多の敵兵を建物ごと木っ端みじんにすることができ、これまで激戦続きだったこともあって大きなカタルシスを得られた。砲撃で敵を蹂躙したい場合は、ぜひ東側からのルートをおすすめしたい。
いっぽう、建物の屋上には砲台が設置されており、高所から一方的に砲撃することが可能。向かい側から味方を攻撃する数多の敵兵を建物ごと木っ端みじんにすることができ、これまで激戦続きだったこともあって大きなカタルシスを得られた。砲撃で敵を蹂躙したい場合は、ぜひ東側からのルートをおすすめしたい。
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ミッション5:夜のニューヨークが戦場に! 恐怖すら覚える夜襲作戦
ミッション3が市街地戦だったのに対し、ミッション5は夜のニューヨークが舞台。操作する突撃兵の“カーター”は部隊のリーダーで、ナイトビジョン(暗視ゴーグル)を装備しているため、肉眼と切り替えながら屋内に潜む敵と戦うことができる。メインウェポンにも暗視スコープが付いており、まさに夜戦仕様だ。
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ミッションの前半は狭く暗い建物内を上り下りする必要があり、前回のミッションとはまた違った緊張感が味わえる。建物内の壁は壊すことができるので、正攻法で扉から侵入するか、壁をぶち破って敵を殲滅するかはプレイヤーの判断次第だ。さらに、建物の屋上へ出るとロケットランチャーを持った敵も待ち構えており、アメリカの閑静な住宅街が、戦場に一変する非現実を思う存分体験できる。
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なお、キャンペーンでは“スクワッドオーダー”という指示を部隊メンバーに出すことができ、たとえば“破壊”のオーダーで工兵のマーフィーがRPGを撃ち込んでくれる。ほかにも、ミッション3では建物の中からこちらを狙う敵をマーキングしてくれる"偵察"のオーダーが有効だったり、攻略に欠かせない要素となっているので、積極的に使っていくといいだろう。オーダーで苦境を切り抜けられると連帯感が感じられ、サポートしてくれる部隊のメンバーに対して親近感もわいてくるはずだ。
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夜の街での死闘が描かれるミッション5だが、後半になると地下での戦闘に移行。トラップが仕掛けられていたりと、相変わらず閉所で暗く気が抜けない展開が続き、途中からは地下道での追走劇、そして最後は鉄橋での戦闘と状況が目まぐるしく変化していく。なかでも鉄橋での戦闘は、崩れかけの橋の上で撃ち合うというだけでもかなりの恐怖体験だが、そのうえ大破した電車伝いに橋を移動しなければならない。どこから敵が攻撃を仕掛けてくるのか、橋から落ちないか、そもそも正しいルートを進めているのかなど、プレイ中はつねに不安に支配され、とてもスリリングなミッションとなっていた。
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ミッション8:広大かつ自由度が高いマップでドローンが大活躍
先行プレイ最後となるミッション8は、タジキスタンの広大な大地。これまでのふたつのミッションは、目標までの進行ルートがある程度決まっていたが、ミッション8は非常に広く、複数ある目標を破壊する順番や進行ルートなど、プレイヤーが自由に決めることが可能だ。マップの各所にはさまざまな武器やガジェット、ビークルなどが置かれているため、探索するだけでも楽しめるミッションとなっている。
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そんなミッション8で操作することになるのは、斥候兵の“ゲッコー”。彼女のメインウェポンはスナイパーライフルのため、ひらけた大型マップにはうってつけの存在だ。
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また、初期装備のガジェットであるドローンは、上空から発見した敵兵をマーキングできるほか、真下へ爆撃もできたりと非常に強力。気付かれることなく敵拠点に近づくことができれば、物陰に隠れてドローンを飛ばし、爆撃で目標や敵車両を鉄くずにすることだってできてしまう。しかも、ドローンは破壊されても一定時間が経つと補充されるので、本ミッションではぜひ積極的に使ってもらいたい。一度使ったら病みつきになってしまうはずだ。
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ミッションが後半に差し掛かると巨大なダムでの戦闘に移行するのだが、ここでは敵が入り組んだ地形を利用して待ち構えていたり、戦闘車両を大量投入してきたりと容赦ない攻撃が続く。そして、おそらく大方の人が予想している通り、最後はダムがぶっ壊されてしまうのだが、ラストのムービーは先行プレイの中でもっとも印象深いド派手なものとなっていた。その内容に関しては、ぜひ自身の目で確かめてほしい。
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三者三様の面白さを提供してくれたシングルプレイ
シングルプレイ(キャンペーン)の先行プレイとして3つのミッションをプレイできたが、市街地戦のミッション3、夜戦のミッション5、自由度が高いミッション8と、同じFPSでありながら異なるプレイ体験を味わえたのがとくに印象的だった。製品版では、そんなミッションが9つも用意されているとのことで、リリースされたらほかのミッションもいち早くプレイしたいところだ。
また、3つのミッションとストーリー通して、Dagger13のメンバーに好感を持てたのも非常によかった。とくに筆者は救護兵の“ロペス”に何度も助けられたのだが、救援を頼めば火の海の中でも除細動器をスリスリしながら駆け付けてくれる姿が頼もしくてしかたがなかった。残念ながら、今回の先行プレイではロペスを操作できなかったので、製品版では彼を操作できることを願いたい。
また、3つのミッションとストーリー通して、Dagger13のメンバーに好感を持てたのも非常によかった。とくに筆者は救護兵の“ロペス”に何度も助けられたのだが、救援を頼めば火の海の中でも除細動器をスリスリしながら駆け付けてくれる姿が頼もしくてしかたがなかった。残念ながら、今回の先行プレイではロペスを操作できなかったので、製品版では彼を操作できることを願いたい。
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なお、2025年9月25日~28日に開催される"東京ゲームショウ2025"(TGS2025)(25日、26日はビジネスデー)では、今回紹介したミッション3の一部がプレイできるとのこと。現地に行かれる方は、ぜひ『BF』最新作のキャンペーンを体験してみてほしい。