
2025年6月に行われた“Xbox Games Showcase”にて発表された、Wishfullyの『プラネット・オブ・ラーナ』続編『PLANET OF LANA II CHILDREN OF THE LEAF』(プラネット・オブ・ラーナ2)のハンズオンセッションが、8月20日からドイツ・ケルンにて開催されているgamescomで行われた。
『プラネット・オブ・ラーナ』は主人公のラナが黒猫のような生き物ムイといっしょに冒険をする、横スクロール型のパズル・アドベンチャー。ぬくもりのある2Dのグラフィックと、ボイスはほとんどなくてもキャラクターの動きで感じ取れるストーリーと、見た目に反してかなり歯ごたえのあるパズルを楽しめるのが魅力。あとなんといってもムイがかわいい。
『プラネット・オブ・ラーナ2』でもムイのかわいさは健在なのか。ハンズオンセッションで明らかになったゲームの内容をご紹介していく。
『プラネット・オブ・ラーナ』は主人公のラナが黒猫のような生き物ムイといっしょに冒険をする、横スクロール型のパズル・アドベンチャー。ぬくもりのある2Dのグラフィックと、ボイスはほとんどなくてもキャラクターの動きで感じ取れるストーリーと、見た目に反してかなり歯ごたえのあるパズルを楽しめるのが魅力。あとなんといってもムイがかわいい。
『プラネット・オブ・ラーナ2』でもムイのかわいさは健在なのか。ハンズオンセッションで明らかになったゲームの内容をご紹介していく。
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ムイはやっぱりかわいかった
冒頭のプレゼンによると、『プラネット・オブ・ラーナ2』は前作から時間が経った世界で、惑星ノヴォの人々は新しい先進技術を手に入れてさまざまな形で利用しているのだそう。台頭してきた部族、“ディインガラ(Dyingala)族”がその技術を使い、惑星の天然資源を搾取しているらしい。
採掘作業の最中、ラナの姪アヌワが銃撃に巻き込まれ、昏睡状態に陥ってしまう。そこでラナとヌイは再び冒険に出ることになった。今回は機械だけでなく人間も脅威に。冒険を進めるうちにさまざまな秘密が明らかになっていき、やがてディインガラ族の真の目的も知ることになる。
今回試遊できたデモでは、森や雪山、水中の世界、ディインガラの牢獄といったステージが確認できた。本作でもプレイアブルキャラをラナとムイで切り替えながら操作するのは変わらない。ムイがついてこれるようにラナを操作し、ムイしかいけないところはムイで操作し、ラナを通れるようにパズルを解くというのが基本。ラナとムイの絆が強くなったことで、今作ではムイを画面のどこへでも差し向けられるようになった。
ボタンを押すとラナが「ムイ」と呼んで、近くに寄ってくる。ムイはラナより俊敏なので、ラナがせっせと登った山の上なんかもぴょーんとジャンプしてやってくるが、もし近くに来ない場合は何らかのギミックが邪魔している可能性があるのでギミックを解く必要がある。
採掘作業の最中、ラナの姪アヌワが銃撃に巻き込まれ、昏睡状態に陥ってしまう。そこでラナとヌイは再び冒険に出ることになった。今回は機械だけでなく人間も脅威に。冒険を進めるうちにさまざまな秘密が明らかになっていき、やがてディインガラ族の真の目的も知ることになる。
今回試遊できたデモでは、森や雪山、水中の世界、ディインガラの牢獄といったステージが確認できた。本作でもプレイアブルキャラをラナとムイで切り替えながら操作するのは変わらない。ムイがついてこれるようにラナを操作し、ムイしかいけないところはムイで操作し、ラナを通れるようにパズルを解くというのが基本。ラナとムイの絆が強くなったことで、今作ではムイを画面のどこへでも差し向けられるようになった。
ボタンを押すとラナが「ムイ」と呼んで、近くに寄ってくる。ムイはラナより俊敏なので、ラナがせっせと登った山の上なんかもぴょーんとジャンプしてやってくるが、もし近くに来ない場合は何らかのギミックが邪魔している可能性があるのでギミックを解く必要がある。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/50392/a37c76a16e6b5fcc37ba66ea5e67f6269.jpg?x=767)
まずは雪山。このステージでは、ラナは強風で吹き飛ばされて崖から落ちてしまうので、風が止まったタイミングでダッシュしたり、岩の陰に隠れてかがんだりしながら右へ右へと進んでいく。途中には、何者か(ディインガラ族なのか?)が監視しているレーダーもあり、当たらないように雪の塊の中に身を隠しながらタイミングを見計らって進んでいく。基本的にはステルスゲームだ。
今作はラナが俊敏になっており、走る速度が上がり、走りながらスライディングしたり、壁を駆け上がったりといったアクションが可能。ちなみに、アクションが苦手な筆者は、この時点でけっこう歯ごたえを感じた。タイミングよく操作を切り変えるのって難しい!
今作はラナが俊敏になっており、走る速度が上がり、走りながらスライディングしたり、壁を駆け上がったりといったアクションが可能。ちなみに、アクションが苦手な筆者は、この時点でけっこう歯ごたえを感じた。タイミングよく操作を切り変えるのって難しい!
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/50392/a56034572f5c48e3b29d56960098deae5.jpg?x=767)
また、今作からはムイの催眠能力も進化しており、飛行生物や、ラナが入れない狭い場所に入れる小さな魚など、さまざまな生物を操れるようになっている。
森の中のステージでは、水を飲むことによって大きく膨らむ飛行生物を操って行き来させ、植物に水をかける。すると植物がにょきにょきと大きくなる。それを足場に先へ進むというコミカルなギミックを体験できた。
それにしても、相変わらずグラフィックが美しい。謎解きなんてさせないで、頭からっぽな状態で好きなだけこの世界を歩かせてくれ! と思ってしまうがそうはいかない。こうしてる間にも姪っ子はピンチなのだから。
森の中のステージでは、水を飲むことによって大きく膨らむ飛行生物を操って行き来させ、植物に水をかける。すると植物がにょきにょきと大きくなる。それを足場に先へ進むというコミカルなギミックを体験できた。
それにしても、相変わらずグラフィックが美しい。謎解きなんてさせないで、頭からっぽな状態で好きなだけこの世界を歩かせてくれ! と思ってしまうがそうはいかない。こうしてる間にも姪っ子はピンチなのだから。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/50392/a3649d1e0eb0cacd8d81b0bfcc2aa16a6.jpg?x=767)
水の中のステージでは、時間が経つと息が尽きてしまうので、植物から出る酸素を補給しながら泳いでいく必要がある。ここでもムイに小さな魚を操ってもらい、イカスミのようなものを巻き散らすことでサメの視界からラナの身を隠して進めるといったゲームを体験できた。
そんな頼りになるムイにも脅威の手が伸びる――。
そんな頼りになるムイにも脅威の手が伸びる――。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/50392/adbc2ae43a9f666805650723dc368b90f.jpg?x=767)
とてもきれいなイラストだが、ディインガラ族は何やらムイを捕まえようとしているらしい。限られた時間でのデモプレイの中でストーリーは読み取れなかったが、このあたりも気になるところだ。
囚われたムイのそばには機械があり、青、紫、緑の光が点滅している。これに従って順番通りにボタンを押していくパズルだ。ボタンを押すと音が鳴るのでちょっとした音ゲー風だが、タイミングはそこまでシビアではないとのこと。無事パズルを解いてムイを解放させて、ふたりで脱出を目指す。
ラナとふたりなら脱出も余裕! と、言いたいところだが、このステージはけっこう難しい。
ムイには今作からジャミング能力が追加され、機械を一時的に停止させることができる。機械をダウンさせ、その隙にラナが駆け寄り機械をハッキングして制御、といった流れでパズルを解くのだが、頻繁にラナとムイを切り替える必要がある。ガーっとプレイしたいせっかちな人は注意。焦らずひとつずつ丁寧にクリアーしていこう。
囚われたムイのそばには機械があり、青、紫、緑の光が点滅している。これに従って順番通りにボタンを押していくパズルだ。ボタンを押すと音が鳴るのでちょっとした音ゲー風だが、タイミングはそこまでシビアではないとのこと。無事パズルを解いてムイを解放させて、ふたりで脱出を目指す。
ラナとふたりなら脱出も余裕! と、言いたいところだが、このステージはけっこう難しい。
ムイには今作からジャミング能力が追加され、機械を一時的に停止させることができる。機械をダウンさせ、その隙にラナが駆け寄り機械をハッキングして制御、といった流れでパズルを解くのだが、頻繁にラナとムイを切り替える必要がある。ガーっとプレイしたいせっかちな人は注意。焦らずひとつずつ丁寧にクリアーしていこう。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/50392/a2212c0f20de57b46beb27bd2d352079f.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/50392/a138b7947ef037f0e324828499094d217.jpg?x=767)
繰り返しになるが、本作はけっこう歯ごたえのあるゲームだ。まず、ムイを指示するなどの操作があるので使用するボタンも多い。最初は操作を確認しながらギミックも理解しないといけないので、頭がこんがらがりそうになる。だけどそのぶんクリアーしたときの達成感はひとしお。
何よりも魅力的なのはこの世界観だろう。スクリーンショットのグラフィックからでも十分に伝わるかもしれないが、じっさいプレイをするとキャラクターも細かく動き、とても丁寧に作られていることがわかる。そして今作も『人喰いの大鷲トリコ』を手掛けた古川毅氏が音楽を担当しており、没入感をいっそう高めてくれる。横スクロールの2Dの世界でここまで没入できる世界を演出できるのはさすがとしか言いようがない。
個人的には、ほとんどボイスがない本作の中で、ラナの「ムイ」と呼ぶボイスがとても心に刺さる。ムイがかわいいのはもちろん、ラナがしゃがんでボタンを押すとムイを撫でることもできて、これだけでふたりが信頼しあっている相棒であることが伝わってくるのでジンとしてしまう。じっさい前作よりもふたりの絆は強くなったとのことで、ふたりが連携する場面が増えたという。ゲーム全体の想定プレイ時間も8~10時間ということで、前作よりボリュームアップしているそう。
『プラネット・オブ・ラーナ2』は2026年発売予定。プラットフォームはNintendo Switch/プレイステーション5(PS5)/プレイステーション4(PS4)/Xbox/Steam。気になる方はぜひ続報を待とう。
何よりも魅力的なのはこの世界観だろう。スクリーンショットのグラフィックからでも十分に伝わるかもしれないが、じっさいプレイをするとキャラクターも細かく動き、とても丁寧に作られていることがわかる。そして今作も『人喰いの大鷲トリコ』を手掛けた古川毅氏が音楽を担当しており、没入感をいっそう高めてくれる。横スクロールの2Dの世界でここまで没入できる世界を演出できるのはさすがとしか言いようがない。
個人的には、ほとんどボイスがない本作の中で、ラナの「ムイ」と呼ぶボイスがとても心に刺さる。ムイがかわいいのはもちろん、ラナがしゃがんでボタンを押すとムイを撫でることもできて、これだけでふたりが信頼しあっている相棒であることが伝わってくるのでジンとしてしまう。じっさい前作よりもふたりの絆は強くなったとのことで、ふたりが連携する場面が増えたという。ゲーム全体の想定プレイ時間も8~10時間ということで、前作よりボリュームアップしているそう。
『プラネット・オブ・ラーナ2』は2026年発売予定。プラットフォームはNintendo Switch/プレイステーション5(PS5)/プレイステーション4(PS4)/Xbox/Steam。気になる方はぜひ続報を待とう。