
80年代に一大ムーブメントを巻き起こした『パックマン』。その45周年を記念した作品が、探索型2Dアクション×ダーク×パックマンをテーマとしたアクションゲーム『Shadow Labyrinth』(シャドウラビリンス)だ。
『Shadow Labyrinth』はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam)用で、発売日は2025年7月17日(※)。
※Steam版の発売日は7月18日。『Shadow Labyrinth』はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam)用で、発売日は2025年7月17日(※)。
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今回、ファミ通.comは本作を世界最速で試遊する機会をいただいた。バトルの詳細やステージ探索など実際に触れてわかった要素をチェックしていこう。
剣士状態でのテクニカルなバトル、GAIAへ変身後のパワフルな攻撃が爽快
レビューの前に、まず世界観について紹介しよう。本作の舞台は、過去の戦争の遺物が残る荒廃した惑星。そこで、謎の黄色い球体PUCK(パック)に“8番目の適合者”として召喚されたのが主人公だ。
洞窟や荒野などの過酷なステージの数々で、主人公は生き延びるために敵を食らい、PUCKに導かれるままに謎の巨大な塔を目指していく。果たしてPUCKの目的は。そして、主人公が戦っている敵とは何者なのか……。
洞窟や荒野などの過酷なステージの数々で、主人公は生き延びるために敵を食らい、PUCKに導かれるままに謎の巨大な塔を目指していく。果たしてPUCKの目的は。そして、主人公が戦っている敵とは何者なのか……。
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本作のおもしろいところは、これまでのシリーズでは追われる側だったパックマンが、捕食する側になっている点。通常、パックマンはゲーム開始時に左を向いているのだが、ロゴにあしらわれた姿では右を向いている。
以前行った開発者インタビューで、プロデューサーの相澤誠吾氏が「いままで逃げる側であったパックマンが、本作では食べる側になっているという意味合い」を込めたと語っているところからも、開発チームのこだわりがうかがえる。
さて、ここからは本作を試遊したインプレッションをつづっていこう。ワクワクしてゲームを立ち上げると、メニュー画面のBGMはなんとジャズ。ムーディーな雰囲気を楽しみつつ探索スタート!
本作には剣士、ミニパック、GAIAの3つの形態が存在するのだが、最初は基本となる剣士状態である。剣士は通常攻撃、ジャンプ、回避、ESPゲージを使って放つ特殊技などのアクションが使用できるテクニカルな形態だ。
以前行った開発者インタビューで、プロデューサーの相澤誠吾氏が「いままで逃げる側であったパックマンが、本作では食べる側になっているという意味合い」を込めたと語っているところからも、開発チームのこだわりがうかがえる。
さて、ここからは本作を試遊したインプレッションをつづっていこう。ワクワクしてゲームを立ち上げると、メニュー画面のBGMはなんとジャズ。ムーディーな雰囲気を楽しみつつ探索スタート!
本作には剣士、ミニパック、GAIAの3つの形態が存在するのだが、最初は基本となる剣士状態である。剣士は通常攻撃、ジャンプ、回避、ESPゲージを使って放つ特殊技などのアクションが使用できるテクニカルな形態だ。
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敵を倒すと、黄金に輝く“オーラ”が手に入った。オーラはいわゆるお金のようなもので、道中のセーブポイントで使用すると主人公の武器を強化できる。また、本作ならではのアクションである捕食攻撃は、剣士状態で行うことでGAIAエネルギーを補充でき、GAIA状態では試遊時点で効果が不明な何らかの素材を入手可能だった。
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探索も2Dアクションの醍醐味ということで、つぎにACTIVショットを使って空中のアンカーポイントを伝い、ステージの高所まで登ってみた。すると、天井にレーンを発見。ジャンプして飛び移ると、自動的にミニパック形態に移行し、ドット状のオーラを食べながら移動することができた。
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そのまま探索を続けていくと広い空間へ出て、中ボスのヴァルカンサス戦に突入。連続する引っかき攻撃や広範囲に及ぶ叩きつけ攻撃が特徴で、後方に退避しようとすると画面端に追いやられやすかった。特殊技の“ESPプロテクション”(防御)が有効なようで、防御で攻撃をしのぎつつ隙をうかがって反撃し、撃破した。
ちなみに、筆者はESPプロテクションを多用していたが、こちらを“パリィ”に切り替えることも可能。パリィは赤いシグナルを発する敵の攻撃を弾くことができ、タイミング次第で相手をよろめかせられる。よろめき状態の敵には大ダメージを与えられるため、積極的に狙っていきたい。
ちなみに、筆者はESPプロテクションを多用していたが、こちらを“パリィ”に切り替えることも可能。パリィは赤いシグナルを発する敵の攻撃を弾くことができ、タイミング次第で相手をよろめかせられる。よろめき状態の敵には大ダメージを与えられるため、積極的に狙っていきたい。
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中ボス撃破後にしばらくステージを行くと、ローブを着た謎の人物が登場。意味深な発言とPUCKが驚く演出があり、この世界の謎が深まった。また、この人物は“ESPブラスト”という前方にエネルギー波を放つ技を授けてくれるのだが、これが非常に有用。弱いモンスターを一掃したり、敵との間合いを取りつつ戦う際に使用できたりと、とにかく使い勝手がよかった。
さらに進むと、今度は退路を塞がれ、人型の敵がつぎつぎに現れる難所にさしかかる。敵に囲まれて慌てたものの、ジャンプや回避、ESPブラストでこの局面を切り抜けた。なお、回復アイテムは手持ちでひとつのみ。ミニパック形態でギミックステージを攻略すると増やすことができた。
さらに進むと、今度は退路を塞がれ、人型の敵がつぎつぎに現れる難所にさしかかる。敵に囲まれて慌てたものの、ジャンプや回避、ESPブラストでこの局面を切り抜けた。なお、回復アイテムは手持ちでひとつのみ。ミニパック形態でギミックステージを攻略すると増やすことができた。
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ほどなくして、ボスのプレジオダイト戦へ。画面の半分を埋め尽くすほどの巨体から、溶岩を使った連撃、長い角の突き刺し攻撃、特大ビームといった広範囲の技をくり出す強敵だ。
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ボス戦で有効なのが3つ目の形態であるGAIAである。PUCKが主人公を飲み込む演出のあとにふたりがメカに変身。この形態中は無敵状態となるため、DPゲージが続く限り体力を気にせず敵にダメージを与えられる。
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GAIA状態で敵の体力をゴリゴリと削るのは、じつに爽快! ボスの体力が残り1/3程度になったところでDPゲージが切れて剣士形態に戻ってしまったが、その後も通常攻撃を続けていると敵がスタンし、一気にケリをつけられた。
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ボスが倒れると画面が切り替わり、主人公とPUCKが融合したのちに口からダークなパックマンが出現。目の前に横たわるボスの巨体をむしゃむしゃと捕食するシーンが映し出された。なるほど、これが『Shadow Labyrinth』か……。
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この捕食では、GAIA状態で放つ“Dフィールドキャノン”という強力なビーム技を習得。覚えたばかりのこの技で壁を破壊し、先へ進むことができた。おそらく、本作では敵を食らうことで新たな能力を手に入れ、それを使ってまだ見ぬ強敵を撃破したり、ステージを踏破したりしていくのだろう。
壁を壊した先は、新たなステージに繋がっていた。こちらは打って変わって薄暗い洞窟で、往年のアクションゲーム『ディグダグ』のプーカァやファイガーを彷彿とさせる敵の姿を確認できた。
壁を壊した先は、新たなステージに繋がっていた。こちらは打って変わって薄暗い洞窟で、往年のアクションゲーム『ディグダグ』のプーカァやファイガーを彷彿とさせる敵の姿を確認できた。
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これらの敵には通常攻撃ではダメージを与えられない。ここでは攻略法を明記しないので、試行錯誤して見つけてほしい。
今回の試遊では、剣士とPUCKを切り替えて進む本作ならではのダンジョン探索、圧倒的なパワーで劣勢も覆すGAIA形態、ファンの心をくすぐる別IPのキャラクターたちなど、その魅力を十分に堪能できた。
この夏は『Shadow Labyrinth』のダンジョンを隅々まで探索し、ダークな世界の謎を解き明かしてみてはいかがだろうか。
今回の試遊では、剣士とPUCKを切り替えて進む本作ならではのダンジョン探索、圧倒的なパワーで劣勢も覆すGAIA形態、ファンの心をくすぐる別IPのキャラクターたちなど、その魅力を十分に堪能できた。
この夏は『Shadow Labyrinth』のダンジョンを隅々まで探索し、ダークな世界の謎を解き明かしてみてはいかがだろうか。