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『Drag x Drive』体験版レビュー。激しいマウス操作で腕パンパン。楽しいパーティーゲームかと思ったらストイックなガチスポーツだった

byバーボン津川

『Drag x Drive』体験版レビュー。激しいマウス操作で腕パンパン。楽しいパーティーゲームかと思ったらストイックなガチスポーツだった
 2025年8月14日に発売予定のNintendo Switch 2用ソフト『Drag x Drive』。ダウンロード専売で、価格は1980円[税込]。

 8月9日~11日に開催される
『Drag x Drive オンライン体験会 Global Jam』に先駆けて、メディア向けのオンライン体験会が実施されたので、実際に遊んでみた率直な感想をお届けしよう。
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すぐに操作が手になじむ、直感的でわかりやすい作り

 『Drag x Drive』では2本のJoy-Con 2のマウス機能を使用する。最大3対3バスケットボールの試合が楽しめるスポーツゲームだ。操作するのは車いすのような“ビークル”に乗ったキャラクター。プレイヤーはJoy-Con 2を両手で持ち、マウスのように動かしてこのキャラを操作していく。
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プレイする筆者。ここから2時間ほど遊んだところ、腕の筋肉が……。
 左右の車輪とJoy-Con 2が連動。車いすを漕ぐように、前に動かせば前進、後ろに動かせばバックできるほか、左右のJoy-Con 2を動かす方向を逆にすればその場で旋回することも可能となっている。

 カーブをするときはややコツが必要で、たとえば左に曲がりたいときは右手だけ長めにすべらせればオーケー。と言っても、基本となる操作は直感的でわかりやすく、ゲームをプレイしていくと自然と手に操作がなじんでいった。
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チュートリアルは視覚的にもわかりやすい作り。これなら小さな子どもでもすぐに理解できそう。
 シュートは、片手を持ち上げて軽く振り下ろす動作でくり出せる。遊ぶ前は、「シュートを決めるのが難しそう」という印象を抱いていたが、実際にやってみるとこれまたシンプルでわかりやすい作りだった。

 Joy-Con 2を持ち上あげるとキャラクターがボールを持って振りかぶるモーションになり、一定時間後に“カチッ”という音がするので、それを合図に手を振り下ろすだけ。キャラクターの向きをゴールがある方向に合わせる必要があるが、複雑な操作は必要とせず、こちらもすぐに慣れることができた。
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キャラクターの向きやゴールまでの距離などがシュート成功率に影響する模様。
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L+Rボタンで近くの仲間にパス、敵にタックルしてボールを落とさせるといったアクションが用意されている。

トリックを決めるのは激ムズ。だからこそ挑戦したくなる!

 そして、ほかメディアの人たちといっしょにオンライン対戦会に参加した。2時間ほどの試遊時間だったが、編集者のつくね伯爵とともにワイワイと夢中になってプレイ。
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ひとりでの練習では簡単に決まっていたシュートも、構えている最中に敵に妨害され、なかなか決まらない。
 最初のうちはひとつのボールを全員が追いかける! ルールを覚えたての子どもがサッカーをするようなゲーム展開に(笑)。ただ、徐々に参加メンバーがゲームや操作に慣れたのか、高度なプレイも出るようになった。

 相手が進む方向に先回りしてシュートコースをブロックしたり、パスコースを読んでカットしたり。「つぎにこう動けばゴールにつながりそう」と考える余裕ができてくると、本当にバスケをしているみたいでめちゃくちゃ楽しい。
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 基本となるアクション以外に、両輪を浮かせる“バニーホップ”、ゴール近くのハーフパイプを使っての“ダンクシュート”など、高度なトリックも存在。今回の試遊ではひそかに“ダンクシュートを決める”という目標を掲げていたのだが、いざ狙ってみるとかなり難しい

 ダンクシュートはハイスピードでハーフパイプに突入し、そのまま大きくジャンプしてシュート動作をくり出すトリック。とにかくハーフパイプに突入するときの角度を調整するのが難しい。角度が深いとゴールポストにぶつかるし、逆に浅いとゴール方向にジャンプをしない……。
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入射角が甘いとゴールに届かない。この角度調整が鬼門。
 何度も失敗をくり返しながらも、試合中にチャンスがあればここぞとばかりに挑戦し続けた結果、無事にダンクが成功、超うれしい!
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ダンクを決めた瞬間。
 そんなこんなでメディア向けのオンライン試遊会は終了。みんなで盛り上がるパーティゲームというよりは、技術を磨いて戦う“ガチ”寄りなスポーツゲームだと感じた。

 基本的な操作こそ直感的でわかりやすくてすぐに慣れる作りになっているが、チームプレイを意識したり、高度なトリックに挑戦したりと、シンプルながらかなり奥深い。
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 とくに、高度なトリックをしながらシュートを決めると、通常2ポイントのところが2.1ポイントに加算されるなど、トリックの芸術点がボーナスとして加算されるルールになっているのがおもしろい。ボーナスポイントがあるからこそ積極的にトリックを使ってゴールを狙いたいところだが、高度なトリックを決めるのはかなり難しく、なかなか決まらない。

 トリックを狙いすぎてゴールを決められないと元も子もないし、無難にポイントを稼いでもボーナスポイント分で試合に負けることもあるしと、このあたりのバランスは絶妙。遊んでいてすごく刺激に感じ、より試合を熱中させてくれるポイントだと思った。
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今回の試遊会ではどんどんとトリックシュートを決める猛者も。いつかは自分もあの人みたいに活躍したい。
 ちなみに、ハイスピードでキャラクターを動かすにはJoy-Con 2を大きく動かす必要があるのだが、今回の2時間ほどの試遊でとにかく手を動かし続けた結果、腕がパンパンに(笑)。心身ともに、まさにスポーツを堪能した後のような達成感があった。
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初めて触るタイトルということもあり、ムダな力が入っている、スムーズに操作ができていないなどの要因が考えられる。椅子の高さを調整してみたり、もっと慣れれば手も疲れなくなるかもしれない。

 直感的な操作で、単純明快なルールで誰でも遊びやすい『Drag x Drive』。シンプルさとともに、自身の腕前で試合をひっくり返す技術介入の要素も取り入れられているのが大きな特徴だ。腕を磨き自在にキャラクターを動かせるようになったら、めちゃくちゃ楽しいだろう。
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パークには試合を楽しむ以外にも、操作練習を兼ねて外周のコースを走行したり、ボーリングのピンを倒したりといった要素も用意されている。
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操作キャラクターのタイプやビジュアルを変更する機能も。

ユーザー向けのオンライン体験会も実施!

 『Drag x Drive』のユーザー向けのオンライン体験会“Global Jam”が、2025年8月9日~11日、各日4時間開催される。

 参加方法は、
こちらのページから体験用ソフトを事前にダウンロードするだけ。無料で参加できるがNintendo Switch Onlineへの加入が必要になる点に要注意。興味のある人はぜひ参加を!
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集計期間: 2025年08月11日16時〜2025年08月11日17時