
『幻想水滸伝』は、第1作が1995年にプレイステーション(PS)用ソフトとして発売されたKONAMIのRPGシリーズ。中国の古典小説『水滸伝』をモチーフに、“紋章”を宿す者の宿命を描いたオリジナルRPGだ。
シリーズ最高傑作『幻想水滸伝II』が映像化
公開されたPVでは、『幻想水滸伝II』の名台詞でありキャッチコピーでもある「その強さがあれば、すべてを守れると思った」や、主人公とジョウイの“約束の地”である天山の峠を確認できる。
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『幻想水滸伝』というIP(知的財産)を復活させようと考えたときに、原作の故・村山吉隆氏(※)が生み出す物語のよさと、作品の軸をぶれさせることなく伝えられることのひとつがアニメであると考えたそうだ。
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンの日野亮プロデューサーは、主人公とジョウイ、ナナミを中心とした普遍的かつ強いドラマ性がある『幻想水滸伝II』を、シリーズの中で最初にアニメ化するべきだと考えたという。
また、『幻想水滸伝』は多様な文化が混在している世界観が魅力的であり、そこで生きる人間や亜人、さまざまな人々が仲間になってひとつの目標に向けて協力し合うという、グローバルでも勝負できるコンセプトだと感じたそうだ。そして、そのコンセプトやメッセージをしっかりとアニメファンに伝わるような作品にしていきたいと意気込みを語った。
アニメ監督&プロデューサー ショートインタビュー
サトウユーゾー氏
アニメ『幻想水滸伝II』の監督。Netflixシリーズ『exception』や『MUTEKING THE Dancing HERO』などを手掛けた。(文中はサトウ)
日野亮氏(ひのりょう)
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン所属、プロデューサー。(文中は日野)
アニメというビジネスは、国内だけでなくグローバルでも広がっています。そのような状況下なので、お客様には全方位から楽しんでいただける作品を届けたいです。
――『幻想水滸伝II』はストーリーにボリュームのある作品です。構成は今の時点で固まっているのでしょうか?
――そうですよね(笑)。いまはKONAMIさん側と詰めている段階でしょうか?
ゲームのこのシーンを描くべきか、アニメならではの新しい視点で描くべきか、といった部分を議論しながら進めています。
――『幻想水滸伝』と言えば108人もの仲間が登場する点が売りの1つでもあります。アニメでは全員登場するのでしょうか?
全員セリフ付きで登場させるのは難しいですが、たとえばオープニングやエンディング、アイキャッチなど、何かしらの形でフォローができるように考えています。
――ゲームではプレイヤーごとにパーティ編成が異なっていました。アニメではそのあたりをどうされるのかが気になります。
――『幻想水滸伝II』といえば、戦争の描写も印象的です。アニメで描く場合かなりのコストがかかりそうですが、こちらも描かれますか?
――ちなみに、『幻想水滸伝』シリーズをプレイした際の思い出などはありますか?
初めてプレイしたときは全員を仲間にできず、トゥルーエンドを見ることができなかったところも覚えています。当時はインターネットが普及していなかったので、攻略本を見ながら進めてクリアしました(笑)。
――たしかに情報がないと初見では難しいです(笑)。では、最後にアニメに注目しているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ゲームをプレイしたことがない方でも、アニメを見たらゲームをプレイしたくなる作品を目指していますので、応援をよろしくお願いします。
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