新作『幻想水滸伝 スターリープ』発表。スマホゲームで新たな108星の物語が始まる。フリックやビクトール、ハンフリー、ビッキーらしき過去作キャラの姿も

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新作『幻想水滸伝 スターリープ』発表。スマホゲームで新たな108星の物語が始まる。フリックやビクトール、ハンフリー、ビッキーらしき過去作キャラの姿も
 2025年3月4日朝8時より配信された『幻想水滸伝』の最新情報を公開する公式番組“幻想水滸伝Live”。本番組内で、『幻想水滸伝』シリーズ新作ゲーム『幻想水滸伝 STAR LEAP(スターリープ)』が発表された。対応プラットフォームはiOS、Androidで、基本プレイ無料タイトルとなる。
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 同番組では“幻想水滸伝”IP復活の2ndステップ(※)の第1弾として『幻想水滸伝II』のテレビアニメ化が発表。2ndステップ第2弾では、誰でも“幻想水滸伝”に触れられる環境を作るという意味も込めてモバイルタイトル『幻想水滸伝 STAR LEAP』が発表された。
※1stステップは2025年3月6日に発売される『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』。

新作ゲーム『幻想水滸伝 STAR LEAP』で新たな108星の物語が展開

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 公開されたティザートレーラーでは、これまでの作品ではどのような紋章か明かされていない27の真の紋章のひとつである“変化の紋章”という気になるワードや、『幻想水滸伝 I&II』にも登場したフリックやビクトール、ハンフリー、ビッキーらしきキャラクターの姿、新キャラクターによる“幼なじみ攻撃”のようなバトルアクションが確認できる。

 このほか、戦闘で紋章を使っている様子や、主人公がフィールドマップやダンジョンを移動している場面、シリーズおなじみの“戦争”と思われるシーン、過去作にも登場したグレッグミンスターやロックランド、レナンカンプなどの街の様子も確認できた。

 シリーズ初のモバイルゲームではあるが、「ナンバリングの新作を作る」という意気込みで制作されているという。
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『幻想水滸伝 STAR LEAP』の舞台

 過去作と同じ太陽暦での物語となり、『幻想水滸伝I』の少し前、『幻想水滸伝V』の少し後からスタート。同じ太陽暦の中で物語が展開していくということで、その時代の過去作キャラクターが登場するようだ。なお、メインストーリーはフルボイスとなる。
『幻想水滸伝 STAR LEAP』あらすじ
 世界を創造したとされる27ある真の紋章“変化の紋章”はそのうちの1つ

……

 大国“赤月帝国”の東、湖のほとりに佇む里。“里長ホウ”の息子である主人公が、初めての狩りを無事に終えた夜。狩りの成功を祝い、明日への希望に満ちる中、何者かの襲撃により里の状況は一変する。

 主人公は“ヒスイ”、“シーリーン”、“シャプール”らと共に里の復興に向けた旅に出る。運命の大きなうねりの中で、主人公たちの小さな冒険は大きな志へと変化していく。

 “ただ、一人のために”
 本作の物語は、真の紋章のひとつである“変化の紋章”がキーとなってくるという。『I』の数年前から始まるものの、いろいろな時代を描ける仕組みがあり、さまざまなナンバリングタイトルの前日譚や後日譚にもなっている。

 メインは本作の主人公と新たな108星の物語だが、進めていくと過去作で描かれなかったものも見えてくるという。過去作のキャラクターや世界観を崩さないよう注意しながら開発しているそうだ。
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フリックとオデッサらしきキャラクター。
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ビッキー、ビクトール、ハンフリーらしきキャラクターの姿も。

新たな108星と過去作キャラについて

 本作は、あくまでも新しい108星を集めていく物語になるという。太陽暦ということで同じ世界の出来事でもあるため、過去作に出てきた場所やキャラクターが登場したり、ときにはいっしょに戦ってくれたりもするようだ。また、モバイル的な遊びで過去作のキャラクターを入手してドリームチームも作れるようになっている。

 もちろん本拠地も存在。主人公の里が襲撃されるところから始まり、その里を復興させ発展させていく遊びがあるという。これが本作の本拠地となり、さまざまなキャラクターが集まってくる。

 モバイルゲームではあるが、本作の新しい108星はメインストーリーを進めていくなかで仲間になっていく過去作と同様のスタイルに。イベントやガチャもあるが、それはモバイル的なお楽しみ要素として入れているとのこと。
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シリーズ初のモバイルゲームのこだわり

 『幻想水滸伝 STAR LEAP』プロデューサーの藤松信也氏(KONAMI)は、本作のこだわりのひとつとしてグラフィックをあげた。ティザー映像で公開されたグレッグミンスターを例に挙げ、街によって大きかったり小さかったりいろいろな特色があるが、RPGで新しい街を訪れたときのワクワク感、探索する楽しみを大事に作っているとコメント。シナリオの演出やバトルのキャラクターのドットの演出もこだわって作っているという。
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 こだわりのふたつ目としてサウンド部分の紹介も。新曲もあるそうだが、過去作の特徴的な街のオーケストラアレンジを入れているという。100曲くらいを生音で収録、打ち込みも入れると150曲ほど作っているとのこと。『幻想水滸伝V』と同じくらいの曲数ということでコンシューマタイトル並みに力を入れているそうだ。
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『幻想水滸伝 STAR LEAP』の主要キャラクター

 本作の登場キャラクター5名が公開された。イラストはもりょ氏が手掛けている。
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主人公(CV:大野智敬さん)
 本作の主人公で、里長ホウの息子。優しさと勇気を持ち、人を惹きつける魅力がある。
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ヒスイ(CV:月城日花さん)
 主人公の屋敷で使用人を務める少女。本来は明るく、優しい性格だが、とある理由から感情を抑制している。
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ホウ(CV:大塚明夫さん)
 里長でもある主人公の父。昔は喧嘩早かったが、荒くれ達をまとめあげて、新しい里を興した。各国の重要人物とも関わりがあり、その過去は謎に包まれている。
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シーリーン(CV: ファイルーズあいさん)
 主人公の幼馴染。男手ひとつで育ててくれた血気盛んな父に似ている。曲がったことが大嫌いな一直線タイプ。
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シャプール(CV:佐藤拓也さん)
 主人公の師匠兼、家の執事。元々将軍だった過去を持つ。小さな里で執事をやるような人物ではなさそうだが……。

主題歌『カンパニュラ』を中村佳穂さんが歌唱

 細田守監督作品『竜とそばかすの姫』の主人公・すず/ベルの声および劇中歌を担当した中村佳穂さんが本作の主題歌の作詞・作曲・歌唱を担当する。

 過去作もプレイしたうえで、今作のストーリーとヒスイというキャラクターから着想を得て仕上げた主題歌になっているという。カンパニュラには“失われた命”という花言葉があり、
『幻想水滸伝』にピッタリだと理由でつけたという。
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早くも漫画化が決定

 物語を知ってもらうため、『幻想水滸伝 STAR LEAP』のコミカライズも決定。

 コミックス
『幻想水滸伝III~運命の継承者~』を手掛けた志水アキ氏が担当。詳細は次回以降の“幻想水滸伝Live”で随時公開していくという。
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※画像は映像をキャプチャーしたものです。
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