サポート役のローラ姫とやんちゃな妹姫が参戦。大幅に肉付けされて進化した2本の名作

本作は、2024年11月14日発売のHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(DQIII)から続く形でリリース。シリーズの生みの親である堀井雄二氏によると、『DQIII』に思い入れがある人がたくさんいることと、作中の時系列では『DQIII』から『DQI』、『DQII』へとつながっていくことから、この発売順になったとのこと。





キャラクターがボイス付きであることも、本作の大きな変更点だ。『DQI』の主人公(バトルボイス)を花江夏樹さん、ローラ姫を茅野愛衣さん、『DQII』のローレシアの王子を内田雄馬さん、サマルトリアの王子を福山潤さん、ムーンブルクの王女を上坂すみれさんが熱演している。
ちなみに、発売前の2025年3月27日、Nintendo Direct内で流れたティザームービーにサマルトリアの王女らしき人物が映ると、ファンの間で考察が過熱。2025年のドラクエの日(5月27日)には堀井雄二氏が自身のSNSにて「サマルトリアの妹姫も参戦」と発信したことで王女が4人目のパーティメンバーになることが確定し、世間を大いに沸かせた。

また、物語を補完する数々の追加エピソードも収録。そのボリューム感もさることながら、『DQIII』からのつながりを感じさせるシナリオに感動したという声も多く聞かれた。


2作品に共通する新要素として、シリーズでおなじみとなっている複数の敵をまとめて攻撃可能なブーメランやムチといった武器、“いのちの紋章”の入手で使えるようになる強力な超絶技、2回連続行動できるビーストモードなどがある。これらが導入されたことで、より戦略的なバトルを楽しめるようになった。

さらに、本作ではダンジョンや町・里の追加やクリアー後の要素を実装。新たな敵とのバトルやキャラクターとの出会いは、プレイヤーの胸を高鳴らせた。
マップも拡張されており、とくに『DQII』の大海原の下は海底と深海という二重構造に。筆者も含め、“広大な海の中を思う存分探索した”という方が大勢いることだろう。


ほかにも、巻物を使うと特定の呪文や特技を習得できたり、マップに宝箱の位置や“ひみつの場所”を表示できたりと、新たに導入されたシステムを挙げればキリがない。
本作の発売と同日には、初代、2作目、3作目が収録されたダウンロード版『ドラゴンクエスト HD-2D版 ロト三部作セット』も配信。こちらはHD-2D版『DQI&II』と『DQIII』を別々に購入するよりお得になっているので、いまからロト三部作をプレイしたい場合はセットがおすすめだ。
時を経ても色あせないシリーズの魅力に、膨大な追加要素や遊びやすさを詰め込んだ本作。未プレイの方は、新たに生まれ変わったフルリメイク版にぜひ触れてみてほしい。















