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『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』レビュー。ノルガンにもスフィンクスがいた! ハクスラが楽しすぎて鑑定の手が止まらない

『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』レビュー。ノルガンにもスフィンクスがいた! ハクスラが楽しすぎて鑑定の手が止まらない
 2026年10月9日に発売予定の、Nintendo Switch 2、プレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam向け)ソフト『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』。本作は2024年に発売されたオープンワールドアクション『ドラゴンズドグマ 2』の大型追加コンテンツだ。開発に届いた多くの声を取り入れつつ、新エリア・ノルガンでの冒険や、ハック&スラッシュによる新たな遊びなどを追加。遊びやすさとともに、やり応えが十二分に増した作品になっている。
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 発売に先駆けて、製品版相当のものをプレイできたので、さっそくレビューをお届け。なお、今回使用したハードはプレイステーション5で、記事中のボタン表記もそれに準じている。

新エリア・ノルガンで思い起こされる、未知の地での冒険の楽しさ

 『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』のメインであり、もっとも大きなコンテンツなのが、極北の地・ノルガンでの冒険だ。

 すでに滅びた地とされているノルガンで、もうひとりの覚者が発見されたという報を聞き、主人公はポーンとともに極北の地を探索することになる……というのが大まかな流れ。
『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』レビュー。やはり『ドラゴンズドグマ』は探索であると再認識。ハクスラも楽しすぎて鑑定を行う手が止まらない

 プレイした筆者がまず言いたいのは、やはり探索や冒険の楽しさが詰まっているということ。どっちを向いても見慣れぬ景色で「あっちには遺跡がある」、「ここではこんなアイテムが拾える」と、少しずつ自分のテリトリーを広げていく感覚は、『ドラゴンズドグマ 2』本編を初めてプレイしたときそのもの。

 フィールドの広さは、木下ディレクターいわく「バタル方面の茶色い部分全域と同じくらい」なのだそうだ。
 マップで確認した限りでは、だいたいそのくらいのイメージではあるのだが、ノルガンは全体的に高低差のある箇所が多く、地下でつながりあっている洞窟や、寒さ対策をしないと探索がままならない場所などもあり、おいそれとは踏破できない密度の濃さを感じた。
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猛吹雪時に屋外にいると凍え状態となり、スタミナ最大値が徐々に減少してしまうので、防寒性能が付いた防具や防寒アイテムの温石などで対策する必要がある。ちなみに猛吹雪時は画面左下のミニマップがほぼ隠された状態になり、刹那の飛石も使えない。
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 高低差を印象付けるのにちょうどいいアイテムとして、“フックロープ”なるものが追加されている。これは、留柱がある場所にロープをかけ、縄梯子を作れるというもの。これで高所と低所を行き来できるようになり、探索範囲が広がっていく仕組み。ただし消耗品なので、ストックに余裕がない場合はかける場所を厳選したほうがいいかもしれない。

 なお、ノルガンでは従来の戻りの礎を置けない代わりに、ノルガンの礎を設置してファストトラベルポイントにできる。任意で置けるノルガンの礎は5個までなので、フィールドのどこに置くべきか悩むことになるだろう(筆者は現在絶賛悩み中)。
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 当然、歩いていれば魔物にも出くわすわけで、その都度排除しながら進まなければならない。

 ノルガンに出現する魔物たちは、大型はもちろん、小型ですらも本編の魔物より段違いに強力。集団に囲まれると、ポーンとしっかり連携を取りつつ戦っていく必要があるので、力を持て余していた熟練覚者には格好の相手となるはずだ。

遺戦品を入手して、鑑定して……ハクスラ要素の底なし沼にハマった

 本作からの新たな遊びとして、ハック&スラッシュ(ハクスラ)要素がある。
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 ノルガンに生息する魔物を倒した際のドロップ品、もしくはフィールド採集時に“遺戦品”、“遺された物資”というアイテムを入手できることがある。これらを鑑定すると、前者からは強力な武具、後者からはアイテムを手に入れられる。

 鑑定にはリムが必要になるが、不要な遺戦品をリムに変換することも可能。遺戦品を入手して鑑定し、強力な武具を装備して再び探索や魔物の討伐へ……というゲームサイクルになる。
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 遺戦品から入手できる武具には特殊性能が備わっていることがある。特定の魔物へのダメージ増加や体力増加といったパッシブスキルに加え、カスタムスキルの最上級版“EXスキル”もある。EXスキルが付いた武具を装備しているときに限り、同名のEXスキルを使用可能になる仕組み。

 特殊性能は、武器ごとの専用スキルを除いてランダムで付くため、どのスキルがどの組み合わせで付くかは運次第。かといってスキルがよくても、ステータスの低い武具に付いてしまうこともあるのが難儀なところ。すべてがかみ合った理想品、いわゆる“神装備”を入手するには相当な労力と時間が必要になる。
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遺戦品にはランクがあり、高レアのものには“上質な”、“稀少な”といった銘が付く。“稀少な”武具が当選した際は特殊な演出が……!
 筆者がハクスラ好きというのもあるが、これがもうとんでもなく楽しい。強力なスキルが揃うことはかなりまれだが、当たりを引いたときのドーパミンがすさまじいうえ、さらにその武具を使って魔物を圧倒できたときの気持ちよさたるや、筆舌に尽くしがたい。

 また、EXスキルは全般的に非常に強力なため、本編であまり目立たなかったものでも、改めて使ってみると新たな戦法や連携が構築できたりする。そうなるといろいろな武器やスキルを使ってみたくなり、アレをしてコレをしてと試していると、時間があっという間に溶けていく。だがそれがいい。
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 ちなみに、鑑定は“ノルガンドの小集落”にいるジエラという人物と話すことで行える。集落には宿屋や大リムストーンもあるので、ここを拠点にして冒険に、ハクスラにと勤しむことになる。

本編のマップに出現する12種類のダンジョン、忘れられた試儀

 本作には『ドラゴンズドグマ 2』本編マップに追加される、忘れられた試儀というコンテンツもある。

 これは12種類のユニークなダンジョンに挑戦できるというもの。最奥には歴代の覚者たちが手にしたという稀少な装備が遺されている。
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 肝心の内容はというと、ダンジョンによってじつにさまざま。つぎつぎと出現する魔物を倒し続けるサバイバル的なものだったり、ギミックを解きながら奥へ進んでいくものなどがある。
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 ダンジョンによっては挑戦するのに一定の条件が必要な場合もある。事前にマップから確認しつつ、装備やスキルを整えておこう。
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 最奥では装備品などのほか、“恩寵の捧げ火”というアイテムを入手できる。これは、ノルガンに点在する“恩寵の石塔”から恩恵を得るためのアイテム。恩寵の捧げ火を各恩寵の石塔に献上することで、各ジョブの新たなカスタムスキルを習得できるほか、ステータス強化効果なども得られる。

 つまり、ノルガンの探索と忘れられた試儀攻略の両方を並行して行うことで、効率よくパーティーの強化が行えるというわけだ。このコンテンツの連動は、飽きさせない工夫としてうまく機能していると感じた。

端から端までバッチリ遊び込める、これぞ待ち望んでいた最新作だ

 続編的な拡張コンテンツとして、新マップや新スキルといった目新しさも備えた正統進化版と言える出来。冒険&探索部分と戦闘部分の強化に加え、ハクスラ要素の追加による相乗効果で、とにかく熱中度の高い作品になっている。

 前作『
ダークアリズン』も、巨大なダンジョン・黒呪島を舞台にしたハクスラ要素の強い作品だったが、本作では舞台が本編のひとつの国に匹敵するほど広いフィールドになっており、冒険感も強く味わえるのが大きい。やはり広いフィールドを歩いてこそのオープンワールドだと筆者は思うし、この辺は前作から明確に進化した部分と言える。

 ハクスラ要素に関しては、とにかくとっつきやすいのが印象的。小型魔物やフィールド採集からでも遺戦品を入手でき、鑑定すれば強力な武具も手に入るので、ひたすら魔物を狩って集めてもいいし、可能な限り戦闘を避けつつ採集で集めてもいい。それぞれのプレイヤーに合った遊びかたができるようになっている。

 それでも、敵の強さの面で物足りないと感じる人もいるかもしれない。そんな本編をやり尽くした覚者のために、“ハードモード”も用意されている。これはノーマルモードよりも敵が強力になっており、スリリングな戦闘が楽しめる熟練者向けのモード。試しにニューゲームでハードモードをプレイしてみたが、なるほど最初のゴブリンですらもやたらと手強く、漫然と攻撃しているだけだとあっけなくやられてしまうほど。スリルを求める御仁は、こちらにチャレンジしてみてはいかがだろうか。

 もともと、前作『ダークアリズン』の時点でハクスラとの相性がいいのは理解していたが、今回はこちらの予想を超えておもしろさが増している印象だ。とくにスキルの付きかたにこだわり始めると冗談抜きでキリがないので、覚者諸君はくれぐれもハマりすぎには注意されたし。それでは!(遺戦品を鑑定しながら)

      担当者プロフィール

      • ぽんきち

        ぽんきち

        フリーライター。わりと節操なく何のジャンルにでも手を出すゲーム大好きおじさん。レアアイテムがドロップすると、その日は機嫌がよくなります。

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