はい、『風花雪月』はDLC(ダウンロードコンテンツ)を含め、すべてしっかり楽しませていただきました。総プレイ時間は600時間を超えております。

そんなわけで本稿では、最新作『万紫千紅』に備えて、遊んでおくとより深く楽しめそうな前作『風花雪月』について、私が本作をどのように楽しんだのか、プレイ記風に魅力を語らせていただきます。
未プレイの方は本稿を読んで興味を持ってもらえるとうれしいです!
- “学園モノ”として始まる『風花雪月』
- 引き抜きができる、スカウトスカウト!
- 兵種が変われば見た目も変わる!
- “戦争編”が始まった!
- 「お楽しみは最後」なんて言っていられない!
- 兵種コンプリートを目指して
- まとめ:いまのうちに『風花雪月』を遊べば『万紫千紅』がより楽しめる、ハズ!
“学園モノ”として始まる『風花雪月』
主人公は、ひょんなことから、ガルグ=マク大修道院にある士官学校の教師として働くこととなります。
待って! 恋愛対象の多くが学生さんたちなのですが、いいのでしょうか? 本作は、恋愛要素のあるシミュレーションRPGです。教師が生徒に想いを抱くなんて、こう、倫理とかモラルとかそのへん……と思ったら、主人公は自分の正確な年齢を知らないようです。生徒たちからも同い年くらいだと認識されているようです。

こんな繊細レースのセクシーストッキングを履いた、スタイルばつぐんの女教師ですけど!

クラスは3つ、黒鷲の学級(アドラークラッセ)と青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)と金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)。
「そこに3つのクラスがあるじゃろ?」といったノリで、好きに選ばせてくれます。

学級を選ぶ前に。私は本作発売より前から公式サイトで目をつけていた人物がいました。それが青獅子の学級のドゥドゥー。

はい、好きー! 君に決めた!
え? 教師として学生を恋愛対象にすることへの抵抗はどうしたって? ……ふふ、何の話でしょう。
もともと、私はイケメンと恋愛を楽しむ乙女ゲームが好きなのですが、それらを100本ほどプレイしたころからある思いを抱くようになっていました。
「もっとガチな筋肉質男子を攻略させてほしい」。
「いいな」と思うタイプは、攻略対象であるイケメンの友人や仲間という脇役ポジションばかりです。たまにファンディスクで攻略できることもありますが、それはかなりのレアケース。
そんなときに出会ったのがこの『ファイアーエムブレム』シリーズでした。作品にもよりますが、新しめのタイトルでは主人公(マイユニット)と作中のキャラクターの絆を深められるというシステムが多くあります。
そして『ファイアーエムブレム』といえば中世ファンタジーの戦略シミュレーション。つまり戦争です。戦争といえば兵士。兵士と言えば筋肉! そう! 『ファイアーエムブレム』では必然的にごっついムキムキからおじさまや歴戦の経験を感じさせるヒゲ親父など、乙女ゲームであまり恋愛対象にされないタイプが多数登場し、彼らと恋愛ができるのです!
それを知ったときの喜びと言ったら! ありがとうございます! ありがとうございます! マッシヴ男子を攻略させてくれたことに心よりの感謝を!
……と、この流れに沿って当然ドゥドゥーのいる“青獅子の学級”を選ぶ……ことはせずに。
私は大好物を最後に食べるタイプなのです。ですから“青獅子の学級”ルートは最後の楽しみに取っておくことにして、別の学級を選びました。
それに、他学級の子もスカウトすれば自分のクラスに引き入れられると聞き、担任じゃなくても問題ないや~、と思っていたんですよね。
……まさかあんな大惨事になるとは思わなくて。
引き抜きができる、スカウトスカウト!
もちろん、ただ誘えばすぐに入ってくれるというわけではなく、こちらが相手の求める条件を満たした際に初めてスカウトは成立します。そのために、序盤は自らを鍛えまくりました。

スカウトをくり返す途中、生徒を引き抜かれたほかの学級がどうなっているかちょっと気になりました。教師みずから他クラスの学級崩壊を引き起こしているのではないかと。しかしそのへんは気にしなくてもよさそうです。
さぁ、みんな私のクラスにお入りなさい!
自分の生徒をどんどん引き抜かれていくハンネマン先生、マヌエラ先生、ごめんね。
開き直って他学級の生徒を手当たり次第に自分の学級へ引き入れることにしたのですが、いくらがんばっても“スカウト”のコマンドが出現しない生徒が数名います。やや経って各級長とヒューベルトやドゥドゥーはスカウトできないと知ったときのショックと言ったら。
そう、王子ディミトリの従者であるドゥドゥーは、スカウトできなかったのです!
あぁ、ドゥドゥー! ドゥドゥーが手の届かない場所に、遠くへ行ってしまった……と、一時は絶望の淵に追い込まれたのですが、気づいたら、自室のすぐ近くにドゥドゥーの部屋がありました。

こんなに近くにいるのにあなたが遠い。
兵種が変われば見た目も変わる!

それに、兵種が変わると戦場に出たときの見た目も変わるんですよ! そのキャラクターによく似合うものもあれば、「なんて格好しているの!?」とつっこみたくなる装いもありますが、ギャップを楽しむのもまた一興です。

“戦争編”が始まった!
“士官学校編”でスカウトした子たちが自分の陣営にいることに安堵したのもつかの間、すぐに背筋がゾワリとします。
じゃあ、スカウトできなかった子は、いま……?
嫌な予感は、戦場に出た瞬間に的中しました。
いやあぁあああ、見覚えのある子たちが敵陣にいる!
当然ながらスカウト不可能だった級長とその従者は、強力な敵として目の前に立ち塞がります。
あぁあ、わかっちゃいたけどドゥドゥーが出てきた!

コントローラーを握りしめたまま、数分間ベソかきながら画面を見つめます。けれど、いつまでもこうしていたって事態はどうにもなりません。数回の深呼吸の後に、私は覚悟を決めました。
ドゥドゥー、ごめん!
せめて苦しまぬよう私のこの手で、確実に一撃で……!!
倒れた彼を見て、私もまた画面の前で脱力しました。
私はドゥドゥーに会えることを楽しみに、ゲームの発売日を指折り待ちました。念願かなって会えました。しかし、再会したのは戦場でした。そしてこの容赦ない仕打ち。誰がやったの! 私か。
うわぁああぁん、ひどすぎるー!!
人の心とか! 人の心とか……!!
「お楽しみは最後」なんて言っていられない!
一刻も早くドゥドゥーを救わねば!!
そんな焦燥感に襲われ、即座に2周目を開始しました。
プレイ開始時は、いちばんの楽しみである青獅子の学級ルートを最後に取っておく予定でしたが、悠長なことは言っておれません。
そんなことをすればまたドゥドゥーと敵対するじゃないですか!
無理! 耐えられない!!
ゆえに2周目は日ごろのポリシーを曲げて、青獅子の学級を選択です。

青獅子の学級の担任となったので、無事にドゥドゥーを確保! まずはひと安心です。そして今回も、他学級の級長と従者以外はスカウトしまくります。被害は最小限に食い止めたいですからね。
さらに1周目同様、生徒たちには“資格試験”をガンガン受けさせて、クラスチェンジをして強化していきます。ひとりたりとも脱落させるものですか、担任として!
当然ながら、ドゥドゥーも強化です。“資格試験”がんばって!

そういえば1周目では彼の担任でなかったため、私の意思でクラスチェンジさせることができなかったんですよね。しかし、今回はそれが可能です。つまり私が彼に着せたいと思う服、全部着せることができる!
このとき、私は心に決めました。
「可能なすべての兵種の装いを彼にさせよう」と!
兵種コンプリートを目指して
また、ドゥドゥーができる限りすべての装いをさせるには、必ずクリアーしておかなくてはならないイベントがあります。
それが、白鷺杯。
学級対抗の舞踊大会に参加して優勝をした生徒だけが、“踊り子”の資格を手に入れられます。踊り子か……。
がんばれ、ドゥドゥー。

大会出場の代表が決まったので、マヌエラ先生にご報告。
すると、「優勝するには“魅力”が高くなければいけない」、とのアドバイスをいただきます。
ん? ドゥドゥーは魅力の塊ですが?
いや、担任の欲目じゃなくて。この時点で私の学級のドゥドゥーの“魅力”は19ありました。優勝の目安が13らしいので、余裕ですね。
まぁ、ぐうの音も出ないほど彼の魅力が皆に伝わるよう、わかりやすくして差し上げましょう。ダンスの練習をさせることでさらに“魅力”は5プラスされます。
さらにダメ押しで“黄金のリンゴ”や“白真珠”を使えば、“魅力”を上げることが出来ますが、そこまでは必要ないでしょう。
見事優勝、ヒューッ♪ 踊り子の装束ゲット!

この調子でどんどん行きましょう。
マッシヴな見た目通り、物理攻撃系の兵種は楽々と成長し試験に合格していきます。問題は魔法系。合格どころか“資格試験”を受けられる技能レベルに達するのが難しい状況です。
しかし、兵種の選択画面をスクロールしていくと、上級の魔法職はローブ着用。

昔、筋肉でプロレスな漫画のソルジャーさんが、脱いだ服を黒く染めて牧師の姿に変装するシーンがありました。「なんという冷静で的確な判断力なんだ!」と。あれにめちゃくちゃときめいた記憶がありましてね。
ムキムキ男子のローブ姿ってよくないですか? いいですよ(自問自答)。黒い衣を内側から押し上げる厚い胸板って、とってもよいものだと思うのです。つまり、秘めているんですよね。魅力を。ローブという抑制的な分厚い布の下に。隠している。ね、最高でしょ。
となれば、やるしかないですね。
“名声値”を消費して技能レベルを上げ、足りないぶんは“精霊の粉”や“魔除け”などを駆使して魔力と魔防を底上げ。あとはひたすら出撃し、理学や信仰の魔法を使わせてそれぞれの技能レベルをアップ! 滅多に手に入らない“闇魔法試験パス”もようやく入手し、見事ドゥドゥーをダークビショップにクラスチェンジさせることができました。
いい感じです、いろいろな彼が見られて最高の気分です。
調子よく彼の兵種を増やしていきましたが、ここで問題が発生しました。
最上級職の試験を受けるための“最上級試験パス”が足りません。手に入れるには物語を進めて “戦争編”に突入しなくてはならないようです。
うー、やだなぁ……。
ドゥドゥーを保護できたとはいえ、やはり他学級の級長と従者だけは敵対することになるので。
しかしここでウダウダしていても、彼の服をコンプリートすることができませんし、なんといっても成長したドゥドゥーの姿をもう一度見たい、今度は我が軍として見たいので、先へ進めます。
戦禍の中、バラバラになった生徒たちとは少しずつ合流していくことになります。再会する際の兵種は別れたときの状態になっているんですよね。
あれ? そう言えばドゥドゥーと別れる直前、彼の兵種を何にしていたっけ?

鎧姿で馬に乗って駆け付けるなんて、こんなの英雄の帰還じゃないですか! かっこいい!!
精悍でワイルドな姿となって帰ってきた教え子に、先生感激です。
よかった、戻ってきてくれた! 無事に生きていてくれた、うれしい! 続けて“資格試験”を受けて、残りの最上級職をひとつずつマスターして行こうね。
フリークエストをくり返すこと数10回、技能を育て試験を受けさせ、ついにやり遂げましたよ。
見てください、ドゥドゥーの兵種コンプリート!!


いっけぇ、手塩にかけて育てた自慢の生徒!!
うちのドゥドゥーちゃんを舐めてもらっちゃ困るぜぇ!
えっ? 「教師の立場で特定の生徒個人をえこひいきしていいのか」って?
み……見どころのある生徒がいたら、才能を伸ばしてあげるのが教師の務めですよね!
それに、ほかの子たちのこともちゃんと導いて育成して、しっかり交流していますよ。
ほら、お茶会で本音を聞いたり。



つまり、ドゥドゥーに限らず『風花雪月』には魅力的なキャラクターがいっぱい登場します。彼らとお茶会や食事を楽しみ、さらに戦闘でも“絆”を深められるというわけです。
まとめ:いまのうちに『風花雪月』を遊べば『万紫千紅』がより楽しめる、ハズ!
舞台となるのは“ダグザ帝国”を中心とした“ダグザの地”。『風花雪月』にはダグザ出身のシャミアさんがいますが、シャミアとの関係が気になる人物の姿も発表されています。

そしてやはりいまもっとも気になっているのは、ドゥドゥーの出身地である“ダスカー”の民が登場人物の中にいるのか否か、ですね。似た風貌の登場人物はいるようなので、物語の中で詳細を知るのが楽しみです。また強いマッチョがいるといいな。
というわけで皆さん! ぜひ最新作発売前に『風花雪月』をプレイして最強のマッチョ・ドゥドゥーを育てましょう!!











