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【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第90回

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第90回
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旧時代とリセットの話

 これは、『Solatorobo ~それからCODAへ~』の時代背景を軸に作られた設定ですので、そこをベースにお話ししますが、ジュノと呼ばれる神様のような装置を人類が発見したのが3050年前になります。

 ジュノという神との通信装置を発見した人類は大喜びでそれを研究して、さまざまな恩恵を受け驚異的かつ急激な発展を遂げました。

 地球上に出現したジュノは52体です。

 奇しくもトランプの数と同様だったので、人類はそれになぞらえる形でナンバリングしました。

 そしてジュノと、そこから生まれる破壊兵器であるティタノマキナを奪い合うことになりました。

 栄華を極めた旧人類の時代はわずか50年しか続かなかったのです。

 「このままだと人類はダメだな」と判断したジュノは人類を粛正するためにリセットを提案しました。

 人類の代表である12人の研究チーム“Ⅻ オウルズ”がそれを受諾しました。

 奇しくも、リセットというジュノによる提案を受け入れたのも人類だったのです。

 それが、『Solatorobo ~それからCODAへ~』の世界から3000年前の出来事です。

イヌヒトとネコヒトの世界が誕生する

 気がついたら人類はイヌヒトとネコヒトという獣人に変化していました。

 そして大地は各国ごとに雲の上へと浮上して、浮遊大陸となっていたのです。

 文明も種族もリセットされてしまい、なおかつ簡単には大陸間を行き来できない浮島世界の中で、まさにゼロからの生活が始まりました。

 戦争はもう起きません。

 そう思っていました。

 アビシニア帝国の皇帝による12回におよぶ戦争が起きました。

 それは百合戦争と呼ばれました。

 アビシニアにはレオ族、タイガ族、チータ族、ヒョウ族といった血の気の多いネコヒト族が集まっていたため、一切の法もなくただ略奪と虐殺と破壊の限りを尽くしたのでした。

 一方的にやられたのはイヌヒトたちでした。

 ネコヒト族が使う魔法のような呪術がイヌヒト族には備わっていなかったためです。

 やがて、イヌヒト族はネコヒト族による暴虐に対抗すべく、科学研究によりロボの開発に着手しますが、それはずいぶんと後の話になります。

『戦場のフーガ』は1000年前の世界

 改めて言っておきますが、『戦場のフーガ』は『Solatorobo ~それからCODAへ~』の1000年前の世界です。

 舞台も同じフランス(シェパルド)です。

 ネコヒト族の暴虐に対して最初に立ち上がったオオカミ族と、その消失、そしてイヌヒト族の文明開化などの設定や年表などもすでに作られています。

 これらの設定はサイバーコネクトツーから刊行されている各種完全設定資料集に掲載されています。
 残念ながら紙の本は完売していますので、現在は電子書籍として配信中です。

 こうした世界観設定から本シリーズを掘り下げつつ楽しんでいただくのも一興かと思います。

 あ、『戦場のフーガ』シリーズの完全設定資料集も刊行中ですよ。

 さまざまなグッズもありますので、サイバーコネクトツーの公式オンラインストアをご確認ください。

編集部コメント

 過去の世界の話を語るマエストロ。だんだんと目的が分かってきましたね。

 そして、窮地のマルトのもとへ駆けつけたはメイでした! 戦争が終わっても、まだまだ燃え上がる怒涛の展開が待っていそうです。

 次回、第91話は2026年8月11日(火)掲載予定です。お楽しみに!

松山洋氏著『ゲーム業界の攻略法』発売!

 2026年2月16日に『戦場のフーガ』をてがけるサイバーコネクトツーが30周年を迎えるにあたり、松山社長がゲーム業界志望者や、最前線で闘い続ける者たちへ贈る“新バイブル”として書籍『ゲーム業界の攻略法』を刊行しました。

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