『ポケモン 赤緑』から『ポケモン S・V』まで網羅する自分だけのポケモン図鑑

『ポケモンGO』は、『Ingress』や『ピクミン ブルーム』の開発を行っているNiantic(ナイアンティック)と株式会社ポケモンが共同開発するスマートフォンアプリ。現実世界とリンクしたアプリの地図上にポケモンたちが出現するという驚きの技術は、子どものころに夢見ていた「もし自分の街にポケモンがいたら?」が実現されたかのようで衝撃だった。
リリース当時、自分のスマホがアプリ対応していなかったのを機に、5年近く使用していたスマホを翌日機種変しに走ったのをいまでも覚えている。プレイ初日に選んだゼニガメが進化したカメックスもいまだにボックスの重鎮として大切に残しているほどだ。

リリース当初はカントー地方のポケモンたち、つまり『ポケットモンスター 赤・緑』に登場したポケモンたちが中心だったが、この10年の歳月を経てジョウト地方、ホウエン地方、シンオウ地方……と各シリーズに登場するポケモンたちも順調に実装されている。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の発売に先んじて『ポケモンGO』に最新作のポケモンたちがサプライズ登場した経緯があり、謎のポケモンとして話題になったことも。以前にも月イチで行われるコミュニティ・デイ終了後に見慣れない幻のポケモン・メルタンが出現し、トレーナーたちを驚かせたが、事前に告知されたイベント内容にはないサプライズで我々を沸かせてくれるのも『ポケモンGO』の魅力である。

ハロウィンの時期になるとゴーストタイプやあくタイプのポケモンが実装されたり、クリスマスの時期にはデリバードやクマシュンなどのこおりタイプが実装されたりと、季節や行事に沿ってポケモンたちが徐々に登場するようになるのが『ポケモンGO』の楽しみのひとつ。
色違いのポケモンやリージョンフォームといった『ポケットモンスター』シリーズならではの要素も取り入れられており、『ポケットモンスター X・Y』のメガシンカが実装されたのもまだ記憶に新しい。
本作には最大20人のトレーナーで行うレイドバトルというコンテンツがあり、メガシンカしたポケモンはそのレイドボスとして今なお人気。その中でもメガシンカとは異なる名を冠するゲンシカイキしたグラードンとカイオーガのレイドバトルは最高クラスの難易度を誇っている。


今年行われた“Pokémon GO Fest 2026”では、メガミュウツーXとメガミュウツーYのメガシンカが解禁されたばかり。さらに『Pokémon LEGENDS Z-A』で大量に追加されたメガシンカポケモンのなかからメガスターミーのレイドが2026年8月に行われることも既に告知済みと、メガシンカの話題性や熱狂度はまだまだコンテンツの中心にあることがわかる。

基本的には地図上に出現する野生のポケモンを捕獲していくが、イベント時期にはスペシャルリサーチと呼ばれるタスクが追加される。これは、“ポケストップを10個回す”や“ポケモンを10匹捕まえる”といったタスクをこなすことで、特別なポケモンのほか幻のポケモンであるミュウやセレビィ、色違いのポケモンなどにも遭遇できるというもの。
確実に色違いのポケモンと出会える貴重な手段ではあるが、日々のプレイが実を結ぶという意味では『ポケモンGO』らしい要素だなと感じている。

このスペシャルリサーチは特別な道具も入手可能。ポケモンを確実に捕獲できることで有名なマスターボールも入手できる。モンスターボールをスワイプして投げることでポケモンを捕まえる『ポケモンGO』だが、マスターボールはこの投げる動作すら必要とせずに使用した瞬間に捕まえられるという最強の道具である。
現状、非常に少ない数しか所持できない貴重な道具で使いどころに悩むが、いずれマスターボールにふさわしい貴重なポケモンが現れたら使いたい。決してレベル5のコイキングやレベル2のポッポではなく。

イベント時期には特別な姿をしたポケモンが野生で出現することも『ポケモンGO』ならではの要素のひとつだろう。帽子を被った可愛らしい姿から、ほかのポケモンに扮したコスプレのようなものまで種類も多岐にわたる。とりわけ特別な姿をしたピカチュウの種類は多く、コレクション的に大量に保管している私のようなトレーナーも多くいるだろう。

海外での『ポケモンGO』配信日が2016年7月6日であり、この日を記念日として毎年記念イラストが公開されている(2026年は7月7日に公開)。ここに描かれているポケモンや要素が、今後追加されるものとして注目を集めている。
2027年にはシリーズ最新作『ポケットモンスター ウィンド・ウェーブ』の発売が控えており、新しいポケモンの出現や独自のバトルシステムが導入されるのかなど、期待は膨らむばかり。10周年を超えても『ポケモンGO』の世界がまだまだ広がっていくのを肌で感じている。
そんな世界規模で楽しまれている位置情報ゲーム『ポケモンGO』は、スマホを通した手軽さと自身の周辺を冒険の舞台にした身近さで、いまなお多くのトレーナーに楽しまれているタイトルだ。













