『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり

『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
 Remedy EntertainmentとAnnapurna Picturesによる共同制作タイトル『CONTROL Resonant』(コントロール レゾナント)が、2026年9月24日に発売される。対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store)、Mac。
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 本作は世界中から高い評価を受けたSFアクション『CONTROL』の続編。プレイヤーは主人公ディラン・フェイデンとなり、重力が歪められた未知のマンハッタンを探索しながら、異形の怪物と熾烈な戦いをくり広げていく。

 2026年6月6日~8日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された“Summer Game Fest2026 Play Days”にて、本作のデモが出展。プレイした所感をお届けする。

不安だったアクション、多分「なんとかなる」

 あらかじめお伝えしておくと、筆者は前作未経験者で、さらにアクションは大の苦手。前作『CONTROL』はアクションゲームとしても高い評価を受けていたので、まともにレビューができるほどプレイできるのか……という不安があったが、結論から述べると「なんとかなった」。

 未経験のため純粋な比較ができないが、前作は銃を使った遠距離戦闘が主軸だったかと思う。前作の主人公のジェシーは女性だし、異形と戦うにはそれがよかったのかもしれない。だが今回の主人公のディラン・フェイデンは男性。ちなみにディランはジェシーの弟である。

 前作はジェシーがディランを探す話だったが、今度は逆に弟がお姉さんを探す構図になっており、筆者はここに“尊み”を感じざるを得なかった。

 ディラン、“弟”という響きから最初はかわいい系を想像していたのだが、けっこうな肉体派だ。初期から選べる近接武器もいくつかあったが、どれも“バールのようなもの”に見える。これでバシバシと殴り掛かり、異形の存在と戦っていくのだからディランは相当なやり手だろう。人体実験でも行われていたんじゃないかと思うような手術台の上で苦しみながら目覚めたので心配していたが、これだけの物理攻撃が可能なら、おそらく大丈夫なのだろう。これから酷使したとしても、ひと安心だ(多分)。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
ディランは渋いが、プレイしていくうちにだんだんかわいらしさのようなものも感じられるようになる。さすが弟属性持ちといったところか。
 話は反れたが、アクションが苦手なゲーマーからすると、この手の近接アクションは「なんとかなる」ことが多い。もちろんいちどでクリアーしようなんて高望みはいけない。だが、反復練習し、最後はゴリ押すことでクリアーできることが多いのだ。これがFPSやTPSだともう少し器用さだったり空間把握能力だったり、その人が生まれつき持っている能力も多少必要になってくるので、苦労することが多い……というのがあくまで筆者の持論なのだが、皆さんはどうだろうか。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
世が世ならラスボスのデザインだ。この私が初見で勝てるわけがない。勝てなかった。
 具体的にアクションシステムについて説明すると、先に述べた武器は“アベラント”という名称で、変形させることができる。そこにボス“レゾナント”を倒すことで得られる戦闘アビリティを組み合わせることで、テンポのいい攻撃を行うことができる。

 詳しくは以下の記事を見てほしい。
 とにかくバシバシ攻撃していればアビリティを打つことができるので、深く考えずとも「何を押しても攻撃しているな」という感覚があり、ストレスが少ない設計なように思えた。ディラン自身の機動力も高いので、空中攻撃、回避などを挟むことで結果として「なんとかなりそう」だ。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
とはいえ、最初のディランはスウェットだし裸足だしで心元ない。早く成長させてあげたいところ。

いろいろなことができるようになっていく弟に、お姉ちゃんもうれしい

 施設を出たディランが目にしたのは、崩壊した街。前作をやっていた人ならなじみあるだろう、宙にぶら下がった人々の姿を今作でもさっそく目にすることになる。そこで出会ったゾーイと協力しながら進むことになる。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
 前作の主人公ということもあり、メタ的に考えてもお姉さんのジェシーとは終盤まで会えないのではないかと思っていた。しかし今回のデモプレイでは、早くからジェシーが登場する。謎の空間に入ったディランはジェシーの声のほうへ進んでいくことになる。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
ふたりにとっての思い出の場所なのかもしれない。
 じっさいにジェシーと再会したように見えたシーンもあったが……なんだか様子がおかしい。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり

 ジェシー「弟が見えたと思ったのに」
 ディラン「俺はここだ、ジェシー」
 ジェシー「あれはディランじゃない。ただの記憶だった。大丈夫。まだ覚えてる」

 どうやらジェシーにはディランの声が届いていないようだ。あまりネタバレにつながりそうなことは書かないが(とはいっても筆者も何もわかっていないのだが)このシーンには気になる描写がたくさんある。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
本当にジェシーはジェシーで、ディランはディランなのだろうか?
 ストーリーについて補足すると、謎の超常現象を引き起こす怪異を研究する連邦操作局(FBC)の拠点が“ヒス”と呼ばれる存在によって侵食されそうになっているところを、FBCの“局長”に就任したジェシーによって解決したのが前作。

 本作はその7年後が描かれる。ジェシーの失踪により拠点の封鎖が解かれ、マンハッタンが超常現象によって侵食されてしまう。これにより、あちこちに空間のひずみのようなものができているらしい。

 ちなみに物語の冒頭でディランは手術室のようなところで目覚めたのだが、彼は10歳の頃からFBCの管理下に置かれていたのだという。この辺も、以下の記事を参照してほしい。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
これは以前の記事の画像だが、ディランはこういう不穏な場所で目覚める。
 前作『CONTROL』でも、空間が歪んでいく美しくも不気味なゲームの世界観が評価されていたが、それは今作でも健在。スタートしたところがリアルな街並みだったため、この謎の空間に迷い込んだときの温度差が激しい。

 ジェシーの声がするほうへ行くと、古めかしいブラウン管のテレビになつかしいゲームハードが繋がれ、画面にはゲームのロゴが。昔、ジェシーとディランがふたりでいっしょに遊んだゲームなのだろうか?
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
筆者にも見おぼえがある気がするデザイン。
 空間に点在するこのゲームロゴが表示されたテレビを調べることで、ディランはダッシュやジャンプといったアクションを習得していく。
『コントロール レゾナント』を先行プレイ。今度は弟が姉を探す物語。前作『コントロール』の主人公のジェシーとさっそく再会するも、どこか嚙み合わない会話に謎は深まるばかり
 ただの基本動作と侮ることなかれ、浮遊やダブルジャンプなどを習得することで、ディランの機動力がさらに上がって、とても楽しい。とくに滞空時間が長くなることは、ちょっとした段差も飛び越えるのにひと苦労なプレイヤーにとってはたいへんありがたい。ふわっとしている間に気持ちの余裕ができるのだ。

 最初は生まれたての赤ちゃんのようだったディラン。どんどんできることが増えていくディランを見るのは姉としてもうれしいものがある。……ってもしかして私がジェシーだった!?
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幼少期のクリスマスにもらったゲームが関係している?
 最初はどうなることかと思ったが、できるアクションが増えていくにつれてどんどん楽しくなっていき、気づけば夢中でプレイをしてしまった。この短時間のなかでも、操作キャラのディランには愛着が湧いて、彼にはもっと強くなってほしいと心の底から思うし、もしかすると過去になにかあったかもしれない姉弟には、どうか幸せになってほしいと思う。

 ひとつだけ補足すると、本作にはマップがない。さらに「なんとなく進んでいけばたどり着く」というマップにはなっておらず、つぎにどこに行くかを探すのも醍醐味だ。

 ねじ曲げられた空間の美しさに目を奪われつつ、看板や地形を頼りに進む体験は、リアルな“未知の領域を探索している”という強い没入感を与えてくれる。……と、格好よく言いたいところだが、今回筆者はあまりに迷子になりすぎたものだから、見かねたスタッフさんに道を教えてもらう場面が何回かあった。

 あまりに情けない! 本当は情けなくて書きたくなかったが、ここまで読んでくれた皆さんに隠しごとはしたくないので正直に書いておくことにする。

 製品版プレイする際は安易にカメラを動かさず、空間に設置されたオブジェクトを目印に自分のいる位置を確認することを意識できればと思う。発売は2026年9月24日とそう遠い未来ではないので、リベンジの機会を心待ちにしたい。

以下、プレスリリースを引用

『CONTROL Resonant』製品情報

『CONTROL Resonant』スタンダード版(デジタル)

『CONTROL Resonant』デジタルデラックス版

  • 予約対応プラットフォーム: SteamEpic Games StoreXbox Series X|S、Steam、Epic Games Store、Xbox Series X|S
  • ゲーム本編を収録
  • ディラン用「AWEミッション」衣装
  • 限定アーティファクト「アンタップド」(ウォレット)
  • スターター・リソース・バンドル
  • デジタルアートブック
  • オリジナルサウンドトラック
  • 価格:¥8,990(価格が異なる場合がある)

『CONTROL Resonant』デジタルデラックス版(PlayStation限定)

  • 予約対応プラットフォーム:PlayStation 5
  • ゲーム本編を収録
  • 48時間の早期アクセス
  • ディラン用「AWEミッション」衣装
  • 限定アーティファクト「アンタップド」(ウォレット)
  • スターター・リソース・バンドル
  • デジタルアートブック
  • オリジナルサウンドトラック
  • 価格:¥8,990(価格が異なる場合がある)

『CONTROL Resonant』スタンダード版(パッケージ)

  • 予約対応プラットフォーム:PlayStation 5、Xbox Series X|S
  • ゲーム本編を収録
  • 価格:¥7,990(価格が異なる場合がある)

『CONTROL Resonant』スチールブック版(パッケージ)

  • 予約対応プラットフォーム:PlayStation 5、Xbox Series X|S
  • ゲーム本編を収録
  • スチールブックケース
  • ファインアートプリント(3枚)
  • キーアートポスター
  • 価格:¥8,990(価格が異なる場合がある)
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