今作では前作主人公ジェシーの弟であるディランが主人公となり、形状変化能力を持つ武器“アベラント”と超能力を併用して戦う、近接戦闘重視のアクションRPGとなる。
対応機種はプレイステーション5、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store)およびMacで、2026年発売予定。本作のクリエイティブディレクターであるミカエル・カスリネン氏によるプレゼンやQ&Aセッションに参加してきたので、その内容をご紹介しよう。
- 《背景》前作から7年後、ジェシーの失踪により、ついに超常的脅威がオールデスト・ハウスの外へ漏れ出す
- 《システム》“オープンエンド”な世界とミッション構造
- 《戦闘》近接攻撃&超能力で戦うアクションRPG
- そのほかの気になる部分
《背景》前作から7年後、ジェシーの失踪により、ついに超常的脅威がオールデスト・ハウスの外へ漏れ出す
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《システム》“オープンエンド”な世界とミッション構造
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- (オープンワールドゲームのように全部が繋がっていてどこでも行けるわけではなく)プレイヤーがゲームの進行に合わせて入っていくエリアがいくつもあるという作り
- 基本的にはメインキャンペーンに合わせて世界を巡っていくが、そのなかで探索中にサイドクエストに取り組んだり隠された秘密などを発見する幅がある
- サイドコンテンツは数合わせ(フィラー)では作っておらず、丁寧に設計して世界に組み込んだオーダーメイドの体験になっている
- アクションアドベンチャーからアクションRPG的な内容への移行を目標としていて、オープンエンドな探索はその一環
- プレイヤー主導の探索をしていくなかでさまざまな選択を行ったり、独自のビルド構築や敵へのアプローチを模索したりする
- マンハッタンにはまだ活動しているFBC職員や取り残された民間人がいて、救助や事態の封じ込めに奔走している。サイドクエストやストーリーラインの多くはそれらの問題を中心に展開する
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《戦闘》近接攻撃&超能力で戦うアクションRPG
それに対して『CONTROL Resonant』でディランが使うのは、変形する近接武器“アベラント”。初公開映像でも、ふた振りの棍のように使ったかと思えば、巨大なハンマー形態で打ち上げたり、大鎌のように一閃している様子が見られる。
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- 近接攻撃中心の設計で、とても幅広い敵にどう対処していくかがプレイヤーのチャレンジになる
- 必ずしもずっと1体の敵に固執せず、周囲の環境のなかを高速に移動したりパリィなども使いながら、近接攻撃と超能力でいろんな敵の構成に対抗していく
- 遠距離攻撃の手段は能力の中にはいくつかあるが、遠くから敵に対処するというより、空間の中を素早く移動して敵に迫るのが重要な作りになっている
- 敵はプレイヤーと同じような移動能力を持ち、足場から足場に飛び移ったり飛行したりしながら戦う。超自然的な攻撃も行ってくる
- 敵のサイズもバリエーションがあり、巨大なものも小さくて機敏なものもある。予測不能で容赦なく迫ってくる
そのほかの気になる部分
- Annapurna Picturesが共同出資・共同制作を行い、Remedyの自社パブリッシングタイトルとして展開予定となっている(※ゲームパブリッシング部門のAnnapurna Interactiveではなく、Remedyが資金調達を行った映画部門のPictures側であるのに注意)
- ディランは引き続きショーン・ダリーが演じている(※『Andor』のディエゴ・ルナに見えたので聞いてみた)
- プレイヤーにアプローチをいろいろ試す余地は与えたいと考えているが、能力の振り直し(リスペック)が簡単というわけではない。いくつかの選択は元に戻すのが難しく、どの能力を取るかは意識的に取り組まないといけない。しかし十分に時間をかければ欲しいものをすべて手に入れることもできる
- (これまでのRemedyのゲームのように)いきなり実写映像が入ってくるようなシネマティックな映像体験は絶対に続けたい。一方でより大きくオープンエンドな構成の世界に飛び込んでいくにあたって、複数の物語が連なってくるような体験もやりたい。どちらもあるものにしたい
- 上記ふたつの要素(RPG的な強化要素やストーリーテリングの形式)については2026年にもっと詳細を明かしていく















