5つの時代、5つの舞台で、大東真と真城優というふたりの男の50年にもわたる絆が描かれる。『龍が如く』シリーズを手掛けるRGGスタジオの作品ということで、多数のプレイスポットなども存在するようだが、“Summer Game Fest2026 Play Days”に出展されたデモはバトルに特化した内容となっていた。
具体的には、1915年の福岡・小倉(初級バトル)、1929年の広島・呉(中級バトル)、1943年の大阪・ミナミ(上級バトル)の3つのバトルを約1時間の自由に体験できた。

最初に結論を言ってしまうと、本作のバトルはかなり独特だ。試遊を始める前にスタッフの方から「これまで皆さんがプレイしてきた、RGGスタジオの作品や、一般的なアクションゲームのプレイ感覚はいったん忘れて、考え直していただく必要があります」という説明があったのだが、実際に触ってみてその言葉の意味を痛感した。
というのも、RGGスタジオが手掛ける『龍が如く』シリーズのバトルは豪快なアクションで敵を圧倒する爽快な戦いが魅力だが、本作は相手の動きや周囲の状況をしっかりと見極めて、状況に合った対応を随時行っていくのが重要なシステムになっているような印象を受けた。
操作についてもLB、LTで左半身、RB、RTで右半身の攻撃というように、左半身と右半身の操作が独立したかなりユニークなものになっている。正直、最初はかなり困惑したが、プレイを続けているうちに徐々に慣れていき、最終的には思い通りに動かせるようになっていた。後ほど詳しく説明するが、大阪・ミナミの上級バトルの相手はとにかく強く、初プレイ時は「絶対倒せないだろう……」と絶望を味わわされた。しかし、何度もプレイするうちに操作方法やシステムを理解していき、30分後には敵の猛攻を完全にいなして撃破を達成。この上達を実感できる奥深さが本作のバトルの醍醐味だと感じた。

ここからは基本的な操作方法や各バトルの特徴を紹介していこう。まずは本作の基本操作は以下の通り。
- 左スティック:移動
- 左スティック押し込み:ダッシュ
- 右スティック:カメラ操作
- LB:左弱攻撃
- LT:左強攻撃
- RT:右強攻撃 / キック
- RB:右弱攻撃
- Yボタン:武器切り替え(※長押しで武器選択画面を表示)
- Bボタン:ガード (※LBまたはRBと同時に押すことで、片手のみでガード)
- Aボタン:回避 / 決定
- 方向キー 上:消耗品を使用(※方向キー長押しで選択)
- 方向キー 下:回復薬を使用(※方向キー長押しで選択)
前述の通り本作では攻撃が4つのボタンが割り振られており、各攻撃はそれぞれ異なる特徴が存在する。
- 左弱攻撃:素早い攻撃。タイミングが合えばカウンターに有効。
- 左強攻撃:相手を吹き飛ばす強烈な一撃。
- 右弱攻撃:コンボの起点として優秀な攻撃。
- 右強攻撃:長押しでチャージし、最大のダメージを与える。
攻撃は交互にくり出したり組み合わせたりして、最大4連続のコンボを行うことができる。また、各攻撃はすべて長押しでチャージすることが可能で、それらを状況に合わせて使い分けるのが攻略の鍵となっている。

そのほか、敵に攻撃を当てたりすると体力ゲージ周辺の色が徐々に白から赤に変化していき、真っ赤になるとLTとRTを同時押しすることで特殊攻撃を発動できる。特殊攻撃は大ダメージを与えることができるので、積極的に狙っていくのが重要そうだ。


両手持ちのバールは攻撃力が高く、攻撃範囲も広く、かなり強力だがとにかくスピードが遅い。装備している間はダッシュも行えないため(ダッシュを行うと短距離のステップが出る)、敵との間合いを詰めるのに苦労した。また、攻撃ボタンを押すと途中でステップをしてキャンセルしたりすることもできないため、攻撃を行うタイミングをしっかりと見極めることが重要になりそうだ。


続いては各バトルについてご紹介。今回のデモでは、福岡・小倉(初級バトル)、広島・呉(中級バトル)、大阪・ミナミ(上級バトル)の3つを体験できた。
小倉の初級バトルでは、4人のチンピラが相手。初級ということもあって、操作方法やコンボなどを確認しているうちにあっさり撃破。

呉の中級バトルでは、敵が7人に増え、さらにそのうちひとりは大男に。人数が増えたこともあり、油断しているとすぐに敵に囲まれてしまう。囲まれると一方的に攻撃されてしまうため、ミニマップなども駆使して、全員の位置をしっかり把握することが重要だと感じた。その中でとくに注意しないといけないのがやはり大男。距離を取っていても突進して一気に間合いを詰めてくることがあるので、非常に厄介だった。
ただ、敵の人数が多いのはある意味、利点でもあり、敵が固まっているところに攻撃範囲の広いバールで攻撃を仕掛けたところ、複数人に一気にダメージを与えることができた。



そして、上級のミナミでは、おそらくボスと思われる敵とのバトル。一対一ではあるものの、動きが素早く、連続攻撃やカウンターも仕掛けてきて、めちゃくちゃ強い。冒頭にも書いた通り「絶対倒せないだろう……」と思ったほど。

ただ、本作のパリィは敵の攻撃に合わせてガードするだけでは発動しないのが難しいところ。ガードを行いつつ、敵の攻撃がプレイヤーの向かって左から来た場合はLB、右から来た場合はRBを押す必要がある。なお、パリィ時のガードは攻撃を受ける瞬間に入力する必要はなく先に入力しておき、攻撃を受ける瞬間はLBもしくはRBを押すだけでオーケー。
そのため、最初は敵の攻撃が左右のどちらから来るのか見極めることができず、パリィはあまり成功しなかった。しかし、敵の動きをよく見ると、連続攻撃をする際は右→左→右や左→右→左とある程度、法則性があることを発見。それに気付いてからは、どんどんパリィが決まり、無事に倒すことに成功した。















