2026年5月22日から5月24日にかけて京都・みやこめっせで開催される“BitSummit PUNCH”。本イベントで出展されている『Die Deep』を試遊してきたので、その感想をお届けする。 本作を手掛けるのは台湾に拠点を置く開発スタジオ・PINIX。2022年にリリースされて話題になった、剣闘士として闘技場で戦うデッキ構築ローグライト『Alina of the Arena』など、独自のゲーム性が光る作品を手掛けてきたスタジオだ。
そんな彼らが放つ最新作『Die Deep』は戦闘にフォーカスしたローグライトアクションゲーム。戦闘のおもしろさを追求するため、極限まで要素を削ぎ落しているのが大きな特徴で、ローグライトではおなじみのマップ探索などの要素も排した硬派なつくりとなっている。
反発心をくすぐる高難度アクション
プレイを開始してチュートリアルを終えると、すべてを飲み込むという“深淵”の内部へ。すぐに敵との戦闘が始まる。アクションのテンポは比較的ゆっくりで、操作もシンプル。ただ、ムズい……! さすがタイトルに“Die”と入っているだけある。

それでも、諦めたくなるような難度ではない。例えるなら、ちょっと辛いカレー。辛いんだけど我慢できるし、食べ続けていたらだんだんやみつきになっていく。そんな感じだ。
敵のほとんどの攻撃には予兆範囲が表示されるため、それを見ながら隙を突いて攻撃を差し込んでいくのが戦闘の基本。

先述の通り、アクションのテンポはゆっくりめなので、攻撃に当たらないように敵から距離を取るとこちらの反撃も間に合わない。つかず離れずの距離感をキープしながら、敵の攻撃を見切って反撃していく必要がある。このインファイトのジリジリした緊張感がたまらない。
フロアの敵を一掃したら、キャラクターのステータスを強化してつぎのフロアへ。深層で待ち受ける強力なボスを倒すのがメインの目的だ。

最大HPや復活回数を増やして打たれ強くしたり、攻撃力を上げたり。強化方針を考えるのも楽しい

もちろんボスも手ごわい。落ち着いて行動パターンを覚えて対処していく、ソウルライクらしい戦闘が魅力。
試遊版では“単眼戦士”と“盗賊”のふたりのキャラクターを選んでプレイできた。単眼戦士はどっしりと構えて戦うパワータイプで、盾を使ったガードやパリィが可能。一方、盗賊は両手に持ったナイフで敵に出血の状態異常を付与できるスピードタイプだ。
三度の飯よりパリィが好きな筆者個人としては単眼戦士が好みだったが、どちらのキャラクターも動かしていてちゃんと楽しい。初期HPや回避に使うゲージの本数なども異なるので、キャラクターによって立ち回りはガラッと変わる。

ちなみに、初期HPはけっこう低めで単眼戦士の場合は3、盗賊は2なので、ゴリ押しでは最初のフロアーすら突破できないだろう。ただ、回復の回数にはとくに縛りはないので、回復モーションを差し込むタイミングさえ見つければ戦い続けることも可能。
ラン中に倒されてしまうと、深淵の入り口に戻されてイチから潜りなおし。ランを終える際には、さまざまな効果を発動する“チャーム”を入手できた。

初期HPを増やす両キャラクター共通のものから、新アクションを追加するキャラクター固有のものまで、その効果は多種多様。なかには、“投射物を通常攻撃で弾き返せるようになる”など、プレイを劇的に変える効果のものもあった。
チャームは同時に4つまで装備可能なので、くり返し遊んで集めれば、自分のプレイスタイルに合わせてビルドを構築できる。一部のものを除いてチャームはランダムに入手できるとのことだったので、プレイヤーごとに攻略の流れは変わりそう。
試遊には10分という時間制限があったのだが、ランが失敗に終わっても自分の上達を実感できるのが楽しく、時間を意識する間もなくすぐに10分が経ってしまった。これ、無限に遊べるタイプのゲームだ……。
Steamではデモ版も配信されているので、アクションゲームの腕に覚えがある人はぜひプレイしてみてほしい。