『崩壊:スターレイル』黄金裔たちは今後も出てくる? 今後キャラクターの強化についても言及された『スタレ』3周年記念開発者インタビュー

『崩壊:スターレイル』黄金裔たちは今後も出てくる? 今後キャラクターの強化についても言及された『スタレ』3周年記念開発者インタビュー
 果てしない銀河を舞台にした壮大な旅を描く、HoYoverseのスペースファンタジーRPG『崩壊:スターレイル』。銀河を駆ける星穹列車の旅が始まってから、2026年4月26日をもってついに3年の月日が経過した。
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 オンパロス編という壮大な叙事詩を完結させ、現在、新たな舞台“二相楽園”へと物語の舵を切った『崩壊:スターレイル』。今回、記念すべき3周年を迎え、本作を開発・運営する制作チームにインタビューを実施した。

 なお、週刊ファミ通2026年4月23日発売号(No.1945/2026年5月7日号)では二相楽園にいたるまでのストーリーと全プレイアブルキャラクターの振り返りや、本誌初公開となる6キャラクターの設定画などが公開されているので、こちらもあわせてチェックしてほしい。

3年という旅路を経て。開拓者ととも次なるステージへ

――『崩壊:スターレイル』3周年おめでとうございます。この3年間を振り返ってみて、いかがでしょう? 率直な感想をお願いします。

制作チーム
 やっぱりいちばんは“感謝”ですね。プレイヤーの皆さまといっしょに3rdアニバーサリーまで歩んでこられたことは、チームにとって本当にうれしく、とても感慨深いものです。この3年間、皆さまにはたくさんの応援をいただき、さらには『崩壊:スターレイル』の成長を見守っていただきました。私たちにとって3rdアニバーサリーは単なるお祝いのタイミングというだけではありません。喜びや感謝もありますがそれ以上に、「これからも真剣に歩み続けていきたい」という責任を強く感じるときでもありますね!

初音ミクが歌う特別バージョンの3周年テーマソングや、開拓者からの手紙などが公開され、4月26日は大いに盛り上がる『崩壊:スターレイル』。
――過去キャラクターの強化が何度か行われていますが、まだ待ち望まれているキャラクターも多いです。今後はどのようなペースで強化が実施されていきますか?

制作チーム
 いまは現在の環境で、これまでのキャラクターがどのような状態にあるのかをより体系的に見直しているところです。ただ、決まったペースで強化を進めていくというわけではありませんし、単純に数値を底上げしておしまいにするつもりもありません。コンテンツや戦闘システム、そしてキャラクター自身のデザインに合わせることで、どのキャラクターが今の環境でさらに活かされ、強みを引き出せる余地があるかを見極めることが重要だと考えています。

 具体的な調整を行う際も、キャラクターをまったくの別物に変えるのではなく、そのキャラクター本来の役割やプレイスタイルの軸に沿った調整をしていく方針を立てています。こうすれば、キャラクターが持つ仕組みがスムーズに機能したうえで、今の環境でさらに活躍しやすくなるでしょう。ですので、ペースについて言うなら、継続して観察しながら少しずつ進めていく感じでしょうか。

 こうしたプロセスを通じて、多くのプレイヤーの皆さまに愛されているキャラクターたちが、さまざまなタイミングで再びパーティに戻り、輝き続けられるようにしたいと思っています。ぜひご期待ください!
4月22日に実施されたVer.4.2アップデートで、ホタル、フォフォ、ゼーレ、ヴェルト強化された。
――オンパロス編が完結した際のプレイヤーの反応や、開発陣の手応えはいかがでしたか?
制作チーム
 私たちにとって、オンパロスは心に刻むべき壮大な叙事詩の旅です。プレイヤーの皆さまも、世界の運命が動いていくさまだけではなく、ひとりひとりのキャラクターが信念と選択、そして代価の狭間でみずからを見つめ、答えを出していく姿そのものをご覧になったことでしょう。運命の重さ、悲壮さを感じながらも、キャラクターたちが互いを照らし合う力強さに、私たちも心を打たれました。

 開拓者の皆さまがこの章に寄せてくださった熱い想いや真摯な議論を、私たちはとても大切なものとして受け止めています。また、ストーリーのテンポや、ゲームプレイの見せかた、マーケティングなど、これまで皆さまからいただいた数々のご意見にも心から感謝しています。チーム一同、これまでの経験を糧に、いまお届けしている“二相楽園”、そしてこれからも続いていく、もっと素晴らしい物語と体験を皆様にお届けできるよう、全力で取り組んでまいります!

――オンパロス編においてモデリングや必殺技の演出がもっとも大変だったキャラクターは誰でしょう?

制作チーム
 制作がもっとも大変だったキャラクターをひとりだけ選ぶというのは、じつは難しいんです。というのも、キャラクターごとに直面する制作上の挑戦はそれぞれ違いますから。

 あるキャラクターは、おもにモデリングや質感の表現に課題があり、ディテールの豊かさ、視認性、そして世界観との一致のあいだでバランスを取る必要がありました。またあるキャラクターは、必殺技やカメラワークの演出において難易度の高さを持っています。限られた時間の中で、極めて強い感情、気迫、そして記憶に残るポイントを伝える必要があるからです。さらに別のキャラクターは、全体の統一性が課題でした。

 まとめると、ビジュアルデザインからアクションのテンポ、カメラワーク、エフェクトまで、すべてがキャラクターの雰囲気に沿っていないといけないんです。そのためオンパロス編では、それぞれのキャラクターにかなりの心血を注ぎました。このように何度もブラッシュアップを重ねているからこそ、実際にプレイした皆様からキャラクターの演出に対する感想やフィードバックをいただくのが、とくに楽しみなんです。
ファミ通がオンパロスの先行プレイで度肝を抜かされたのは2025年1月のことであった。
――完結とは表現しましたが、オンパロス編はまだ“つづく”となっていますよね。これは今後、黄金裔の活躍がオンパロスを超えて見ることができるということでしょうか?

制作チーム
 オンパロスは単なる完結を迎えた物語に留まりませんでした。プレイヤーの心に刻まれ、キャラクターたちが命を吹き込んだ壮大な冒険となったのです。旅の終わりは訪れても、これらのキャラクターや列車組のメンバーたちとプレイヤーが紡いだ絆が消えることはありません。黄金裔たちの今後の活躍……これは現時点ではまだお話しできませんが、ぜひ続報を楽しみに待っていてください!

――新たな運命“愉悦”ですが、アッハを使ったユニークながらも使いやすいシステムだと思います。こちらの開発経緯や、アイデアが出た際の話があれば教えてください。

制作チーム
 開発チームとして、私たちはつねにひとつのテーマを念頭に置いています。それは、『崩壊:スターレイル』の世界と運命の体系が広がり続ける中で、「それぞれの運命が持つ理念を、どうやってプレイヤーの心に響く体験として届けるか」ということです。

 “愉悦”は運命の中でも非常にとくべつなものです。『崩壊:スターレイル』の世界観において、それはわかりやすいお気楽さ、賑やかさ、表面的な“遊び心”ではありません。もっとドラマチックで、型破りで、そして予測不可能という性質を持ち合わせています。だからこそ最初に考えたとき、単に“ランダム性”や“混乱”をシステムに組み込むことには重きを置かず、もっと核心的な感覚を抽出することに注力しました。つまり、変化やテンポの逆転、プレイヤーが思わず笑みを浮かべるような予想外の瞬間をもたらしつつも、わかりやすさと操作性を疎かにしないようにしたんです。

 かんたんに言うなら、“お気楽さ”や“混乱”をそのままシステムにすることではなく、愉悦という運命が持つ、予想を裏切り、ドラマチックな変化を生み出す愉しさを、ユニークでありつつ使いやすいものに昇華することを目指しました。

――開発者視点で二相楽園でのおすすめスポットや注目点、裏話、ここだけの話などはありますか?

制作チーム
 開発者としてオススメするなら、やはりプレイヤーの皆さまには隅々までじっくり探索していただきたいですね(笑)。たとえば、Ver.4.1で実装されたマップ“星穹列車FES”! あれは単なる展覧会というだけではありません。私たちにとっては、星穹列車がこれまでどんな経験してきたのかを一般の方々向けに真剣に紹介するようなものです。

 多くの開拓者が、いちどは想像したことがあるのではないでしょうか。「もし星穹列車が現実世界へやってきたら、これまでともに歩んできた仲間たちや宇宙でのロマンチックな冒険の伝説を、他の人にどう伝えればいいのだろうか」と。ある意味で、“星穹列車FES”はまさに、二相楽園におけるこの問いへの答えなのです。過去の旅の振り返りだけでなく、より広い世界に向けた真摯な語りかけでもあります。フェスを言語として、列車の足跡や仲間の物語、そしてこの銀河での冒険の数々を、これから出会うであろうより多くの方々に届けています。

 いまは二相楽園の物語が進行中ですよね。Ver.4.2ではこの世界の様々な謎が少しずつ明らかになっていきます。どうぞご期待ください!

――3周年のバージョンで実装となる銀狼Lv.999ですが、現状で明かせる設定などはありますでしょうか?

制作チーム
 銀狼LV.999に興味を持ってくださり、ありがとうございます。現時点でお伝えできるのは、これが名前の数字でインパクトを狙っただけのキャラクターではないということですね。この形態を通じて、銀狼というキャラクターの表現や能力、そして立ち位置がどう進化するのか、プレイヤーの皆さまに見届けていただきたいと思っています。

 彼女は相変わらず、皆様もよく知る賢くて危険で、どこか斜に構えた雰囲気を持っていますが、新しい物語では、その魅力がこれまでにない奥行きを見せてくれるはずです。同時に、この形態は単に“強くなった”だけではなく、いくつかの重要な要素において、本当の意味での進化と変化を遂げています。“LV.999”が何を意味するのか、どんな設定が隠されているのか、どんな展開につながるのか――その核心の部分は正式にリリースされたストーリーで、プレイヤーの皆様に確かめていただきたいと考えています。どうぞご期待ください。
先日初音ミクとコラボした楽曲“HoYoHoYoにしてあげる”も話題になった銀狼LV.999。
――4周年に向けての意気込みなどを教えてください。
制作チーム
 チームにとってのいちばんの目標は、これからのバージョンも引き続き丁寧に作り上げていくことです。物語、キャラクター、世界の拡張、それから全体的な体験のブラッシュアップについても、着実に進めていきたいと思っています。

 私たちにとって4周年とは、ただ単にひとつの決まりきったゴールというわけではありません。その日を迎えたとき、それまでのコンテンツや旅路が期待を裏切るものではなかったと、プレイヤーの皆さまに感じていただきたいのです。

――最後に今後のバージョンも楽しみにしている開拓者の皆さんへメッセージをお願いします。

制作チーム
 皆さま、これまでの旅をいっしょに歩んでくださり、ありがとうございます。二相楽園での物語はまだ始まったばかりです。この先もたくさんのキャラクターとの出会い、そしてたくさんの物語と冒険が、この世界で繰り広げられていきます。どうぞご期待ください!
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