
4月21日、長崎県。天気晴朗、微風。筆者・堅田ヒカルは気温25度のハウステンボスを歩いていた。


まだ5月にもならないのにこの暑さ。ミーンミーンと長く鳴くセミの声が聞こえる(幻聴)。
道路には陽炎が揺れ、電柱と蜘蛛の巣のような電線が影を暗く濃く落としている(ハウステンボスに電柱はない。幻視)。
静かだ。すぐそこに、青髪ショートの美少女が見えた気がしてハッと顔を上げる。しかし、誰もいない。鳩が音を立てて飛び立っていった(アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』第1話のオマージュ)。

ミサトさん!? いったい何なんだよこれ!
スタンプラリーよ。ハウステンボスを歩いてスタンプを押しなさいヒカルくん。
ハウステンボス!? ハウスはともかく“テンボス”って何なんだよ!
それを君が知る必要はないわ。あとハウステンボスは英語の“House”でもなくてオランダ語の“Huis Ten Bosch(森の家)”よ。
ハウスでもない!? いったい何を言っているのかわかんないよ!
でーんでーんでーんでーん どんどん(例の音楽)。
- ハウステンボス×エヴァコラボが開催
- 熱中症対策必須! “NERV佐世保支部 作戦稟議書スタンプラリー”
- 8Kライド“迎撃要塞都市ハウステンボス”
- コラボグルメ・充実のグッズショップにも注目
- ハウステンボス概要
ハウステンボス×エヴァコラボが開催

というわけで、2026年4月24日から長崎県・佐世保市のテーマパーク“ハウステンボス”で、『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボイベントがスタートする(9月13日まで)。
世界初の8Kライドアトラクション“エヴァンゲリオン・ザ・ライド - 8K -”が稼働開始するとともに、スペシャルスタンプラリーやコラボグルメ、限定グッズ、ナイトショーにホテルではコラボルームまで、多彩なコラボ展開が行われている。
細かな情報はコラボ公式サイトをご覧いただくとして、本稿では、開催前に行われたメディア向け体験ツアーでひと足お先に本コラボを体感した模様をお届けしよう。
熱中症対策必須! “NERV佐世保支部 作戦稟議書スタンプラリー”

スタンプラリー用のキットは売店“フォンデル”で購入(1200円[税込])。スマートフォンに自身の情報を登録してスタート。ハウステンボス内を歩き回りながら台紙に3つのスタンプを押していくというもの。

元気出る! ミサトさんが! おれに! お願いごとを!!! これは元気とやる気が出ますよ! 日本の40代男性は全員14歳のころ“自認碇シンジ”になっていたんだから(※個人の感想です)、それがミサトさんから「やってね」って言われたら、そりゃあがんばろうっていうものだよ! 編集者ネーム(堅田ヒカル)が『エヴァ』の登場人物っぽい名前をしている甲斐があるってもんだよ!
さあハウステンボスを歩き回ってスタンプ押しまくるぞ!
……と、勇んで歩き始めてみたら、これが冒頭の感想につながるというわけです。
暑い! うわっ、なんだよこれミサトさん!
スタンプラリーよ、歩きなさいヒカルくん。
広い! うわっ、なんだよこれミサトさん!
ハウステンボス(森の家)よ、歩きなさいヒカルくん。
そんな会話を脳内で交わしながらハウステンボス内をひたすらある歩く。
初めて訪れたのだけど、ハウステンボスは風景がとてもきれい。スタンプラリーは、当日中であれば施設退場時刻以外の時間制限はないので、できればゆったりと楽しもう。




実際、ハウステンボスの広さは想像以上。スタンプラリーはその全域を使うわけではないんだけど、体感ではトータル2~3キロは歩くような気がする(迷ったりすると個人差が大きいと思うものの)。
スタンプラリーに挑む際は涼しい格好をしたり帽子を被ったり日傘を差したり冷たい飲み物を持ってきたり、十分に熱中症対策をしたほうがよさそうだ。ネルフ下っ端職員の苦労がしのばれる。現代日本の夏は「セカンド・インパクト後か!?」と太陽に向かってツッコミたくなるほどだ。ふつうに進めると2~3時間ほど必要になるかと思うので、暑さに気をつけながら楽しんでほしい。
スタンプの柄はオリジナルのデザインとなっており、スタンプ台のデザインやギミックも凝って作られているので楽しいぞ。
スタンプはハウステンボス内各所に3つ設置されており、探して押していく。3つ揃えて、NERV佐世保支部総務部へ提出するとクリアー証明がもらえる。ぜひ集めてみよう。

8Kライド“迎撃要塞都市ハウステンボス”

そして本コラボの目玉となるのが新アトラクション“エヴァンゲリオン・ザ・ライド -8K- 迎撃要塞都市ハウステンボス”。体験者は再びネルフ臨時職員としてとある極秘ミッションに臨む。
噴水広場となりに建つライド施設に入場すると、館内は『エヴァ』仕様に。係員のスタッフもNERV職員の制服を着ていて気分が盛り上がる!



『新世紀エヴァンゲリオン』の8Kアトラクションは日本初とのこと。どのようなものかというと、 8K LED巨大ドームスクリーンで『エヴァンゲリオン』の世界が映し出され、体験者は宙に浮く椅子に座り、その映像を“体感”する。爆風に舞う破片のひとつひとつがこちら側にむかってくるのが目視できるほどの驚異の解像度で、ライドモーションが完全シンクロ! 使徒との激闘、急降下や浮遊感を全身で味わえるアトラクションとなっている。
待合室を抜けると、NERV職員の案内に従って事前説明ルームへ。ここでは作品の世界設定が紹介され、「ハウステンボスは、じつは使徒から人類を守るためのNERVの佐世保基地“迎撃要塞ハウステンボス”だったのだ!」ということが明かされる。
そうか、佐世保と言えば軍港だものな、国際連合直属非公開組織NERVならそのくらいやるよな。あと庵野監督が好きそう。その証拠にハウステンボス内には“anno1992”と書かれている建物もあった。

なので、ここからは一切ネタバレにならないように、それでも最大限の興奮をお伝えしよう。ゼーレのお偉方が黙っちゃいませんぜ。
ネタバレにならないネルフ臨時職員の叫び
すげえ! アレじゃん!
ハウステンボス!!!
ハウステンボス!!!!
あーハウステンボス、あーっ!!
エヴァンゲリオン!!!!!!!!
エヴァンゲリオン!!!!!!!!!!!!!!
かっこいい!
かっこいい!!
かっこいいいいいいい!!!!!
使徒! 使徒だよ使徒!!!! 使徒!!! デカイ!!! 怖い!!! 超怖い!!!!!! 超使徒!!!! 超使徒なの!!!!
あーっ!!! ハウステンボス!
ハ ウ ス テ ン ボ ス !!!
アレのアレ!!!!!
使徒がアレのアレに!!! うおおおおおおおおおおおおおお!!!!
ハ ウ ス テ ン ボ ス !!!!!!!!!
エ ヴ ァ ン ゲ リ オ ン !!!!!!!!!!!!
ハ ウ ス テ ン ボ ス !!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああー……ハウステンボス…………。夕暮れ……。
(以後、この臨時職員の安否は明らかにされていない)。
コラボグルメ・充実のグッズショップにも注目

ハウステンボス内ではフードットラックが展開され、レストランでもさまざまなコラボフードが販売されている。









と、ここまで紹介した通り、非常に充実したエヴァンゲリオンコラボとなっている。スタンプラリーではミサトさんの部下となって歩き回り、オリジナルデザインのスタンプを押すのはじつに楽しい。そして何より、新アトラクションの8Kライドは、ストーリー展開は書けないが、絶対にここでしか観られない、味わえない感動が待ち受けている。
これから始まるゴールデンウィークや夏休み、ハウステンボスに出掛けてみてはいかがだろうか。

ハウステンボス概要

- 住所:859-3292 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
- 電話番号:0570-064-110(ハウステンボス総合案内ナビダイヤル)
- 営業時間:10:00~21:00(※入場締切は営業終了の1時間前)
1DAYパスポート 料金
- 大人(18歳以上)7600円[税込]~
- 中人(中学・高校生)6600円[税込]~
- 小人(小学生)5000円[税込]~
- 未就学児(4歳~小学生未満)3800円[税込]~
- シニア(65歳以上)5900円[税込]~
交通アクセス
- クルマ:長崎自動車道東そのぎICから約35分。西九州自動車道大塔ICから約10分。
- バス:長崎空港から約70分。
- 高速船:長崎空港から約50分。
- 電車:佐世保駅から長崎方面行で約20分。JRハウステンボス駅から約7分。
















