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『学マス』初星音楽祭Day1リポート。『カタマリオンザドゥン』に『かちドキ』、『CRYST@LOUD』が披露。アコースティックアレンジや生バンドなど、“音を楽しむ”1日に

『学マス』初星音楽祭Day1リポート。『カタマリオンザドゥン』に『かちドキ』、『CRYST@LOUD』が披露。アコースティックアレンジや生バンドなど、“音を楽しむ”1日に
 2026年2月28日、3月1日東京都・京王アリーナTOKYOにて、『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)のライブイベント“学園アイドルマスター 初星音楽祭”が開催された。

 『学マス』としては、2025年9月20日、21日に行われた“学園アイドルマスター クラス対抗初星大運動会”ぶりの大型イベント。全員が“Campus mode!!”の衣装に身を包んだキービジュアルに、否応なく期待を高まらせているプロデューサー(『
アイドルマスター』シリーズのファンのこと)も多いはず! 本稿では、そんな初星音楽祭、1日目の様子をお届けしよう。

出演者(敬称略)
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  • 長月あおい(花海咲季役)
  • 小鹿なお(月村手毬役)
  • 飯田ヒカル(藤田ことね役)
  • 七瀬つむぎ(有村麻央役)
  • 花岩香奈(葛城リーリヤ役)
  • 伊藤舞音(倉本千奈役)
  • 川村玲奈(篠澤広役)
  • 湊みや(紫雲清夏役)
  • 薄井友里(姫崎莉波役)
  • 松田彩音(花海佑芽役)
  • 春咲暖(秦谷美鈴役)
  • 陽高真白(十王星南役)
  • 天音ゆかり(雨夜燕役)
※なお、川村玲奈さん(篠澤広役)はリハーサル後の急な体調不良のため、一部の出演は見合わせる形となった。

『カタマリオンザドゥン』や『かちドキ』コラボ楽曲の披露。まさに“音を楽しむ”公演に!

 この日の東京は晴れやかな空模様。音楽祭を執り行うのにもぴったりな初春の空だ。

 会場で参加しているプロデューサー陣も、準備万端の様子。開演直前に会場で流れていた
『白線』には、白いライトを振りつつ愛たっぷりのコールとクラップ! 『Wonder Scale』の途中で照明が落とされ、提供各社の紹介が始まると、恒例の読み上げを大ボリュームで行っていた。

 その後、恒例となる初星学園の学園長・十王邦夫(声:大塚明夫さん)による挨拶。「元気にしておったかのー!?」など、これらの呼びかけにも全力で応じるプロデューサーたち。そして根緒亜紗里先生(声:古賀葵さん)による諸注意の連絡があったのち、ふたりの「開幕じゃ!(です!)」の声とともに、初星音楽祭の1日目が幕を開ける。

 爽快なブラスバンドの音が会場の隅々まで鳴り響き、生バンド仕様によるOvertureとともに、各アイドルがモニターに映し出される。学園長による「Hello Everyone! It's Showtime!」の声ととともにキャスト陣が“Campus mode!!”衣装に身を包みステージへ登壇。

 そして、後ろにブラスバンドがいるということは……そう、“初星音楽祭”の始まりを告げるのは先日公開された
『わかし・さわがし・スカパンク』! ご機嫌な“スカ”のサウンドとともに会場を盛大に盛り上げていく。

 間奏の楽器の音に合わせた音遊びパートは、オリジナルメンバー以外も参加し個性たっぷりにかわいらしく歌い上げ、サビの“DON! CHAN! 100 HOT~”はジャンプしながら、大はしゃぎ。会場全体を揺らすような、全力で心を沸かす1曲からスタートとなった。
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 間髪入れず披露された2曲目は、天音さん、薄井さん、七瀬さんによる
『古今東西ちょちょいのちょい』。アニメイトコラボ時の楽曲で、賑やかな曲調とたくさんのアドリブパートが特徴。今回はさらに生のブラスバンドによる演奏も相まって、その賑やかさがさらにパワーアップ。

 間奏のアドリブパートでは、3人による“本気のアドリブ”が。ブラスバンドと3人の声により爽快な音を奏で合う、生バンドのいる今回ならではの演出に会場も大盛り上がり。七瀬さんによる「歌って踊ろう! 初星音楽祭!」の煽りでさらに会場のボルテージを引き上げ、会場中を“楽しい!”で満たしていく。
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 続く3曲目は、Re;IRIS(長月さん、小鹿さん、飯田さん)の3人が
『雨上がりのアイリス』を披露。生ブラスバンドつきでの演奏となり、ふだん以上の音の厚みがこの曲の持つストーリー性を際立たせる。この曲は以前“THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2025(MOIW2025)”の大きな会場で披露した経験もあってか、3人のパフォーマンスもいつも以上に堂々としたものが感じられるようなものとなっていた。
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 息つく間もない怒涛の3曲からMCへ。春咲さんが
『雨上がりのアイリス』の歌詞に合わせた言葉で場を沸かせたり、飯田さんが“初星学園”を“初星学年”と呼ぶといったおちゃめなミスがあったりしつつ、それぞれが担当するアイドルらしいセリフとともに、意気込みと自己紹介が行われた。

 統一感がありつつもそれぞれの個性が反映された、初星学園における伝統的な楽曲を象徴する“Campus mode!!”についても言及が。恒例の「まわって~」から全員が衣装を披露し、ライブパートへ。

 歓声とともに始まったソロ曲パートは、長月さんによる咲季の
『Fighting My Way』から。ゲーム内MV準拠のキックが追加されたり、振り付けが変わるなど、何度も披露されながらも進化してきた本楽曲。今回は楽曲のかっこよさもさることながら、長月さんからは咲季らしい“かわいさ”が際立つようなパフォーマンスに感じられる。

 そしてなんと、会場のサイドかダンサーが登場! 3人編成でキレのあるダンスを披露し、曲の持つかっこよさをより引き立たせる。長月さんの振りに強くかわいさを感じたのは、この編成に合わせたものだったのかもしれない。
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 生意気な挑戦者に応えるよう、つぎなる楽曲は一番星である星南の
『Choo Choo Choo』へ。こちらもパフォーマンスは陽高さんだけではなく、なんと4人のダンサーとあわせた5人編成で披露された。まるで絶対なる王者を支える家臣のように、陽高さんの華のあるダンスをより際立たせるような振り付けに会場が沸く。サビで恒例となる弓を引き絞る動きには、プロデューサーたちから悲鳴じみた歓声が。
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 まだ熱冷めやらぬ会場へ、無数のレーザーとともに美鈴の
『Superlative』のイントロが流れ出す。ゆったりとした、先ほどとはまた違った技巧の高さを感じさせるダンスで春咲さんが会場を魅了する。柔らかさの中にも、こちらを捉えて離さない深みと強さを感じさせる歌声で、会場を包み込んでいく。

 落ちサビでは、中央に立つ春咲さんの後ろに立ち、まるで千手観音か阿修羅像を彷彿とさせるようなダンスを披露。衣装も相まって、“Campus mode!!”衣装の美鈴が持つ、どこか神々しさすら感じさせるような佇まいやすごみを感じられるようなステージになっていた。
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 7曲目は七瀬さんによる麻央の
『Feel Jewel Dream』。こちらもダンサーとともに踊る編成となっており、クラブシーンのようなグルーブ感が満載。間奏ではそれぞれのダンサーがキレキレのダンスを披露し、それに応えるよう中央に立つ七瀬さんも髪を活かした艶やかなダンスを魅せる。ダンスミュージックらしいノリの気持ちよさと、安定した歌声にこめられた力強さも感じられる、まばゆい宝石のようなステージが展開された。
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 そして初星学園のダンスミュージックといえば清夏! 
『Kira Kira』の特殊イントロとともに湊さんが壇上へ。ダンサーと合わせた5人編成により、さらに楽曲の世界が拡張されたような印象を受けるステージに。

 湊さんのダンスが進化しているのはもちろんのこと、ロングトーンの伸びや奮わせかたなどから、いままで以上に声の力強さを感じられるのが印象に残るステージとなっていた。
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 ステージ上を紫の光が包み込み、3年生組(莉波、麻央、燕、星南)が登壇。“学園アイドルマスター クラス対抗初星大運動会”の際に作られたこの4人の楽曲
『ナイワ』へ。ダンサーも6人参加し、ステージ上の華やかさはいままでに類を見ないほどに。

 ダンスのそうだが、今回はサビ前のラップパートの演出が印象的だった。楽しさでノリに乗る天音さんと陽高さん、そのふたりを大人しくまとめる七瀬さんと薄井さん。それぞれの歌いかたがアイドルどうしの関連性を感じられるような仕上がりに。
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 そんな
『ナイワ』が終わると、ステージの端から「かっこよかった~~~!!」と松田さんがかけより、それを笑顔で陽高さんが受け止める。まるで『学マス』のコミュを見ているような微笑ましいやり取りからMCパートへ。松田さんがテンション高くこれまで披露された楽曲を振り返り、陽高さんもそれに乗り、そんなふたりをしっかり春咲さんがまとめる、いつもの光景が展開されていた。

 MC後は千奈の
『憧れをいっぱい』から。しかし楽曲の編成や歌いかたがいつもとは大きく違う。シンプルな伴奏とともに、ときにゆったりと、ときには明るく、伊藤さんが千奈の持つ天真爛漫さを全身で表現する。見聞きするだけでどこか心が楽しくなる、ミュージカルのようなステージに。

 どのライブでも歌唱中には“千奈らしい表現”を随所に散りばめながらパフォーマンスを積み重ねてきた、ここまでの伊藤さんが演じた『学マス』ステージの集大成を感じられるようなパフォーマンスとなっていた。
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 ムーディーなイントロとともに、壇上には七瀬さんがひとり。こちらも特殊な編成による麻央の
『Sweet Magic』が披露された。こちらはジャジーな曲調で、 “大人っぽいサウンド”が満載の1曲に。落ち着いた曲調の中に七瀬さんの見せる“かわいい麻央”の歌声が映え、そのギャップに魅せられる。まさにプリンス麻央イリュージョンが感じられるステージだ。
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 続いて披露されたのは莉波の
『歌声は君いろ』。相手を静かに、やさしく想うような楽曲だが、今回のアレンジによりさらにその面が強調されているような印象を受ける。薄井さんの歌いかたや表情も相まって、“添い遂げる”気持ちがダイレクトに伝わってくるよう。会場全体が、しんみりと聞き入ってしまうようなパフォーマンスを披露した。
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 しばらくの暗転のあと、披露されたのは手毬の
『Unhappy Light』。なんと今回は、アコースティックギターによる生演奏だ。壇上で小鹿さんが椅子に座りながら、柔らかい歌声で寂しがりな手毬の内面を歌い上げる様子は、どこかライブハウスのような光景を幻視させる。

 1番は静かにゆったり、2番からは音を強く明るく。1本のギターと小鹿さんの声のみというシンプルな編成だからこそ、より楽曲の持つ世界観を感じられるようなパフォーマンスになっていた。
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 しっとりした雰囲気からつぎの曲へ。続いてはシーズンイベント“桜舞うスタートライン”より、
『桜フォトグラフ』。長月さん、花岩さん、湊さんの3人によるオリジナルメンバーでの歌唱だ。

 もちろん楽曲も大幅なアレンジが。曲調はより穏やかに、しかし裏にいままで積み上げてきた思い出を感じられるような厚みがあり、こちらの心へダイレクトに語り掛けてくるようなものに。歌詞中の“きっと”と“ずっと”に籠められた3人の感情から、思わず涙腺を刺激されてしまう。
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 そんなアレンジ満載の“アコースティックブロック”が終わり、MCへ。七瀬さんは今回の音源を聞いたとき、かなりの驚きがあったとうれしそうに笑っていた。小鹿さんからは、
『Unhappy Light』のステージはクリック音などがない状態での歌唱であったことが明かされる。最初こそうまくはいかなかったが、本番では演奏者と心を合わせられたような気がして、楽しいパフォーマンスができたと言うと、会場からは大きな拍手が。

 続いてのブロックは、まさかの
『かちドキ』から! 『学マス』の公式コミカライズ『学園アイドルマスター GOLD RUSH』のオリジナルの曲であり、いままで大型イベントでは披露されていなかった楽曲だ。

 たとえモニタ越しでも“目が合った”と感じられるような、天性のアイドルであることねばりのパフォーマンスで、飯田さんが踊り歌う。ウインクをして、小指を立てて、“魔法のあいしてる”をステージから、会場全体から送り合う。マンガ内のライブシーンを再現するかようなステージとなっていた。
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 そんなステージへ教会の鐘が響く。続いて披露されたのは、現在開催中のリアル脱出ゲーム“人狼の潜む文化祭からの脱出”のコラボ楽曲である
『SEARCH RIGHT』。歌唱は生徒会メンバーを演じる松田さん、伊藤さん、春咲さん、天音さん、薄井さん、陽高さんの6人だ。疑心暗鬼の討論、それでも真実を目指して……ときに背中合わせに、ときに向き合いながら、楽曲の世界観に沿うようなフォーメーションで会場を魅せる。
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 続いて披露されたのは、こちらもまさかの“THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023(MOIW2023)”の全体曲である
『CRYST@LOUD』! 『学マス』サービス開始前からの楽曲を、春咲さん、川村さん、湊さん、花岩さんが歌う光景を見て、会場からも大歓声が。最後のモニタには、しっかりと『アイドルマスター』の各ブランドを指す6つの星が刻まれていた。

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 さらに続いて
『GO MY WAY!!』へ。こちらは初代『アイドルマスター』の楽曲であり、『学マス』では、『学園アイドルマスター GOLD RUSH』にてことねがカバーしている。今回のステージも飯田さんによる歌唱だ。長く紡がれてきた伝統の一曲ということもあって、プロデューサーたちによるコールも大加熱。ラストの“ラララ”は、飯田さんが「みんな、歌って~!」と大声で煽り、会場へマイクを向ける。全体が一体となり、最高の盛り上がりを見せる。
※以下のインタビューでは、飯田さんの『GO MY WAY!!』への想いが語られている。
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 続いては『
ワンスアポンア塊魂』の素敵ソング『カタマリオンザドゥン』が披露。コラボ楽曲が多いパート……となれば、心待ちにしていたプロデューサーも多かったのだろう。イントロが流れた際の歓声はとんでもないものだった。

 ほかの咲季が歌う楽曲ではなかなか見られないような、まるくてかわいい振り付けが印象的。なんと曲の途中には、ステージ上の小さなモニタで『
塊魂』の王子とともに長月さんが塊を転がす振り付けも。意外性たっぷりな動きに、会場も大いに沸く。

 そして“ドゥンドゥンドコドゥン”をひたすらに刻むパートからは飯田さん、小鹿さんも参戦し、ラスサビでは3人合わせての歌唱や塊を転がす振り付けも。最後にはころがした塊を空に打ち上げ星にする演出や、3人で巨大な塊を作る振り付けなど、『塊魂』らしさあふれるステージとなっていた。
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 “スペシャルブロック”が終了し、MCへ。さっそく湊さんが「ドゥンドコしてたねえ~!」と声をかける。「ドゥンドゥンドコドゥンの歌詞覚えるの難しくない?」と長月さんが言うと、飯田さんと小鹿さんも同意。湊さんは、プロデューサー陣が意外と歌えていたことに驚かれていた。

 
『CRYST@LOUD』を披露した湊さんは、なんとMOIW2023を観客席で花岩さんとクラップをしながら聞いていたという。あのときの曲を歌える感動を口にしていた。
※湊さんと花岩さんがMOIW2023をいっしょに観覧していたというエピソードは、以下のインタビューでも語られている。

 話題は
『SEARCH RIGHT』についてへ。6人での大所帯での歌唱について、豪華だと感じたと天音さん。薄井さんは生徒会メンバーでの練習の楽しさや、楽曲自体に苦戦しながらもがんばれた思い出をうれしそうに語った。

 飯田さんの「まだまだ声出せますよね!」に大声でプロデューサーが返答し、つぎのブロックへ。続いてはドラム、ベース、ギター、キーボードなども交えた、生バンドによる演奏付きブロックのようだ。

 最初に披露されたのは、Begrazia(松田さん、春咲さん、陽高さん)の
『Star-mine』。Begraziaのオリジナル衣装に身を包んだ3人が現れると、会場から大歓声が。

 新衣装のお披露目もさることながら、生バンドによりさらに臨場感が増したサウンドで、いつも以上の熱を感じられるステージに。2番初めにあるラップパートの気持ちよさは、間違いなく今回のバンドによる編成ならではだろう。最後には満天の空へ歌声を響かせた3人とバンドメンバーに、会場からも惜しみない拍手が送られた。
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 ギターが音を刻む中、続いてステージに立つのは小鹿さん。披露されたのは手毬の
『アイヴイ』だ。こちらは原曲以上にエレキギターの音がより際立ち、楽曲が持つ“鋭さ”がより顕著に。曲の振り付けと“Campus mode!!”衣装との親和性も高く、横を向いて歌うパートでは羽織ったジャケットがよく映える。小鹿さんの熱を帯びた歌唱がすばらしいのは言わずもがな、何度も披露されてきた1曲ながらも、初星音楽祭だからこその魅力が詰まったステージになっていた。
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 続いて会場に響くのは冷たいピアノの音。そこから激しいギターサウンドへと繋がり、リーリヤの
『極光』が披露された。激しいダンスとともに、花岩さんがリーリヤの激情を歌う。感情の強さを掻き立てるようなギターと、裏を流れる鍵盤の音が、さらにステージを盛り上げる。そして音の強さがあるからこそ、落ちサビである“優星じゃなかった”の無音がより映える。全体を通して、生バンドがあることで曲の魅力を再確認できるようなものとなっていた。
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『極光』のアウトロが鳴り響く中、ステージのライトは紫に。花岩さんと入れ替わるように天音さんが登壇し「盛り上がる準備はいいか!」と会場を煽る。そして後ろの音は、いつのまにか燕のソロ曲である『理論武装して』のイントロへ――。法外な曲間の繋ぎに、会場中のプロデューサーが歓声を上げる。

 壁を打ち砕くような、がなるような力強さを感じさせる歌声で、天音さんが燕の“反骨”を歌う。間奏のダンスパートも凛々しく決め、“あるべき姿”を思い出し頂点を狙う姿勢を示すような、圧巻のパフォーマンスが披露された。
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 会場は暗転し、激しい音から一転してピアノの音へ。披露されたのは佑芽の
『The Rolling Riceball』。「みんなでおにぎり食べるぞー! バンドのみんなもいっくよー!」と松田さんが声を上げ、ここからの大盛り上がりを予想させる。

 その予想はまさに的中。“打ち出の小槌”の音に合わせてシンバルが叩かれたり、ギターの人に絡んだり、最後のワンフレーズではキーボードが大暴れしたり、複数人だからこその演出で、終始賑やかなパフォーマンスが展開。“もっと! そうもっと!”という言葉とともに、こちらの楽しい気持ちがより引き出されるような1曲となった。
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 つぎの楽曲は
『ENDLESS DANCE』。歌唱メンバーは川村さん、伊藤さん、湊さんの3人だ。こちらもバックバンドのよさがより強く発揮される激しい楽曲で、とくにギターサウンドのかっこよさが耳に染みる。そんなかっこよさによるものか、3人の歌唱もふだん以上の“強さ”を感じさせるようなものとなっていた。
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 “生バンドブロック”が終わり、「かっこよかったよ~」という小鹿さんの声からMCパートへ。まずは新衣装もあった
『Star-mine』の話題に。自身のMCに合わせ演奏してくれるバンド陣に対し「こういうこともできるんだね~」と、陽高さんが素直な感想を漏らしていた。冒頭のゲーム内を再現した振り付けは、自分たちで「挑戦させてほしい」と言ったとのことだ。

 話は
『アイヴイ』について。約1ヵ月前に大先輩(如月千早)が同曲を披露したことで緊張もあったとのことだが、開始前にバンドメンバーと顔を見合わせたことでより楽しいパフォーマンスができたと語る。

 
『極光』を披露した花岩さんは、「後ろを守ってくださったので、私は前だけを見てパフォーマンスができた」とお礼を込めたメッセージを。続く『理論武装して』を披露した天音さんは、ロックを背負ったアイドルである燕の曲を生バンドでやりたいと思っていたと、うれしそうに語っていた。

 「テンション爆上がりでした!」とうれしそうに語る松田さん。今回の
『The Rolling Riceball』は忘れられないものになったと、感謝の言葉を語っていた。『ENDLESS DANCE』について語る湊さんも、バンドメンバーへの感謝を述べる。演奏のおかげで、よりテンションを上げて歌えたとのことだ。

 そして最後の曲になると長月さんから発表があると会場のプロデューサーからは「いま来たばっかりー!」の声が。そこへ伊藤さんが「嘘つきー!」と返す、すっかりと定着した“いま来たばっかり警察”の流れがあり、最後の曲へ。

 ステージ上下段に全員が並び、燕演じる天音さんが「校歌斉唱」と告げる。アンコール前最後の曲は『標』。演奏はもちろん生バンドとともに。バンドサウンドの映える校歌……というのも変な話かも知れないが、初星学園的にはいまさらな光景かもしれない。ソロパートは川村さんが担当し、広らしいゆるっとした伸びやかな歌唱で校歌を彩った。

 最後には長月さんの呼び込みからブラスバンド、ダンサーの皆さんも登壇し、全員がパフォーマンスで会場を沸かせつつ最高のフィナーレへ! 全員で「ありがとうございました」とお礼を告げ、いったんの退場となった。プロデューサーからは、もちろんアンコールの声が。
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 そんなプロデューサーのアンコールの声に応えるよう、学園長がモニタに登場。
『ハッピーミルフィーユ』のフィギュアや本公演のグッズ、『学マス』のイベントなど、さまざまな告知が為された。

 そして
『かちドキ』のイントロとともに、同曲が3月1日からのサブスク配信&ダウンロード販売が開始されるという告知が。待ちわびていたプロデューサーも多かったのか、会場中から喜ぶ声が上がっていた。

 告知が終わると、壇上にはスポットライトに照らされた川村さん、伊藤さんの姿が。このふたりが出た時点で、察した会場中のプロデューサーが歓声を上げる。ゲーム内の3DMVと同じ小さな寸劇のあと、披露された楽曲はもちろん、ゆめぱしーの
『みちなるひろがる』だ。

 向かい合って手を合わせたり、前後で同じ振りをしたり、耳打ちしたり、平均台に乗ったり……仲よし感満載の振り付けで、思わず顔がほころんでしまう。かなり動きが多く、リズムが複雑な曲ながらも、歌唱の安定感は抜群。崩れる様子さえ見せない、見事なステージを披露していた。

 明るいイントロから
『がむしゃらで行こう!』へ。仲よしなグループどうしで電車ごっこをしながらステージへ登壇し、全員で楽しく歌い踊る。もちろん会場も、負けじと声を張り上げ、手を振って、ステージを盛り上げていく。途中、春咲さんが小鹿さんの頭を撫でた際は、よりその声が大きくなっていたのは言うまでもないだろう。

 最後の曲が始まる前に、全員からメッセージが。陽高さんが「初星音楽祭、ヤバかったでしょ。初星学園、すごかったでしょ!?」と呼びかけると、会場から大きな歓声が。そんな様子を、春咲さんが笑顔で見守っていた。

 各々が自分たちの披露した楽曲や公演の感想を述べる。前回と違い背負うものがなく、伸び伸びパフォーマンスができたと語る天音さん、改めて本公演の出来栄えを問う春咲さんや七瀬さんなど、十人十色のメッセージで会場が沸く。

 そしてつぎの曲が最後であると、長月さんがアナウンス。「この衣装を着て、あの曲を歌わないわけないですよね?」と会場を煽り、大歓声が上がる。そして全員が待望していたであろう、全員“Campus mode!!”衣装での
『Campus mode!!』へ! 出会いの感謝とこれからの成長を歌うキャスト陣へ、会場中がオレンジ色の光と今日いちばんの声で応えた。

 ステージが終わり、長月さんによる「これからもアイマスですよ! アイマス!」の挨拶。そして会場中へ感謝を届け、全員が退場。最後は学園長とあさり先生による挨拶と一本締め。会場にパンッ! と大きな音が鳴り響き、本公演は終了となった。

 毎度予測ができないことでおなじみ『学マス』のライブだが、今回のセットリストはまさに大波乱と言うべきだろうか。「もしかしたらライブでは聞けないのではないか」と言われていた
『カタマリオンザドゥン』『かちドキ』など、数々の楽曲が披露された“スペシャルブロック”は、どの曲が披露されたときも大歓声が上がってきたように思える。

 続くDay2ではどのような楽曲が披露されるのだろうか。いまから楽しみにしておこう。

“学園アイドルマスター 初星音楽祭”DAY1セットリスト

  • 01. わかし・さわがし・スカパンク(初星学園)
  • 02. 古今東西ちょちょいのちょい(七瀬つむぎ、薄井友里、天音ゆかり)
  • 03. 雨上がりのアイリス(Re;IRIS:長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
  • 04. Fighting My Way(長月あおい)
  • 05. Choo Choo Choo(春咲暖)
  • 06. Superlative(陽高真白)
  • 07. Feel Jewel Dream(七瀬つむぎ)
  • 08. Kira Kira(湊みや)
  • 09. ナイワ(七瀬つむぎ、薄井友里、陽高真白、天音ゆかり)
  • 10. 憧れをいっぱい(伊藤舞音)
  • 11. Sweet Magic(七瀬つむぎ)
  • 12. 歌声は君いろ(薄井友里)
  • 13. Unhappy Light(小鹿なお)
  • 14. 桜フォトグラフ(長月あおい、花岩香奈、湊みや)
  • 15. かちドキ(飯田ヒカル)
  • 16. SEARCH RIGHT(松田彩音、春咲暖、七瀬つむぎ、薄井友里、陽高真白、天音ゆかり)
  • 17. CRYST@LOUD(花岩香奈、湊みや、川村玲奈、春咲暖)
  • 18. GO MY WAY!!(飯田ヒカル)
  • 19. カタマリオンザドゥン(長月あおい、小鹿なお、飯田ヒカル)
  • 20. Star-mine(Begrazia:松田彩音、春咲暖、陽高真白)
  • 21. アイヴイ(小鹿なお)
  • 22. 極光(花岩香奈)
  • 23. 理論武装して(天音ゆかり)
  • 24. The Rolling Riceball(松田彩音)
  • 25. ENDLESS DANCE(伊藤舞音、川村玲奈、湊みや)
  • 26. 標(初星学園)
  • EN01. みちなるひろがる(ゆめぱしー:伊藤舞音、川村玲奈)
  • EN02. がむしゃらで行こう!(初星学園)
  • EN03. Campus mode!!(初星学園)
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