2025年6月より始まった英語版の配信も絶好調で、コンテンツ全体が熱気に溢れている『ウマ娘』ですが、5周年当日である2026年2月24日に待望の新シナリオ“Beyond Dreams 共に前へ、共に光を”(以下、Dreams編)が実装となります。
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サイゲームスはそんなBCと2024年、2025年とパートナーシップ契約を結び、冠レースを開催したことでも注目を集めました。そして、2025年のブリーダーズカップ・クラシックではフォーエバーヤングが優勝の快挙を達成するという偉業を成し遂げ、多くの競馬ファンが興奮と感動で脳を焼かれたはず!(筆者もそのひとりです)なお、同シナリオではフォーエバーヤングを始め、BCに挑戦した競走馬をモチーフとするウマ娘たちも活躍します!
断片的な情報だけでも、ワクワクするようなDreams編。本記事では、メディア向けに開催された先行体験会より、同シナリオの育成システムの紹介とプレイフィールをお届けします。
高くそびえる世界の壁、チームで挑む夢の大舞台
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また、細かい育成システムに関しては“走れ!メカウマ娘-夢繋ぐ発明-”(以下、メカウマ娘編)と近い点が多々見受けられました。“ごくらく♪ゆこま温泉郷編”(以下、温泉郷編)で「どこの温泉から掘ればいいんだ……!?」と試行錯誤をするのも筆者個人的にはかなり楽しかったのですが、Dreams編に関しては直観的な育成が楽しめるシナリオに立ち返っている印象です。
ストーリー
世界最大規模のG1の祭典での勝利を掲げ、
かつての挑戦者カジノドライヴが
遠征PJを発足させる。
各々の想いを胸にウマ娘たちの世界へ向けての挑戦の日々が始まる!
ウマ娘紹介/カジノドライヴ(声:愛美)
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ちなみに彼女のモデルとなった競走馬・カジノドライヴは、ジャパンカップダート(現・チャンピオンズカップ)やフェブラリーステークスなどに出走して存在感を発揮しました。同じくウマ娘のモチーフとなっているエスポワールシチー、フリオーソ、ワンダーアキュートらとレースでしのぎを削ったこともあります。そして、同馬は2008年のBCクラシックに遠征しており、そのときは残念ながら12着に終わりました。このときのエピソードがウマ娘・カジノドライヴの行動原理として落とし込まれているのでしょうか。
しかし、現役のトレセン学園生となると、彼女がセンターに立って歌い踊るウイニングライブも見たくなりますよね。演じているのが愛美さんということもあって、きっとものすごく熱いステージになるんだろうなと……。
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- エスポワールシチー
- ラヴズオンリーユー
- レッドディザイア
- フォーエバーヤング
- カジノドライヴ
- マルシュロレーヌ
それはそれとして、今回の先行体験会でフォーエバーヤング、マルシュロレーヌが発表されたときの衝撃(会場のざわめき)はすごいものがありました。昨年11月1日に競走馬のフォーエバーヤングがBCクラシックを制覇した後、『ウマ娘』公式Xで2026.02.24という日付が入ったシルエットビジュアルが公開されていたことから筆者もヤン子(フォーエバーヤングの愛称)の登場は十分ありうると予想していたんですが、まさかマルシュロレーヌまで登場するとは……。さすがに胸が高鳴りました。
なお、フォーエバーヤングはサポートカード“SSR[Innovator]フォーエバーヤング”としても新しく登場します。ぱかライブで紹介された性能は下記のとおりで、Dreams編でもかなり活躍してくれそうな印象ですね。
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- スピード:2100
- スタミナ:1700
- パワー:1700
- 根性:1700
- 賢さ:1800
そして、スピードはついに基礎能力上限だけで2100まで上がるように! 2001以上になったときのレースでの恩恵が大きいようなので、こちらも新たな育成の目安になりそうな気配があります。
基礎能力最大上限
- スピード:2500
- スタミナ:2500
- パワー:2500
- 根性:2500
- 賢さ:2500
基礎能力の上限が増えたことによって、USを超えるグレード(LG)も登場。また、体験会の時点では実装されていませんでしたが、進化スキルも用意されているということでした。
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今回(も)アヤベさんを育成しました
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アヤベさんの魅力については過去のシナリオ先行体験レポート記事でも語らせていただきましたが、まずアヤベさんの魅力は怜悧な印象とは裏腹に熱い魂を宿していること。もともと彼女がレースを走っていた理由は“生まれてくることができなかった双子の妹への贖罪のため”という鮮烈なもので、その想いがあまりにも強すぎるがゆえに“自分がレースを楽しんではいけない”と自縄自縛に陥っていました。痛々しくもありますが、そういった考えに至った理由が家族への深い愛情と捉えると、切なくも美しく感じてしまうんですよね。
上記のエピソードは、アニメ『RTTT』の物語を構成する大きなドラマのひとつとしても描かれています。第2話で妹に捧げるためにひとりで山にこもり、輝く星を見上げながら語りかけるアヤベさん。最近、友人に『RTTT』を布教した際に改めて自分もアニメを見返したのですが、アヤベさんを演じる咲々木瞳さんの冷たくも温かい声音がスッと心に入ってくるというか、“妹との語らい”がまた心地よく胸に響くんですよ……。
呪縛と断じるにはあまりに清らかで美しい姉妹の物語は、『RTTT』の第4話のクライマックスである“菊花賞”を経てひとつの結末へとたどり着きます。まだご覧になっていないトレーナーがいるかもしれないので詳しく語ることは控えますが、対話のシーンを観るたびに筆者の視界が土砂降りになるんですよね、あのシーン……。
余談の余談ですが、最近登場したSSRサポートカード“[吉兆招福チョコ来たる]マチカネフクキタル”で語られていた、マチカネフクキタルと亡きお姉さんの関係性が対照的な構図のように見えたのも筆者個人としては印象深いです。ふだんから動きの多いフクキタルと、静寂を好むアヤベさんという対比構造だからこその味わい深さもあるといいますか。フクキタルもいい子なんですよね。
アヤベさんの魅力は海外版『ウマ娘』を遊ぶ遠方のトレーナーにもぼちぼち伝わっているころではないかと思います。このあと本格的に彼女の存在が知れ渡ったときにどんな反応が返ってくるのか、個人的にもすごく注目ですね。さらにその後に“ふわふわ”な彼女を知った海外トレーナーの反応まで含めてチェックして楽しみたいといまから機が熟すのを待っています(ワクワク)。そして、ウマ娘屈指のムード歌謡『ゆこまロマン純情派』の歌唱を聴いたときの感想も摂取したいところですね。あのしっとり艶やかな歌唱の魅力は言語の壁を超えて伝わるはず。
なお、今回体験したDreams編はウマ娘個別のイベントが発生しません。当然ながら育成ウマ娘イベント“運命のジェミニ”も起こらないわけで、彼女が本当の意味で妹と向き合う展開は出てこないわけです。でも、育成ウマ娘イベント“ティコが昇るまで”でのテイエムオペラオーやナリタトップロード、さらには同室のカレンチャンらとの関係性を見れば、物語に描かれないところでいい方向に走ることができる未来だって十分にあると思うんですよね。自分を追い込むことなく、幸せを噛みしめながらデルマー競馬場を走るアヤベさん……いいと思いませんか……? そう思った皆さんはぜひDreams編でアヤベさんを育成して、BCに挑戦してみてください。
……と、今回もすっかり脱線してしまいましたが、改めてここからはDreams編の育成システムを解説していこうかと思います。
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Dreams編の特徴:ウマ娘個別のイベントがなく、目標レースを自分で定める
- ウマ娘個別のイベントがない
- URAファイナルズの開催がない
もうひとつ“Dreams編”ならではの特徴となっているのが育成開始直後に以下のレースのなかから最終目標となるレースを自身で選択すること。目標レースの条件はかなり細分化されているため、適性が幅広いウマ娘はエンディングで習得可能になる最終獲得スキルから逆算して目標を定めるとよさそうです。
最終目標レース
レース名/バ場/距離/最終獲得スキル
- BCターフスプリント/芝/1000/電迅速攻
- BCマイル/芝/1600/豪風園刃
- BCフィリー&メアターフ/芝/2000 or 2200/光芒一閃
- BCターフ/芝/2400/時中の妙
- BCスプリント/ダート/1200/紫電円刃
- BCフィリー&メアスプリント/ダート/1400/紫電一閃
- BCダートマイル/ダート/1600/風翔
- BCディスタフ/ダート/1800/豪風一閃
- BCクラシック/ダート/2000/閃光
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そして、Dreams編ではURAファイナルズが開催されません。シニア級の夏合宿から最終調整を行ない、11月前半にBCに挑戦してそのままエンディングとなるため、L’Arc編ほどではありませんが、従来のシナリオと比較するとやや育成期間は短めです。ギミックも意外とシンプルなので、一度育成してすぐにコツがつかめたというトレーナーさんも多く出てくるのではないかなと。
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Dreams編のギミック1:シナリオリンクキャラクター3名がチームメンバーに加入
なお、チームメンバーとして登場するのはシナリオリンクキャラクターのみなので、ほかのメンバーを加えて自由にチームを作ることはできません。アヤベさん&オペラオー&トプロのRTTTチームや、BNW(ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケット)、永世三強[栁1.1](オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワン)といった自分なりのドリームチームで遠征したかったのですが、それはまたいつか……ということで。
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Dreams編のギミック2:トレーニングをしてドリームゲージを獲得
お出かけやお休み、目標レースに出走した場合は、チームメンバー誰かひとりのドリームゲージが1段階上昇。また、夏合宿中は毎ターン開始時にメンバーがドリームゲージを自動で獲得できるため、ランクアップのチャンスが増えます。逆に目標外のレースに出走した場合はドリームゲージが増えないので注意が必要です。
メンバーランクについては後述しますが、まずひとつ重要なのはメンバーランクが上がる瞬間のトレーニングは効果がアップするということ。また、複数のチームメンバーが同時にドリームゲージMAXの状態でトレーニングを行なわれると、そのぶんボーナスも加算されます。これだけ聞いてもなんだかすごそうな気配がしますよね……。でも、本当にDREAMS編がすごいのは後述する“DREAMSトレーニング”を駆使することで、その状況を任意にセッティングすることができることです。
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Dreams編のギミック3:DREAMSトレーニング
- 発動権利の所持上限数は原則2回
- 発動権利はジュニア級の3ターン目と、以降の振り返り終了時に報酬として獲得
- 最後の振り返り(シニア期6月後半)のタイミングでは、4回の発動権利を獲得
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Dreams編のギミック4:チームランクとDP
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カジノドライヴを編成した際のシナリオリンク効果
DP獲得条件/未編成/R/SSR
- 初回の作戦会議前/5/8/10
- メンバーのランクアップ/1/1/2
- 振り返り評価/3/4/5
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フィジカルは友情ボーナスやサブ基礎能力の獲得量アップ、体力消費ダウンといった直接的なトレーニング効果の底上げが中心で、テクニックはスキルPtやヒントイベントに関連する効果が多め。メンタルは絆ゲージ上昇量アップや失敗率ダウンのほか、編成サポートカードが5種類以上であればメイン基礎能力やスキルPtの獲得上限アップなど、やや特殊ながらも有用なものが多くあります。
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Dreams編で狙いたい動き
ここまで来るとチームメンバーを3人揃えた状態でDREAMSトレーニングを実行したくなりますが、いざやってみると獲得上限に達しているためか、そこまで費用対効果はよくなく……。全員のドリームゲージが空になってしまう関係上、その後のコントロールが難しくなってしまうという弊害もあるので、ムリをしてまで狙う必要はなさそうです。
上記の方針で育成する場合、ドリームゲージの管理には細心の注意が必要となります。ドリームゲージMAXのウマ娘をふたり用意するためには、片方のウマ娘のドリームゲージMAXの状態を維持しなくてはなりません。すると、ドリームゲージMAXのウマ娘がいないトレーニングを踏まなければならない=かなりいびつなトレーニングの選びかたをしなければならない状況が出てくることが……。
結果的に損してしまう可能性がありますし、チームランク上昇が遅れることで必然的にDPの入手も遅くなるというデメリットが浮き彫りになってしまいます。ある程度は妥協してDREAMSトレーニングを行なうのか、それともDPの獲得量が減ることを受け入れるのか、プランを練っておく必要がありそうです。
なお、手動で育成した印象だと、対応するサポートカードを編成していないパラメータは明確に凹む傾向がありました。DREAMSトレーニングのサブ基礎能力の獲得量が減っていることも影響しているのでしょうか……。また、スピードタイプのサポートカードを2枚編成しておまかせ編成で育成を進めたところ、オークス前の段階でスピードは1400に到達。逆にサポートカードの編成から抜いていたスタミナは350とだいぶ成長の伸びを欠きました。このあたりをどうフォローすべきかもじっくり考えたいところです。
デルマーは本日も湿度高め! 恒例のメディア対抗戦
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兼ねてより差し/追込のウマ娘が多く揃う傾向にあるメディア対抗戦。その傾向は今回もまったく変わりません。今回もナリタタイシンやスティルインラブ、ステイゴールド、ウインバリアシオンなど、終盤に鋭い切れ味を見せる強豪ウマ娘が揃っています。むしろ、参加者の約8割が差し/追い込み脚質のウマ娘と、前回のメディア対抗戦よりさらにその傾向が加速しているかもしれません。……この湿度、なんだか居心地がいい。
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今回の対抗戦は(いつもながらに)逃げや先行のウマ娘がほとんどいなかったため、中盤まで各ウマ娘が後ろに控える展開。電撃オンラインさんが「あれ、うちのタイシンって先行だっけ?」とぼやいていたのも非常に印象に残っています。我らがアヤベさんも後方に控えつつ、マイペースにスパートをかけてくれましたが、結果は5着の惨敗。まぁ、彼女がデルマー競馬場を幸せそうに走ってくれただけでもオーケーということにさせてください。
メディア対抗戦の1着は4Gamerさんのウインバリアシオン。モデルとなった競走馬の経歴を考えるならこの決着も自然というかドラマチックだという気がするのですが[栁2.1]、それはそれとして悔しくはあるので、Dreams編が配信開始されたらしっかり育成リベンジしたいところです。
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気の強いエスポワールシチーとアメリカ流のカジノドライヴとが火花を散らしながらも刺激を与えあうような場面などは、熱血系少年漫画のようでたいへんゾクゾクしました。王道ストレートな熱さも『ウマ娘』の大きな魅力ですよね。
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