“ファミ通.com ゲームレビューコンテスト”結果発表! 応募数は当初想定の倍以上。秀作揃いの中から見事受賞したゲームレビューはこちら!

“ファミ通.com ゲームレビューコンテスト”結果発表! 応募数は当初想定の倍以上。秀作揃いの中から見事受賞したゲームレビューはこちら!
 2025年11月15日~11月30日にかけて開催しました“ファミ通.com ゲームレビューコンテスト”に、熱意あふれるたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。

 当初の想定を大きく超える応募数に、編集部一同、大きな驚きとともに厚く御礼申し上げます。力作揃いゆえに選考に想定以上の時間がかかってしまい、発表時期の延期をさせていただきましたこと、深くお詫び申し上げます。熟考の末、各賞の受賞作品が決定しましたので、受賞作品を発表させていただきます。なお、当初は優秀賞を3名と設定していましたが、秀作が多かったため急遽1枠を増やし、優秀賞を4名といたしました。

 大賞作品はこの記事と同日中に、優秀賞作品は後日ファミ通.comで掲載予定です。掲載されたタイミングで、本記事にも作品へのリンクを追加していきます。
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大賞 賞金10万円(1名)※敬称略

著者:金崎とおる 題材: 『病みっ子トラブルメーカー』

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寸評
 昨今、その症状の実態とは裏腹に、コンテンツとして消費され、カジュアルに扱われる傾向にある“病み”。そもそも“病み”とは何か? 本来そこにあるべき尊厳が軽視されていないか――。

 本レビューは、ゲームとしてのおもしろさを丁寧に紐解きながらも、作品が内包する重いテーマの核心に深く切り込んでいます。エンターテインメント作品としての魅力と、核にある社会的な問いへの深い分析。この両立を見事に成し遂げている点を高く評価し、大賞に選出いたしました。

優秀賞 賞金1万円(4名)※50音順、敬称略

香久乃このみ 『龍の国 ルーンファクトリー』

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寸評
 現役の小説家・シナリオライターという経験に裏打ちされた、読者を意識した文章の構成力は群を抜いていました。読者を惹きつける展開と、要点まで一気に読ませる筆力。エピソードトークの挿入具合を含めた全体のバランス感覚と安定感は、まさにプロの仕事と呼ぶにふさわしいものです。

ざっこくまいまい 『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』

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寸評
 今回のコンテスト最年少の応募者による作品です。特筆すべきはそのワードセンス。荒削りな印象すらも独自の勢いへと昇華させており、読者を引き込む力は突出していました。一方で、複数のアドベンチャーゲームを引き合いに出す分析力もあり、既プレイユーザーをも唸らせる、納得感のある内容に仕上がっています。

ブリキの 『Wildfrost』

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寸評
 ゲームの魅力を丁寧に紐解く真っ当なレビューでありながら、合間にフリオチによる笑いも交える筆致もお見事。読者の反応を想定した起承転結の構成も巧みで、「そのまま掲載できる」と編集部員に言わしめたほどの完成度から、選考の最後まで大賞を競っていた作品でした。

水無瀬あずさ 『Pokmon LEGENDS Z-A』

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寸評
 『
ポケモン』好きの筆者による「おもしろいゲームをみんなに紹介したい」、「こういうところにとくに惹かれた」と真正面から伝えるレビュー。良かったと思える点を大きくフィーチャーする構成は、書き手が本当に楽しんでいる感情も伝わり、ゲームの魅力を最大化して引き出す内容でした。

入選 賞金5000円(5名)※50音順、敬称略

植田亮平 『Geoguessr』

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※画像はSteam版
寸評
 『
Geoguessr』のトッププレイヤーによる攻略法を題材に、『Geoguessr』の楽しみかた、トッププレイヤーのスゴさを伝える、企画系のレビュー。説明の難しいゲーム・題材ながら、情報の整理がとても巧みで、ゲームを知らない人も惹きつける内容になっています。

竹谷彰人 『サイレントヒルf』

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寸評
 『
サイレントヒル』シリーズの特徴をおさらいしつつ、各要素が『サイレントヒルf』でどのように昇華されたのかを、筆者の感想を交えて考察するレビュー。ゲームシステムとともに魅力も紹介する内容は、お手本とも言えるしっかりした内容でした。

灰色ギツネ 『東方錦上京』

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寸評
 ゲームへの熱量、愛情、そして読者を楽しませようとする強い意思を感じるレビュー。その想いの強さは個性溢れる文章構成にもつながり、編集部内でも賛否が分かれる評価になりました。この熱量は簡単に真似できるものではなく、ほかの作品のレビューも見たいと思わせる力があります。

Halt 『恋に落ちるしかなかった』

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寸評
 中国の百合ビジュアルゲームを題材に、言葉ひとつひとつから百合作品への深い愛情が伝わるレビューでした。「顔の良さと~」から始まる9連続の見出しのテキストとそのセンスに脱帽。ちなみに本ゲームは日本語をサポートしていません(記事掲載時)。辞書を片手にプレイしたそうで、その努力と比例するように愛の重さを感じるボリュームも特徴です。

やまどりる 『かおヨッシー』

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寸評
 幼児向けアプリを題材に、初めて触ったときの感覚とゲーム内に用意された豊富なギミックへの驚きを綴ったレビュー。表情豊かなヨッシーが写った画面写真を多用する構成で、本アプリを知らない読者にも興味を持たせる構成が好評でした。筆者のイラストが挿入されるあたりも、とても楽しんでいた感覚が伝わります。

※画像はストアページなどから引用

総評

 ファミ通.comとしては初の開催となった“ゲームレビューコンテスト”でしたが、冒頭にも記した通り、当初想定していた倍以上の応募をいただくほどの盛況でした。

 今回大賞として選出した金崎とおるさんのレビューは、題材そのものが持つ強烈さに引けを取らない深さを持った、読後も心に長く残る内容であったことが非常に印象的です。

 そのほか、優秀賞、入選に選出させていただいた各レビューもどれも魅力的で、ここまでの力作が集まったことに改めて深く感謝を申し上げます。

 今回選出させていただいた方々には、選出作品の掲載に留まらず、今後は弊誌のライターとして引き続きレビュー等の執筆をお願いしたいとお話を進めております。

 “ゲームレビューコンテスト”は今後も継続的に開催する予定です。ライターという仕事に興味を持つきっかけや、弊誌で筆を振るっていただくための入り口としていただければ幸いです。

 今後とも、ファミ通.comをよろしくお願いいたします。

ファミ通.com編集長 世界三大三代川
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