『バイオハザード レクイエム』×夢グループ。「ぶら下がり健康器をセットにして本当に売るの?」名物社長たちの掛け合いが生で聴けた“恐怖の悪夢セット”映像撮影リポート&インタビュー

『バイオハザード レクイエム』×夢グループ。「ぶら下がり健康器をセットにして本当に売るの?」名物社長たちの掛け合いが生で聴けた“恐怖の悪夢セット”映像撮影リポート&インタビュー
 カプコンから2026年2月27日に発売予定のサバイバルホラー最新作『バイオハザード レクイエム』。その発売に先駆けて、『バイオハザード レクイエム』×夢グループのコラボ映像が公開された。本稿では、その撮影現場を取材した様子をお届けする。
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大人気サバイバルホラー最新作があの企業と“夢”の共演

 突然だが、『バイオハザード』シリーズのプロモーション映像を覚えているだろうか。

 2021年には『
バイオハザード ヴィレッジ』のプロモーション映像で、公式イメージソング『俺らこんな村いやだLv.100』を吉幾三さんが熱唱。『俺ら東京さ行ぐだ』をアレンジした"理性が無ェ 正気じゃ無ェ"で始まる歌詞と吉さんの特殊メイクが人々の度肝を抜いた。

 同じく『バイオハザード ヴィレッジ』では、人形劇“バイオ村であそぼ♪”のプロモーション映像も展開。一見、緩いようでかなり攻めた内容で、かわいらしい人形が毎回血しぶきらしき物体をまき散らす。動画内に挿入される“怖すぎた前作の反省を受けて制作した”との説明文もシュールだった。こちらは全3話を配信。

 さらに、2023年には『
バイオハザード RE:4』のプロモーション映像となる“バイオ名作劇場 ふしぎの村のレオン”が公開。『世界名作劇場』で知られる日本アニメーションが制作協力したオリジナルアニメPVだ。

 ほのぼのとした世界観のもとでレオンが出会う村人たちはもちろん敵で、“ペラペラソース”、“あーりえんな”といった字幕まで付いていた。こちらも全3話で完結している。

 このように『バイオハザード』シリーズのプロモーションは、近年強烈なインパクトを残し続けている。そして、2026年2月27日発売の『バイオハザード レクイエム』は、まったく予想していなかった企業とのコラボとなった。

 その企業は、夢グループ。石田重廣社長と保科有里さんによる息ぴったりのコンビが商品説明を行う、通販CMで有名な企業だ。しかもコラボは映像だけに留まらず、夢グループから“『バイオハザード レクイエム』恐怖の悪夢セット”が販売されるという。

 この記事では、本日2月20日に公開された『バイオハザード レクイエム』×夢グループのプロモーション映像撮影の裏側をリポート。メイキングの様子をお届けしていく。記事後半には石田社長と保科さんへのインタビューも掲載しているのでお見逃しなく。

緊張感がありながらも和やかな撮影に密着

 1月某日、プロモーション映像の撮影をリポートするため東京都内にあるスタジオへ。

 廊下で待っていると、先に控室に入っていた石田社長と保科さんにばったり。慌てて挨拶させていただいたが、本番を前にしたおふたりのキリリとした表情を拝見し、期待がグッと高まった。何せあの『バイオハザード』シリーズ最新作と、話題の夢グループのおふたりだ……きっとすごい化学反応が起きるに違いない!
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 などとワクワクしていると、台本の読み合わせがスタート。時折「らくーんしてー(ラクーンシティー)」、「あーるぴーでー(R.P.D.)」などの単語が耳に入る。入念に“バイオ用語”をチェックする石田社長の様子に、シリーズ作品のファンとして胸が高鳴る。
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 続いて、おふたりがグリーンバックに移動してのテスト撮影。トレードマークの青いジャケットとシックなワンピース姿が映える。音声さんのOKが出て、いよいよ本番だ!
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 監督のキュー出しで現場が静まると、「最新ホラーゲーム『バイオハザード レクイエム』はすごい!」という石田社長の第一声が響きわたった。続くセリフにもOKが出てほっとしたのもつかの間、石田社長みずから録画をチェック。さすが数々の通販CMを作り上げてきただけあって、プロ意識の高さは並じゃない。
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撮影の合間に交える石田社長のトークに、撮影スタッフから笑みがこぼれる。
 つぎに、保科さんのカットを撮影することに。このシーンでは、シリーズでもおなじみの銃“サムライ・エッジ”を手に決めポーズ。「爽快感がすごーい!」のセリフもすばらしい。保科さんはモデルガンを初めて持つらしく、指の位置などを確認していたが、ここまでエレガントな銃の構えを即自分のものにできる方はなかなかいないのではないか。
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同じシーンではコントローラを持ったバージョンも撮影。どちらが採用されたかは映像本編で!
 そのあとは、おふたり並んでのカットへ。石田社長と保科さんの息はぴったりで、流れるように『バイオハザード レクイエム』の紹介が進んでいく。目の前でくり広げられる生の通販CMに、取材も忘れて感心してしまった。
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撮影スタッフだけでなく、カプコンや夢グループ関係者なども。台本やモニターもチェックしつつ撮影は進んでいく。
 ゲーム紹介がひと通り終わると、ついに商品の内容が発表された。『バイオハザード レクイエム』に夢グループの“最新型夢ぶら下がり健康器”がついたセットで、その名も“恐怖の悪夢セット”。えっ、どうして健康器具がセットなの!?
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 その疑問はすぐに解決した。石田社長いわく「ゲームで疲れたらぶら下がって、恐怖でこわばった腰や背中もすっきりです」とのこと。プレイに集中しすぎて朝を迎えてしまう筆者のようなゲーマーには、なんてありがたいセットなんだ!

 "恐怖の悪夢セット"の価格は19,800円[税込]。社長たちをモチーフにしたオリジナルラッピングボックス付きで、夢グループの公式サイトから購入可能だ。ちなみに、ゲームのナンバリングに合わせておひとり様“9”セットまで。

 商品説明も済んで無事に撮影終了……かと思っていたところ、ここで石田社長から提案が。なんと、いつもの自分たちのテイストでもう一度やらせてほしいという。この申し出にはカプコン側のスタッフも快諾し、再度頭から撮影となった。

 2回目の撮影は非常にテンポがよく、収録はどんどん進んでいった。終了後に時間を確認すると、20分しか経っていないではないか。さすが、いつもの石田社長たちのテイストだけあって、安定感は抜群だ。撮影スタッフから休憩を入れようとの打診もあったが、けっきょく2回目のテイクまで一気に撮り終えた。

 収録後はコメント撮りを経て、セット付属のオリジナルラッピングボックス用の写真撮影に移った。大勢のスタッフが見守るなか、石田社長、保科さんともにつぎつぎと表情やポーズを変えていく。ここでも筆者はおふた方の芸達者ぶりとバイタリティーに舌を巻かされたのだった。
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石田社長&保科さんインタビュー。撮影の感想やセット内容が決まった理由とは?

 『バイオハザード レクイエム』の世界で、おぞましいクリーチャーと対峙することになる主人公のグレース・アッシュクロフトとレオン・S・ケネディ。

 本作の特徴をさらに打ち出すべく“悪夢”というキーワードがカプコン社内で決まり、それと掛け合わせておもしろいものとして案が出たなかで決定したのが、今回の夢グループとのコラボだという。

 ファミ通.comは、撮影を終えたばかりの石田社長と保科さんへのインタビューを敢行。意気込みやユーザーへのメッセージなどを語っていただいた。
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夢グループの石田重廣社長(左)と保科有里さん(右)。

保科有里ほしな ゆり

夢グループに所属する歌手。歌謡曲からジャズまで、幅広いジャンルを得意としている。

石田重廣いしだ しげひろ

株式会社夢グループ、株式会社ユーコーの創業者。代表取締役社長。夢グループの通販CMにみずから出演。保科さんとの息の合ったコンビで一躍注目を集める。

――これまで夢グループで紹介してきた商品からすると、今回の商材はかなりの変わり種だと思います。収録を終えられての感想はいかがですか?
 
石田 
セリフに出てきた“一人称”、“三人称”というのが想像がつかなくて。ゲーム内でどうなるのか関心があります。

――先ほどの撮影中には専門用語も話されていましたね。ふだんゲームをやられないということですが、それでも収録を完璧にこなされていました。

石田 
自分たちは通販CMを何回もやっていますので。保科さんといっしょに撮影できるとなったら、僕にとって問題はありません。自信に満ち溢れるというか、鬼に金棒と言いますか(笑)。

保科 
自信に満ち溢れた社長を横目に見て、「大丈夫かな、大丈夫かな」と思っていました(笑)。社長ははじめ"レクイエム"を「レイクイエム」とおっしゃっていたので、「レクイエムですよ」と。ふだんはそんなに使わない言葉ですので。

――撮影中、社長みずからいろいろなご提案をされていたのが印象的でした。

石田 
自分たちの通販CMでは僕が指揮官ですから、いつもあのような感じで撮影しています。保科さんの表情は声のトーンで判断して、もし違うようなら伝えています。今回のような撮影はちょっと特殊なので、そういう場合は1度は撮影プラン通り収録していただきます。でも、何か違うなと思ったら「自分が思い描いている感じでやらせてくれませんか」とお願いしています。
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――おふたりの掛け合いには“強弱”がついていて引き込まれました。石田社長は“強”、保科さんは“弱”なんですね。

石田 
ふたりが“強”ではうまくいきませんから。僕は淡々とやりながら自分の世界を作り、保科さんは柔らかくかわいらしい表情と仕草を担当する。いつもそのふたつの要素をミックスしてやっています。

――スタッフと会話を交えながら和やかに収録されていましたが、ふだんの撮影も同様の雰囲気で行われているのでしょうか。

保科 
夢グループのCM撮影もみんなで笑いながらやっています。突っ込みながら、ふざけながら(笑)。社長のひと言でスタッフさんが「クスッ」って笑顔になるんですよ。だから現場が和やかになるのかな。

石田 
本当は和やかではなくて、ダメ出しをたくさんされると自分の中に怒りが溜まるんです。心の中では「クソ―!」となっているわけですよ。でもそれを言葉にすると小さい社長だと思われちゃうからね(笑)。

保科 
今日はやさしくしましたよ(笑)。ただ、演じているとスタッフさんがもう1回やってほしいというのがリアクションで伝わるんです。そこで、スタッフさんが言いづらそうなときは、私が悪人に徹して代わりに社長に伝えているんです。

――“恐怖の悪夢セット”はどのようなコンセプトで考案されたのでしょうか。

保科 
ぶら下がり健康器をセットにして本当に売るの?

一同 (笑)。

保科 
でも、おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントするのもいいかもね。

石田 
ぶら下がり健康器は、令和の時代の器具じゃないんですよ。あの商品を紹介するとき「古臭いものを売っているなあ」と思われてしまうかもと心配したんです。でも、蓋を開けてみるとたくさんの注文が来るわけです。

 大阪・関西万博のときにも経済産業省から依頼があり、中高年に向けたPR動画を撮りました。なので今回も昭和、平成、令和にまたがるユーザーをターゲットにしているのかなと感じ、"恐怖の悪夢セット"にはぶら下がり健康器をと思いいたりました。

保科 
お年寄りがホラーゲームをして大丈夫なのかな。心配になっちゃう。

――『バイオハザード』シリーズをプレイされるご高齢の方も多いようですよ。

保科 
へー、それは楽しみですね!

石田 
ぶら下がり健康器をセットにすることで、幅広い年代層にアピールできるわけです。

――『バイオハザード』シリーズの怖さで体がガチガチにこわばって、プレイ後に肩が凝ってしまう私のようなプレイヤーには、とてもありがたい商品です。

保科 
ずっと同じ姿勢で座っているとそうなりますよね。とくに、腰が痛いときにぶら下がると本当に楽になりますよ。

石田 
ゲームって疲れるの? リラックスするものなんじゃないの?

一同 (笑)。

保科 
敵をやっつけるゲームなんですよ。いつ出てくるかと待っているだけでも肩が凝るんです。悪者を倒す正義感なんかも養われるし。

――ホラーゲームということで、おふたりにとっての“恐怖”についてもおうかがいしたいです。

石田 
人に対する恐怖というものは、子どものころからなかったです。たとえば虎がいたとして、虎が怖いという人もいればかわいいという人もいる。だったら、かわいいという風に自分の考えを変えればいいと思っていますので。

保科 
私はやっぱり天災ですね。考えていても生活できないので、最低限の準備だけはしています。

――確かに天災は怖いですからね。ちなみに、ゾンビについてはいかがでしょうか?

保科 
ゾンビはまだお会いしていないので、いなければいいなって(笑)。アンデッドは倒しようがないですもんね。もし自分の奥さんがゾンビになったら倒さなきゃいけないんですよ、どうします社長?

石田 
僕、そんなこと考えたこともない(笑)。……そういえば、ひとつ恐怖に感じることを思い出しました。商品を販売するにあたって新聞の広告やCMを出したあとに、電話が鳴らないことです。売れない恐怖ね。これがいちばん怖い。

――最後に“恐怖の悪夢セット”を購入される方にメッセージをお願いします。

石田 
まず、今回の映像で商品を紹介している僕たちは、怖い人間じゃありません。『バイオハザード レクイエム』は怖いですが、僕たちはやさしいので(笑)。セット内容については、もしかして若い方には必要ないかもしれませんが、僕らの年代の方にはオススメします。

保科 
若い方でも、肩こりが多いですよ。パソコンとかスマホとか。

石田 
とにかく、たくさんの方にご注文いただいて、喜んでいただければと思います!

保科 
ゲームに夢中になってしまうと、体のあちこちが痛くなる人もいると思います。そんな時にぶら下がり健康器を実践していただくと、器具のよさをわかっていただけるんじゃないかな。

石田 
最後にひとつだけ、体重の重い方はけっこうキツいかもしれません。僕は長い時間はぶら下がれませんでした。

保科 
社長、痩せてください(笑)。
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2026年2月27日、まもなく『バイオハザード レクイエム』発売!

 『バイオハザード レクイエム』の発売日はいよいよ目前。来たるプレイのときに備えて、いまのうちにプロモーション映像を堪能して恐怖心を和らげておくのもいいだろう。

      担当者プロフィール

      • なんでもゆうこ

        なんでもゆうこ

        これまで数千本ゲームをプレイしてきたライター、編集、ストリーマー。戦技“雷の羊”のみでの『エルデンリング』クリアー、『TES』シリーズ合計5000時間超えなどの記録を持つ。執筆および編集実績は『まいにちいっしょ トロクロおきらくBOOK』、『Apex Legends 初心者ガイド』のほか、雑誌、専門誌、攻略本など多数。JRPGや死にゲー、ハイファンタジー、ハクスラ、洋ゲー各種に詳しく、新作情報には常に目を光らせている。ライティング、クロスレビュー、編集、漫画原案、付録制作など幅広くこなし、複数のメディア出演を経験。ゲーム会社勤務による独自の目線も。口癖は「お仕事ください」。

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