スピーディで爽快感のある新アクションを導入
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『ロックマン』シリーズのひとつで、本家『ロックマン』の約100年後の世界を描いた『ロックマンX』。みずから考えて行動する“レプリロイド”と呼ばれるロボットと人間が共存する世界を舞台に、治安維持組織“イレギュラーハンター”の一員である主人公エックスが、人間に背く“イレギュラー”のレプリロイドと戦いをくり広げていきます。
『ロックマン』シリーズは悪の科学者がロボットたちを操るというストーリーが展開される一方、『ロックマンX』の物語は単純な善悪では語れないようなシリアスでハード。エンディングも手放しのハッピーエンドではなく、ビターな内容でしたね……。
キャラクターのデザインは本家『ロックマン』より等身が上がり、大人向けの作品だと感じさせられました。筆者は当時小学6年生でしたが、このゲームをプレイしている自分も大人の仲間になれたような感じがしてうれしかったことを覚えています。
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『ロックマン』でもスライディングやチャージショットなど、シリーズを重ねるごとに新要素や新アクションが追加されていましたが、『ロックマンX』ではボタンひとつで高速移動ができるダッシュ移動や壁を蹴って登る壁蹴りが追加され、大きな進化を遂げました。ダッシュとジャンプや壁蹴りを合わせたダッシュジャンプ、ダッシュ壁蹴りもでき、スピーディーなアクションが可能。特殊武器がLRボタンで瞬時に切り替えることもできるようになり、全体的に爽快感あふれるアクションが楽しめるように。
また、隠し要素として『ストリートファイター』シリーズでおなじみの“波動拳”を使うこともできました。この波動拳はボスすら一撃で倒す威力で、この存在を学校の友だちから教わったときは、めちゃくちゃ興奮したことを覚えています。
そのほかにもステージのどこかにあるライフアップや強化パーツを探す楽しみも。ダッシュジャンプや壁蹴りを駆使しないと見つからないものもあり、探索しがいがありました。入手しないで進めることもできる自由度もありましたね。
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2005年12月15日にはリメイク版の『イレギュラーハンターX』がプレイステーション・ポータブル(PSP)で発売。元イレギュラーハンターの戦闘狂であるヴァヴァが使用できるVAVAモードなどが追加されていました。
2018年には本作から『4』までのシリーズ作をまとめた『ロックマンX アニバーサリー コレクション』が各プラットフォームで発売されました。ダメージ軽減をはじめとした救済処置のある“かけだしハンターモード”も搭載されており、当時クリアーできなかった人や年齢を重ねてアクションの腕が落ちてしまった人にもやさしい作品になっています。まだ遊んだことがないという人はぜひこの機会に触ってみてほしいです!















