
本作では舞台を初めて昭和日本とし、シリーズで珍しい女性主人公となっている。発売からわずか2日で全世界累計出荷本数が100万本(※)を突破するなど、日本のみならず海外でも人気を高めている本作。発売を記念して、主人公・深水雛子のモデル、フェイシャル&モーションアクターも担った加藤小夏さんにインタビューを実施した。
公式サイトのコメントでは「(本作の収録で)気が触れそうな日もあった」とも語っていた加藤小夏さんが、深水雛子に思うこととは……?
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加藤小夏 さん(かとう こなつ)
1999年6月26日生まれ。東京都出身。2019年、桂正和原作のコミックを実写化した『I’’s』にて、4人目のヒロイン・麻生藍子を演じて注目を浴びる。その後も数多くの映画やドラマに出演。代表作に映画『身代わり忠臣蔵』、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、テレビドラマ『ウイングマン』、『ススキノ・インターン』などがある。『サイレントヒルf』で主人公・深水雛子のモデル、モーションキャプチャーを行う。(文中は加藤)
――ホラー作品の主人公役を務める、といった中で、加藤さんはホラーゲームやホラー映画など、ホラー系の作品はお好きですか?
――では苦手なホラー作品に出演することになり、今回深水雛子役に抜擢されたときは、どのようなお気持ちだったのでしょうか?
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――公式サイト掲載のコメントでは、長く本作に関わり続けて「気が触れてしまいそうな日もありました」と言っていましたよね。具体的には、どのようなエピソードや理由から、そういった感情になってしまったのでしょうか?
ただ、収録が進むにつれて、徐々に物語の分岐が増えていって。さまざまな展開を収録しているうちに、「さっきも同じようなシーンなのに、言葉も感情も違う……。あれ……いま私は、いま雛子は、どこで何をしているんだっけ?」となってしまいました。
また、私も雛子なのに、相手も雛子で、自分が誰なのか、役でも現実でも混乱してわからなくなってしまったりして。当時は、何も考えてないのに涙が出てきたこともあります。“向き合う時間”に比例して、混乱も増えていったため、気が触れてしまいそうな日もあったことを覚えています。
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――実際にゲーム画面で動く雛子を見て、加藤さんはどう感じられましたか?
――本作の物語の感想を教えてください。
強烈に覚えているのが、先ほどお話した、自分がどこにいるのか、誰なのかわからなかったことだけで。それ以外の記憶は、アフレコなどの断片的な部分だけしか思い出せません。今回お話した内容も、その記憶の断片から絞り出したもので……。ですからすみません、脚本を読んだ記憶もじつはなくて(笑)。なので、物語の詳細な内容についても、すみません、覚えていないんです。
――もし『サイレントヒルf』の世界に入ってしまったら、加藤さんはどう生き延びていくのでしょうか?
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