
最上位のGame Pass Ultimateは従来(月額1450円)の2倍弱となる月額2750円への値上げとなる一方、Game Pass CoreはGame Pass Essentialとなり月額850円(従来は842円)に、同じくStandardはPremiumとして月額1300円(従来は1100円)となる。そしてPC Game Passは1550円(従来は990円)。
なおこれらの価格改定については、新規加入者に対しては本日から、既存加入者に対しては11月4日からの適用となるほか、CoreからEssentialへ、およびStandardからPremiumへの移行については本日から自動で行われる。
今回の発表にあたって、Game Pass全体を通じてより多くの選択肢、価値、および遊び方を提供するのが目的としている。では、それぞれのサービス内容がどうなるのか、種別ごとに見ていこう。
Game Pass Ultimate
- 400以上のゲームをXboxコンソール・PC・クラウドでプレイ可能。今回の発表に合わせて45以上の新作ゲームが追加されている
- 『コール オブ デューティ: ブラックオプス7』や『NINJA GAIDEN 4』、『The Outer Worlds 2』など、年間75本以上のタイトルをDay1(発売初日)からプレイ可能
- XboxがパブリッシングするタイトルのすべてがDay1から対応する
- エレクトロニック・アーツの定額制サービスEA Playに加え、ユービーアイソフトのUbisoft+ Classics(通常月額800円)や、『フォートナイト』の定額制サービス“フォートナイトクルー”(通常月額1320円)にも対応 ※フォートナイトクルーは11月18日から
- クラウドゲームで1440p解像度でのストリーミングプレイが可能に。また他プランと比較して最短の待ち時間でクラウドゲームをプレイ開始できる
- Xboxリワードプログラムを通じ、ゲームをプレイするだけでストアポイントを年間最大10万ポイント獲得できるように。対象のGame Passタイトルでは最大で30%分のポイント。ゲームやアドオンの購入ではポイント4倍。Game Passの対象タイトルで10%のポイント還元や、最大20%の割引など。
Game Pass Premium
- 200タイトル以上のゲームをXboxコンソール・PC・クラウドでプレイ可能。『ディアブロ IV』 や『ホグワーツ・レガシー』など今回の発表に合わせて40以上の新作タイトルが追加されている
- 『コール オブ デューティ』タイトルを除き、Xboxがパブリッシングする新作が発売から1年以内に提供される
- Game Pass Premiumの対象タイトルと所有している一部のタイトルをクラウドゲームで制限なくプレイできる
- 『リーグ・オブ・レジェンド』、『Call of Duty: Warzone』、『レインボーシックス シージエックス』などのゲーム内特典が新たに追加され、コスメティックアイテムやキャラクターなどをアンロックできる
- Xboxリワードプログラムで年間最大5万ポイント獲得できるように。ゲームやアドオンの購入で2倍ポイント。Game Pass対象タイトルやアドオンでは5%のポイント還元
Xbox Game Pass Essential
- 50タイトル以上のゲームをXboxコンソール・PCでプレイ可能。
- 所有している対応タイトルをクラウドで制限なくプレイできる
- 『リーグ・オブ・レジェンド』、『Call of Duty: Warzone』、『Overwatch 2』などのゲーム内特典が新たに追加。
- Xboxリワードプログラムで年間最大2万5000ポイントを獲得できるように。ゲームやアドオンの購入をするとさらにポイント
3つのプランのバリエーションが価格的にもサービス内容的にもはっきりと
細かい内容は違うものの、3タイプすべてでクラウドゲームとPCにまたがるサービスになった(さらにクラウドは今回の発表に合わせてβから正式版へと移行した)のも地味に大きい動きではあるが、これは一応8月末の発表からの既定路線ではある。
たとえば筆者の場合は、ニッチ目のタイトルやインディーなどの気になっていた対応タイトルを後でお手軽にチェックするのに使うのがメインなので「Premiumでもいいかもなぁ」と思ったりしたのだが、あなたはどうだろうか?