バンダイナムコエンターテインメントから2025年10月2日(木)に発売予定(※)の、『デジモンストーリー タイムストレンジャー』。プラットフォームはプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam)となっている。
※Steam版は2025年10月3日(金)発売予定。
そんな本作を、本年6月の取材時に続いて今回もいち早くプレイできる機会をいただいたわけだが、ちょっと見過ごせないことが起きてしまった。

パタモンが! 悪知恵を!
おもにアニメ版で『デジモン』を愛好する身としては、あの純粋無垢なパタモンが悪知恵だなんて、まるで我が子が非行に走ったかのような衝撃。そこへさらに、追い討ちをかけるかのように事件が続く。

トゲモンが! デカすぎてここを通れない!

ハンギョモンが! なんかめちゃくちゃカッコいい!
『デジモン』最新作で、いったいなにが起こっているというのか。新要素の“性格”や“デジライド”に加え、とくにプロデューサーや開発陣がこだわったバトルのバランス面などについても、今回は合計3時間強のプレイでたっぷりと体験できた。
体験後は、プロデューサー・原良輔氏とディレクター・友野祐介氏へのインタビューを行った。両名のコメントとともにプレイリポートをお届けする。

今回は原良輔氏(写真左)と友野祐介氏(写真右)にプレイを見守っていただきつつ、気になった点についてもお答えいただいた。
始まりは新宿都庁、新要素“性格”に要注目
ゲームの基本的なシステムなどについては前回取材時の記事で触れているので、こちらを参考にしていただきたい。
本作の主人公は、“超常現象(アノマリー)”から市民の平和を守る秘密組織“ADAMAS”のエージェント。ゲーム開始後は、さっそく新宿での調査に出向く。なお、主人公の苗字は“結城”で固定になっており、結城博士という父親がキーパーソンのひとりになっている模様。


最初に主人公を2タイプから選択する。選択しなかったほうは、主人公のオペレーターとして活躍する。


最初に降り立つのはJR新宿駅東口前、ならびに東新宿。再現度の高さに驚かされる。
ガイドに従って移動すると、我々が知るところの都庁前に建設中の巨大な壁があり、市民のデモが起きていた。この世界では、数年前に都庁でなにかが起き、政府は壁で一帯を閉鎖しているようだ。
壁や警備を迂回し、都庁に侵入するべく地下道に入ると、その直後に主人公が持つ多機能端末“デジヴァイス”に、だれかからの救難信号が届く。いざその場所に向かおうとしたところで、奇妙な生命体が立ち塞がった。


物騒な雰囲気が出てきたところで、早くも遭遇。
オペレーターいわく、ADAMASでは彼らを“位相電子生命体”と称している模様。アノマリー事象が発生する地域で目撃例が多い謎の生命体で、最近になってデジタルモンスター、略して“デジモン”と呼称するようになったのだという。
デジモンに対抗するなら、こちらもデジモンを出すべき。さっそく最初のパートナーとなるデジモンがADAMASから貸与されるとのことで、“パタモン”、“ピコデビモン”、“ゴマモン”の3体から選んで戦闘が始まる。



筆者はここで“パタモン”を選択。アニメ版の『デジモン』を長年追い続けている筆者からするとかわいいマスコットキャラ的な存在のため、条件反射的に選んだようなものだ。
ちなみに戦闘は、フィールド上を歩き回っているデジモンと接触することで始まるシンボルエンカウント方式。“デジアタック”でフィールドにいるデジモンに先制攻撃をかければ、ある程度HPを減らした状態で戦闘が開始でき、レベル差などが大きければこの先制攻撃だけで倒せるようだ。


さっそく戦闘。ゲーム版のパタモンは口調がちょっとやんちゃな感じのようで、それもまたよし。

パタモンの、戦闘終了後の勝利ポーズ。いやぁ、本当にかわいい。
正直、アノマリーや救難信号はさておきパタモンを愛でたいところなのだが、ぐっと我慢して地下道を進む。だが、そんな筆者の葛藤を見抜いたかのように、連れて歩いていたパタモンの頭上に黄色いフキダシが現れた。

これはもう、ゲーム側がパタモンと会話しなさいと言っている。


なにやらマークがついた選択肢が出てきた。
とりあえずは思うままに回答を選択。すると気になる変化が起きた。

え、性格が変動って。
これが本作の新要素のひとつ、デジモンの“性格”だ。デジモンを連れ歩いていると一定時間ごとにこのような会話の機会が発生し、選択肢によって性格が変動していく。
性格が変わるタイミングでは、新たな“性格スキル”を取得して現在の性格スキルを上書きするかどうかを選択できる。性格スキルはかなり強力かつ多彩なので、狙った性格を目指したり、同じデジモンでも性格が違う個体を複数育てたりするのがおもしろそうだ。

性格には16種類もの分類があり、それぞれに性格スキルが備わっている。これはカスタマイズ要素としても気になるところだ。
そのあとメタルグレイモンらしき相手に追い回されたり、そこを謎の少女に助けてもらったら「“争い”を止めないと」と気になる言葉を聞かされたりと、いろいろありつつも都庁内部へ侵入。争い以前に、都庁周辺はえらいことになっていた。

オメガモンがいきなり助けに来てくれた。アニメ版ファンとしては嬉しすぎるが、すぐ去ってしまった。

というか都庁、これ本当に過去になにがあったんだ。
フィールドのデジモンを倒すと“スキャン率”が上がり、100%を超えるとそのデジモンを“コンバート”して味方にできるようになった。これで仲間を増やしつつ、都庁のなかを突き進む。


途中、あきらかにすごい見た目のデジモンもいたが、向こうからは襲いかかってこないようなのでひと安心。よくよく見てみると、究極体のカオスドラモンのようだ。

ふつうにねり歩いているが、『デジモン』を知る身からすると圧がやばい。
デジモンには幼年期、成長期、成熟期、完全体、究極体という基本的な進化の段階があるが、こちらのパーティーは育っていても成長期なのに対して相手が究極体というのは、まあ勝てないわけだ。
プロデューサーいわく、このあたりを周回してコンバートをくり返すことで強いデジモンを育成できるが、このカオスドラモンにはさすがに勝てないとのこと。デジモンの進化条件に、メインクエストやサブクエストを進めると上げられる“エージェントランク”が含まれているため、最初から完全体や究極体を育てて進んでいくことはできないようだ。

デジアタックで戦闘をしかけてみたが、もちろん一撃でやられた。12091ダメージって。

都庁内では、成熟期のクリサリモンも2回襲いかかってきた。こちらは頑張ればなんとか勝てるが、パーティー全員が成長期じゃないと厳しい。
そんな都庁内部の探索中に、時間経過でふたたびパタモンの頭上にフキダシが。ここで選択肢を選んだところ、性格にまさかの変化が。

悪知恵って。
べつに性格が変わってもボイスの種類が変わったり、態度が変わったりするわけではない。ただ、こうなんというか、パタモンが悪知恵というのはモヤッとする。うちの子がグレちゃった、みたいな。
カスタマイズ要素として性格スキルを中心に考えてもいいが、筆者のようにそのデジモンと解釈一致する性格を追い求めてみるのも、また楽しいのかも知れない。どちらにしても、この新要素“性格”はなかなかおもしろい要素だと思えた。


そのあとは都庁ヘリポートでクワガーモンと交戦したあと、謎の巨大デジモン(?)に襲われたところを、巨大な拳が助けてくれた。
ここから物語は急転直下。主人公は見知らぬ神殿の中でミネルヴァモン、ルナモン、コロナモンの3人組に卵泥棒扱いされたり、話のつじつまが合わない現実世界の新宿公園に投げ出されたり。とんでもない事態に連続で巻き込まれるが、序盤のゲームプレイ体験はこのあたりで終了。
最後のくだりでは、『デジモン』ファンとしては非常に気になるカットシーンも多く見られた。これらについてはぜひ、皆さん自身で確かめてほしい。




デジライドの個体差と、ハンギョモンの漢気に驚愕
今回の取材では引き続き、ややストーリーが進行した状態での体験プレイをさせていただいた。今度の舞台はデジタルワールド・イリアスの、美しい海が広がる“アビス・エリア”だ。

マップを確認すると、ひそかに“8年前”。いや、ここではあまり気にするまい。
手持ちのデジモンもすべて成熟期になっており、立派な巨体に育っていた。こうなるとあの新要素を試したくなる。そう、デジモンに乗ってすばやく移動できる“デジライド”だ。




同じ四足獣タイプのデジモンでも、体形しだいでちょっと乗りかたが違う。


同じ飛行タイプでもこのとおり、まったく乗りかたが違う。
ここまででもデジライドの個性豊かさにじゅうぶん驚かされたが、とくに筆者が驚いたのは、ガードロモンとトゲモンのデジライド。ガードロモンに乗るときはしっかりと足をどけて、目を塞がないように気を遣っている。トゲモンに関しては、もう見た目だけで面白い。

乗ったときに、主人公の足が視界の邪魔になるという発想はなかった。

トゲモンのデジライドはなんというか、意外と足が速いのも合わさっておもしろすぎる。

アニメ版のファンには、レオモンのデジライドもオススメしたい。この乗りかたは『デジモンテイマーズ』を思い出し、目頭が熱くなる。
また、トゲモンについてはさらに驚かされたことがあった。アビス・ビーチを移動中、予想もしなかった事態が起きたのだ。

あれ、なんか通れない。道を間違えたのだろうか。

カブテリモンにデジライドしたら、ふつうに通れたんですが。
このとおり、デジライドには見た目から、ある程度はコリジョン(当たり判定)についても個体差があるのだ。友野ディレクターいわく、コリジョンは基本的に統一しているが、見た目の大きさから「さすがにこの大きさでは……」と不自然なデジモンの場合、コリジョンを変更して自然さを出しているとのこと。
さらにデジライドには、ゲームテンポを損なわない程度にはスピードの差もあり、デジモンごとの体格や移動方法などが自然に思えるような仕様となっている。450体以上となるデジモンそれぞれに、固有の勝利ポーズや乗りかた、デジライドの個体差などまで付与したということで、開発チームと原プロデューサーのこだわりのすさまじさを感じた。

もうひとつのこだわり、バトルのバランスと戦略性についてもこのアビス・ビーチの時点でだいぶ味わえた。敵がふつうに強い。

アグニモンが特定の技を使用すると、戦闘中にヴリトラモンに姿を変える新たな仕様も確認できた。ヴリトラモンに変化した状態でも、逆のことが可能とのこと。
このエリアからホエーモンの力を借りて海の底へと潜り、その最奥で待ち受けているのはシャークモン。粗暴な侵略を繰り返す“タイタン族”に所属するデジモンだ。
このシャークモン戦でも、バトルのバランスが絶妙だった。まず、シャークモンはウィルス種で、左右に1体ずついる取り巻きのハンギョモンはデータ種。それぞれに有利なデジモンをピックしなければならない。
そのうえで、筆者は取り巻きを放置してシャークモンに集中砲火していたのだが、シャークモンが大技の準備に入ったところで状況が変わった。


シャークモンの頭を攻撃して技を止めないといけないのだが、このタイミングで取り巻きハンギョモンが“ヘイトチャージ”を使用。ハンギョモン以外をターゲットできなくなってしまった。
ハンギョモンもシャークモンほどではないもののタフで、筆者のパーティー編成だと交代を駆使しても、種族の関係でなかなか有効打が与えられない。そんな状況を救ってくれたのが、ゲストキャラクターとして同行していた味方のハンギョモンだった。


もとはタイタン族だったハンギョモンだが、襲った里にいたシェルモンに傷の手当てをしてもらったことで改心。ボスのシャークモンを説得するために主人公に同行していたのだ。
このハンギョモンが、じつに頼もしい。ゲスト扱いなのでコマンド選択はできないのだが、“ストライクフィッシング”を連発して取り巻きのハンギョモンに大ダメージを与えてくれる。

クリティカルヒットでさらにダメージが増加。取り巻きのハンギョモンに対しては、現状の筆者のパーティーのどのデジモンよりも有効打を出してくれる。
同じくゲスト扱いだがコマンド選択ができるアイギオモンも、“タイタン族特効”の効果を持つ技を使えるため、シャークモンに対して大ダメージを出せる。ゲストキャラがここまで活躍してくれるのは珍しいと感じたが、ピンチないまは素直にありがたい。

アイギオモンの“スタンビートブロウ”が、種族相性と属性相性に加えてタイタン族特効が加わり、驚異のダメージ補正450%。気持ちいいダメージが出る。
原プロデューサーいわく、この場面で味方のハンギョモンが強いのにはちゃんと理由があり、ストーリー全体を通して見てからこのシーンにたどり着くと、見かたがだいぶ変わるかも知れないとのこと。
ほぼつねに一緒に行動するアイギオモンについても、アイツだけでいいと思われたり、あるいは足を引っ張る存在と思われたりしないようにバランスは熟考してあるそうだ。

相性が分かってくると、バフやデバフを駆使することで手持ちのデジモンでもゲストに並ぶ火力が出せるようになってきた。ゲストが優遇されているというわけではないようだ。
実際にこの頼もしいゲストデジモンがいる状態でも、1回目の大技“一斉砲撃”は止めきれなかった。2回目の大技を発動直前で止め、そのままシャークモンを撃破するという、かなり歯ごたえのあるバトルになった。

道中の戦闘でも、敵に対してしっかりと交代を駆使して種族で有利を取らないと、思った以上にダメージが出せずに苦戦を強いられた。そのぶん、有利なパーティー編成で圧倒できたときの気持ちよさも格別だ。
また、戦闘終了後には一定時間立ち止まっているだけで全デジモンのHPとSP(技を出すのに使用するポイント)が全快するため、戦闘ごとに全力が出せるところも好印象だった。

温存などは考えず、つねに全力の戦いができる。戦闘中のアイテム使用にはターンを消費しないので、戦闘中の回復なども比較的気軽にできたが、製品版ではアイテムの値段しだいか。

戦闘中に蓄積した力で放つ“クロスアーツ”も、ターンを消費しない。設定したクロスアーツしだいで、攻撃以外にもさまざまな効果が発揮される。
新要素の“性格”や“デジライド”で、仲間デジモンとの交流や育成がまた一段と楽しめた今回の体験プレイ。さらにゲストデジモンにもここまで個性が出てくるとは予想しておらず、うれしい驚きとなった。
なお、近日中に体験版が配信予定とのこと。また、2025年9月25日(木)から28日(日)まで開催される(※)東京ゲームショウの試遊台では、セントラルタウンを探索できるものと、パロットモンとのボス戦が体験できるもの、というふたつのモードが用意されるとのこと。本作の発売が待ち遠しいという『デジモン』ファンの皆さんは、こちらもぜひチェックしてみてほしい。
※25、26日がビジネスデイ、27、28日が一般公開日。もうちょっと気になるところを開発陣に訊く
体験プレイに引き続き、原プロデューサーと友野ディレクターにいくつか気になった点をうかがってみた。初出の情報もあるので、ぜひこちらもご一読あれ。
原 良輔 氏(ハラ リョウスケ)
『デジモンストーリー タイムストレンジャー』プロデューサー。(文中は原)
友野 祐介 氏(トモノ ユウスケ)
『デジモンストーリー タイムストレンジャー』ディレクター。(文中は友野)
――せっかく開発のかたもいらっしゃるということで基本に立ち返る質問になりますが、原さんから開発側へはどのようなオファーがあり、開発の苦労があったのかを教えていただけますか。
友野
原さんからは“キャラものであることに頼らない、遊びごたえのあるゲーム”と希望を受けていました。ふつうのゲームができていることはできるようにしていきつつ、いまのテクノロジーで、なおかつデジモン450体という母数を活かすことを考えると、工夫が必要でした。
基本的にはRPGなのでレベルを上げれば勝てるようにはなるんですが、僕は昔「もう一度やったら勝てるかもしれない」と、レベル上げなどをせずに何度もボスに挑む、という遊びかたをしていたんですよ。ブレイクなどのシステムも含め、最終的にはそういった感覚も引き出せる形にできたと思います。

ボスの大技を条件を満たせば止めることができ、ダウン状態を誘発できる“ブレイク”。今回の体験プレイでも、かなり重要に感じられた。
――やはりオファー的にも、今回はバトルが肝だったのでしょうか。
友野
当初はバトルがさくさく進む箇所も多かったのですが、原さんから「今回は戦略が必要なバトルにしたい」とお願いされまして、ボスだけでなく通常の敵でもある程度考えて戦うかたちになりました。バトルは歯ごたえのあるものにしたい、という希望はかなり強くありましたので、がんばらせていただきました。
原
ここは前作で一歩及ばなかったところなので、本作ではかなりギリギリまでバトルバランスの調整はさせていただきました。その甲斐あって、納得できるものに仕上がったので、ぜひお楽しみにしていただければと思います。
友野
初期には「オーソドックスすぎるのでは」と思うこともあったのですが、結果としては“このコマンドRPGというシステムにはまだまだ可能性があると思える”ところにスタッフが持っていってくれました。このさきはアクション性を増していくしかないのかと考えた時期もあったんですが、まだコマンドRPGはがんばれると思えました。

タイミングよくボタンを押すと最大2回の追加効果が発生する“ストライクプラス”に、アクション性の導入を試した名残が見られる。
――従来の『デジモン』タイトルと比べ、進化条件がエージェントランクが紐づいていたりとストーリーの進行度とシンクロしているように思えました。エージェントランクの上げかたや、この調整の意図を教えてください。
原
今回、エージェントランクは、主人公の心の成長のようなものとして紐づけています。メインクエストやサブクエストをクリアーすることで“アノマリーポイント”が獲得でき、スキルを解放していくかたちとなります。主人公の心の成長が、デジモンの成長にも紐づくという考えです。そうしてストーリーの進行がデジモンの強さにも結びつくことで、よりシナリオへの没入感が出るという状態ができあがっていると思います。
――いきなり究極体などを連れて戦闘を一発で終わらせる、といったことができないようになっていますが、バトルバランスを重視した一環ということでしょうか。
原
物語の没入感のひとつにバトル体験もあると思っていますので、そのご認識が近いかと思います。
友野
デジモンが進化するのとストーリーが進むのがプレイヤーの皆さんにとってとくにうれしいことになるかと思いますので、ストーリーが進んだらデジモンが増える、デジモンが増えたらストーリーが進むというように、相互作用が回り続けるように考えています。

序盤から完全体や究極体を育てるのは、多くの『デジモン』プレイヤーがやったことがあることだろう。今作はストーリー重視ということで、没入感を楽しもう。
――YouTubeの公式チャンネルに登場している“テリアモン助手”がゲーム内に実装されるという話がありますが、別の『デジモン』タイトルから固有のデジモンが登場する可能性はあるのでしょうか。
原
テリアモン助手については本当に特別で、現状ほかに予定している実装はありません。なにかできることはないかと急きょ決まった事例でして、理由としてはもう、デジモンアンバサダーだからという点のみです(笑)。
※YouTubeデジモン公式チャンネルの動画、『【発表あり】新作ゲーム開発チームの愛がすごすぎる【デジモンストーリー タイムストレンジャー】』より抜粋。
――SNSではマスターブリンプモンという、かなりマニアックな新デジモンが紹介されていましたが、どのような意図でピックアップされたのでしょうか。
原
「このデジモンの完成バージョンというのはいままで出てこなかったよね」というのを物語の活躍とともに登場させてあげたい、というようなかたちでのデジモンの登場は、多くはないですが一部で行なっています。その1体として、未完成だったブリンプモンをピックアップしました。
友野
今回のストーリー内でブリンプモンに触れることになり、今作では時間の行き来があるわけで、時間経過したときにブリンプモンはどうなるのか、と考えたところがマスターブリンプモン追加のきっかけでした。
――シリーズではおなじみの御神楽ミレイも冒頭などに登場していましたが、今作での立ち位置はどういったものになるのでしょうか。
原
立ち位置はこれまでのものに近いと思います。“時の狭間劇場”という場所に登場するのですが、狭間劇場自体がいろいろな世界や時空との狭間にあり、時間が安定しない場所なので、今回のミレイはあのような姿になっていると、ひとまずは簡潔にですが捉えていただければと。

友野
僕が最初にディレクションをさせていただいた『デジモンワールド リ:デジタイズ』からミレイは出ているんですが、そのころからいままでさまざまなことが起きて、いろいろな目に遭っているキャラだなあと思いますね。
今回の場合、幼いけど髪は伸びているあたりが、ヒントといいますかいろいろあるんだな、と思っていただけるとおもしろいかも知れないです。いつもの姿で出てくることもあり、なぜ? といったところを、原さんの発言も合わせて考察してみてください。