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『ステラーブレイド』PC版を先行レビュー。このためにPCを新調してよかった! 肌質までリアルに伝わってくる異次元の映像美に息を呑む【Stellar Blade】

by堤教授

『ステラーブレイド』PC版を先行レビュー。このためにPCを新調してよかった! 肌質までリアルに伝わってくる異次元の映像美に息を呑む【Stellar Blade】
 本日2025年6月12日、待ちに待った『ステラーブレイド』PC版がついにリリース! その少し前、『ステラーブレイド』を最高の環境で遊ぶためにPCを新調しておいた私のもとに、「レビューしませんか?」という連絡が届く。渡りに船とはまさにこのこと。というわけで、先行体験で感じたPC版の魅力をお届け。
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※本記事では、ソニー・インタラクティブエンタテインメントからコードの提供を受けています。

本作のためにRTX5070Ti搭載のPCを買いました

 PC版の発売を知ったとき、筆者は悩んだ。そのとき使っていたのは5年以上前に買ったグラボがGTX1060のPC。奇しくも最低スペックで起動できる旨は記されていたが「あなたには最高の体験をしてほしいです」と筆者の心に宿るイマジナリー キム・ヒョンテさんが囁いた。
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「急ぎましょう」。イヴもこう言っている。
 けっきょく新PCを買うことにした。性能を決めるまでの流れを詳しく書くと膨大な量になりそうなので省略。肝心のパーツ構成だが、GPUはGeForce RTX 5070 Ti、CPUはCore Ultra 7 265Kをチョイス。そして、買ったPCが届いた翌日にPC版『ステラーブレイド』レビューの打診がきた。これは運命に違いない。
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PCが届いた日にデモ版を起動し、ニコニコしていたら翌日にレビュー記事の打診がきた。今回の記事の画像は、基本的に4Kで撮影した筆者のプレイ動画を切り出したもので、『勝利の女神:NIKKE』コラボDLCも同時に体験しています。

軽く『ステラーブレイド』の紹介をします

 さて、筆者はPS5版の記事も担当し、トロフィーコンプリートはもちろん、ボスチャレンジもたっぷりと堪能しているため、“ご存知の”的な感じで話を進めたくなってしまうが、PC版から遊ぼうと思っている方もいるはずなので、簡単にゲームをご紹介。
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イヴという美女が地球奪還のために奮闘

 本作の舞台は、“ネイティブ”というクリーチャーに支配された遥か未来の地球。人類は、宇宙に作られたコロニーでの暮らしを余儀なくされており、主人公のイヴは地球奪還の命を受けて降下作戦に参加する。
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イヴを筆頭としたメインキャラクターのデザインは、本作のディレクターでもあるキム・ヒョンテ氏。
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衣装もたくさん用意されていて、PC版では新たに20着以上も登場。『ニーア オートマタ』や『勝利の女神:NIKKE』のコスチュームが手に入るDLCもある。

スリルと快感に溢れた爽快バトル

 多彩なアクションを駆使してネイティブと戦うことになるが、攻撃一辺倒では切り抜けられない場面も多い。しっかりと敵の動きを見極め、対処することがカギ。ソウルライクとも違う、スリルがありながらも爽快なハイスピードアクションが楽しめる。
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ジャストパリィやジャスト回避といったテクニカルなアクションを成功させたときの気持ちよさは格別。
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育成要素もあり、物語の進行とともにアクションの幅は大きく広がっていく。
 また、難易度“ストーリーモード”では、危険な場面で敵の動きがスローモーションになるアクションアシストの機能が利用可能。紙一重で避ける快感が損なわれないまま遊べるので、アクションが苦手な方も安心。
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すべての攻撃がスローモーションになるわけではないので油断は禁物。

プレイヤーの選択で物語が変化

 本作には、プレイヤーが決断を下す場面があり、そのときの選択によって物語が大きく変化することも。クリアー後は、装備などを引き継いで最初から遊べるうえ、新たなコスチュームも手に入るので、周回プレイもお楽しみがたっぷり。
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細部までくっきりと見える喜び

 PC版では、環境さえ整っていればPS5以上のグラフィック、かつ安定したフレームレートで遊ぶことができる。筆者のPC(RTX 5070 Ti)では、4Kで描画してもフレームレートは200以上をキープ。高精細な映像の中でヌルヌルのアクションを満喫できた。
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どんなPCを持っているかは人それぞれ。いろいろな設定項目があり、自分好みの画質で遊べる。
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シャープネスを上げると、あらゆるものの輪郭がはっきりする。上げすぎるとザラザラした印象になるので、お好みで調節を。
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PS5版でも美しいと思ったが、すべての効果を盛り盛りにしたときのインパクトはすさまじかった。

DualSenseコントローラーに対応

 DualSenseワイヤレスコントローラー(PS5のコントローラー)をPCに接続すれば、振動やアダプティブトリガーの挙動など、PS5版と同じ感覚で操作可能。もちろんマウスとキーボードでも操作できるが、PS5版に慣れきった体には、DualSenseのほうが手になじんだ。
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射撃モードの操作感だけはさすがにマウスのほうが上。射撃主体のバトルや的当てなどは、マウスを使うと簡単にクリアーできた。

イヴの観察にも熱が入る

 PC版は、これまでのアップデートの内容がすべて収録されていることはもちろん、さらなるブラッシュアップも図られている。PS5版発売時にはなかったフォトモードも最初から使えるので、「おっ」と思う瞬間がくるたびにR1+方向キー左でフォトモードを起動し、じっくりと観察しつつ写真撮影に勤しんだ。
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『ステラーブレイド』を買う方の多くは、イヴの美しさがお目当てのひとつになっているはず。充実したフォトモードも駆使して、思う存分楽しみましょう。
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アダムの無精ヒゲやリリーの肌質などもよりくっきりと。

初めて遊ぶ方はシーズンイベントやDLCをオフにしたほうがいいかも

 本作は、2024年の夏と冬のアップデートで、水着やクリスマスコスチュームが追加。それに合わせて、街やオアシスなどの一部エリア内のBGMも変化する。これらのシーズンイベントコンテンツはサービス的な要素で、ポストアポカリプスの世界を旅する本作の雰囲気とは違った味わいのものとなっている。
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 PC版で初めて本作に触れるなら、設定でシーズンイベントコンテンツをいったんオフにして1周目を味わうことをおすすめする。DLCも同じ理由で、最初はオフにしておいたほうが『ステラーブレイド』の世界に浸りやすくなるはず。
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オンにしたままだと荒廃した地球で初めて訪れる街がクリスマス風にデコられていたりする。ただ、物語の雰囲気をぶち壊し、というほどではないので切り離して考えられるなら最初からずっとオンでもいい。サンタコスチュームはすぐ欲しいもんね。

待望の『NIKKE』コラボも満喫

 本作の発売に合わせ、SHIFT UPが開発する『ステラーブレイド』と『勝利の女神:NIKKE』の両作品同時コラボが実現。『ステラーブレイド』側の『NIKKE』DLCコンテンツでは、『NIKKE』のバトルを再現したミニゲームや紅蓮という人気キャラクターとのバトルなどが登場。こちらについては、別記事で詳しく紹介しているので、そちらを参考にしてほしい。
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