『ウルフェンシュタイン』 シリーズなどを手掛けるMachineGamesがLucasfilm Gamesの協力を受けて開発し、Bethesda Game Studiosのトッド・ハワード氏が製作総指揮を担当した『 インディ・ジョーンズ/大いなる円環 』。  Xbox Series X|S版とPC版(Game Pass対応)は2024年12月6日に発売され、D.I.C.E. Awardsで“Adventure Game of the Year”を受賞するなど、高い評価を獲得。誰もが知っているであろう考古学者“インディ・ジョーンズ”となり、世界中を冒険で駆け巡る本作のプレイステーション5(PS5)版が2025年4月17日に発売される。 
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 本作の時代設定は、映画 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 と 『最後の聖戦』 のあいだとなる1937年。世界中に散らばる古代遺跡をつなげることで完成する“大円環(グレートサークル)”に秘められた力を巡り、インディは仲間とともに、邪悪な勢力に立ち向かう。 
 かの有名なバチカン、タイ・スコータイ王朝の寺院が眠るジャングル、吹雪で荒れくるうヒマラヤ、灼熱の砂漠が広がるエジプト・ギザなど、バラエティー溢れる世界を、高精細なグラフィックで表現。ステルスと近接格闘、おなじみのムチなどを活かしたアクション。己のひらめきと探索がカギを握る多彩な謎解き……。 
基本的には一人称視点で進むが、謎解きや移動の際には三人称視点に変わる。没頭感が阻害されるかと思いきや、ここぞというときに映画的な視点になるので、ゲームの進行は自然でスムーズ。何よりアクセントになっていて、プレイが単調にならない。 
 PS5版は、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーといったDualSenseコントローラーの機能に対応しており、インディのアクションをダイレクトに感じ取ることができる。また、ローディングやレイトレーシング、サウンドなどもPS5でのプレイ最適化されていおり、ストレスなくプレイを楽しめる。プレイステーション5 Proで遊べば、より高いフレームレートかつネイティブ4K解像度でのゲームプレイが実現する。 
謎解きや格闘戦、ステルス探索ばかりのゲームと思ったら大間違い。さまざまなシチュエーションでプレイヤーを驚かせてくれる。映画的体験が、これでもかと詰まっているのだ。 
 また、新たなアビリティーとして“ハンティング・タイム”(敵にムチを振るうとその後の攻撃ダメージが一時的に増加)と“電光石火の早業”(敵から武器を奪って自分がいる方向に飛ばすことができる)が追加。戦略の幅がさらに広がるのだ。なお、この新アビリティーはXSX|S版とPC版にも実装される。 
何より、インディを演じるハリソン・フォード氏の動きと表情の再限度に驚くはず。オリジナル(欧米)版の声を担当したトロイ・ベイカー氏はもちろん、日本語版の藤真秀氏の吹き替えもすばらしい。 
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