携帯用アプリとして展開していたシリーズがニンテンドーDSに登場



ちなみにG-MODEアーカイブス+『探偵・癸生川凌介事件譚』シリーズのSteam版配信と『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』の発売を記念したコラボレーションムービーも制作されています。こちらは石山氏自身が制作しており、ここだけの豪華な内容になっているので、まだ観たことがない人はチェックしてみてください。
“ミスティ・オンライン”は、実在する街によく似た世界で起こる事件を仲間とともに解決していくMMO。生王は癸生川探偵事務所の白鷺洲伊綱(さぎしま いづな)とともに架空の殺人事件に挑戦しますが、高所から転落死したという設定だった“死体役”のプレイヤーから応答がなくなって……という展開です。


また、作中でキャラクターがプレイすることになる“ミスティ・オンライン”は当時のMMOの雰囲気を上手に再現していて、顔文字の多いチャットなど“ネトゲあるある”が満載でした。見た目がローポリの3Dモデルであるがゆえに、ホラーな展開になるときは想像力を働かさられて言い知れぬ恐怖を感じたほどです。
上画面にMMOのキャラクターたちがしゃべっている一方で下画面で現実の伊綱がその会話内容について考察したりと、2画面を生かした構成もニンテンドーDSならではでした。


犯人を特定したあとに待っている展開は手放しに事件の解決を喜べるものではなく、犯罪について深く考えさせられる社会派の内容でした。ポップなイラストやキャラクターたちの軽快なやり取りとのギャップもあり、クリアー後も心に刻まれ続ける結末です。
現在はG-MODEアーカイブス+でスマートフォン向けに逆輸入されたものがプレイ可能。イントロダクションもしっかり収録されています。ただ、オリジナルのニンテンドーDS版もタッチペンを使った操作や2画面を使った演出など、ここでしか味わえない魅力があるので、機会があったら触ってみてほしいです。













