2025年3月14日2時(日本時間)に配信された“レインボーシックス シージ エックス ショーケース”にて、基本プレイの無料化や新モード“デュアルフロント”の追加など、衝撃的なニュースが発表された『レインボーシックス シージ』改め『レインボーシックス シージ エックス』。
ビッグニュースのひとつである新モード“デュアルフロント”について、メディア・クリエイターに向けた先行プレイ体験会が行われた。約1時間ほどのプレイではあるが、基本的なモードの仕様や破壊可能なオブジェクト、コミュニケーションホイールといった新要素にも触れることができた。まさに『シージ』新時代の幕開けとなる詳細をお届けしていこう。
攻めと守りを同時に行う新感覚モード。攻撃側と防御側オペレーターが同時にチームに居ることも
デュアルフロントの基本的なルールは、30分の制限時間内に相手の拠点を制圧できれば勝利。ただし、いきなり拠点に向かえるわけではなく、途中にあるポイントを順番に制圧することで、ようやく相手の拠点に入れるようになる。
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青いエリアが自チーム。赤いエリアが敵チーム。最初は左上の敵エリア制圧を目指していく。
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画面左上、ミニマップに映っている赤い点が目標ポイント。数字が出ている場所が最初に攻めるエリアだが、開始60秒間は準備時間として攻め込めないようになっている。
自チームの防衛も同様で、まずは敵の最前にあるポイント1、ポイント2、そして自拠点の順に相手が攻めてくるので、そこを守りぬいていく。
ただし従来の『シージ』と違い、攻撃ターンと防衛ターンで分かれておらず、敵も同様にこちらのポイントや拠点に向けて攻め込んでくる。つまりデュアルフロントでは状況に応じて攻撃も防御も担当しなければならないので、オペレーターも攻撃側、防御側といった使用制限がない。
テストプレイでは35名のオペレーターが使用可能で、このメンバーリストはシーズンごとに入れ替わるそうだ。攻撃側のオペレーターと防御側のオペレーターが同時にチームに居ることも可能。これにより研究が進めばいままでとは違ったシナジーや戦術が生まれることは間違いなく、いまからワクワクが止まらない。
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拠点やポイントの制圧は、目標の部屋に全プレイヤーが持っているサボタージュキットを設置して行う。設置して120秒経過すると制圧完了で、途中で止められてもまた仕掛けた時にはカウントが進んだ状態で始まるようだ。
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なお、攻撃目標以外の相手エリアに入ってしまうと、3秒のアラートの後、相手チームに居場所がバレるペナルティがついてしまう。リスポーンキルやつぎのポイントに隠れて待機といったプレイを防ぐ仕組みがあるので、先を急ぎすぎないように注意。
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一度制圧が終わったエリアはそのチームのものとなり、もう相手チームに取り返されることはない(逆を言えばこちらも取られたエリアは取り返せない)。一度大きく攻め込まれると移動できる範囲が狭まり、反撃がどんどん難しくなっていくため、防御を大事にしたいところだが、あくまで試遊の段階だと、攻撃優先のプレイが勝利のカギになりそうという手応えだった。
また、マップ中央(ミニマップで白いエリア)は中立ゾーンとなっていて、両チームが自由に出入りできる。この中立ゾーンでは一定時間が経過するとミッションが発生し、達成することでバフが得られるそうだ。
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この中央のエリアを含め、各チームの拠点とポイントは立体的な建物になっており、上から横から下からと、色んな場所から攻め込むことができる。
マップに不慣れな状態ではどこから攻め込んでいいか、どこを守ったらいいのかの把握がより一層難しく、いっしょにマルチプレイを行った記者やストリーマーも目標になかなか辿り着けずに右往左往していたが、マップ研究が進めばここは問題なさそう。それよりもあらゆる進行ルートがあることで、攻守どちらの択も多くなる点が楽しみだ。
さらにマップに関しては、新ギミックの破壊可能なオブジェクトが点在。破壊するとコンカッション効果&スモークを展開する消化器、穴が開くとしばらく火を吹き続けるガスパイプが数か所設置されていた。活用すると移動ルートの制限を行えるため、どちらかというと防衛する際に力を発揮しそうだった。
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移動面についてもラペリングがアップデートされ、ラペリングロープが出せる場所ならば上下左右と自由に動くことができるように。建物の角もグイッと移動可能で、ラペリングしながら戦闘の幅が増えている。ただ、ラペリング中にダッシュする操作がなかなか難しく、しばらく練習しても確実には行えなかったため、テストサーバーが来たらコツを掴むまで要練習かもしれない。
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ほかにも重要な要素として、自チームのエリア内では自由にオペレーターの変更が可能だ。これにより弾やガジェット、さらにHPも回復可能なので、カジュアルに状況に応じて切り替えていこう。
運営スタッフいわく、意図的に従来の『シージ』より敵味方ともに固く設定されており、キルタイムが伸びる調整が行われていた。即キルではなく、必ずダウンを挟むようになっているのだ。そこから追撃でキルされてもリスポーン可能だが、約20~30秒かかる上、自チームの後ろのエリアで復活となるので、前線復帰は思った以上に時間がかかる印象だ。
コミュニケーションホイール(ピン)で連携が取りやすくなるように
ここまでズラっとデュアルフロントの主な仕様を紹介してきたが、もうひとつ重要な機能として、コミュニケーションホイールが実装された。
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デュアルフロントは6VS6のため6人フルパを揃えるのはたいへんな上、『シージ エックス』で新しく入ってくるユーザーもたくさんいるだろう。その人たちと野良でチームを組んで戦うとなった場合、戦略が重要な本作においてコミュニケーションは必須となる。しかし野良でVCを繋ぐのもたいへんだし、全員ができるわけでもないため、誰でも簡単にコミュニケーションが取れるように本機能が備わっている。リングホイールから攻撃や防御、注意を促す指示などがピンで簡単に出せるため、しっかり自分の意志を伝えておこう。
そして『シージ』において重要な音も大幅にアップデートされ、従来より音の位置が鮮明にわかるようになった。これまではプレイヤーに音が届く際にいちばん広いところから伝わるようになっていたが、これからは音が”壁”から伝わるようになり、上下左右から音を感じられるほか、屋内屋外、小さな部屋大きな部屋といったマップの環境次第で音の反応が変わるそうだ。デュアルフロント自体はカジュアルなルールとなっているが、音の仕様はランクマッチなどでも同様のはずなので、これまで以上に音の再生環境には力をいれたいところだ。
ほかにもアップデート内容として銃やマップのテクスチャを更新したビジュアルアップデート、没入感を高めるライティングの変更なども行われている。
まさしく“進化”である『レインボーシックス シージ エックス』では新たなワクワクする体験を得られた。これらのアップデートがいつテストサーバーに来るのかはまだ不明だが、楽しみに待っていただきたい。
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