
今回の試遊では、新モンスターのププロポル、そして復活モンスターであるネルスキュラの狩猟クエストを体験できたのでその模様をリポートする。
なお、使用ハードはPS5(通常版)で、記事内のボタン表記もそれに準じたものになっている。
グロテスクな見た目が特徴的な新モンスター、ププロポルを狩る!
と、ここまで書いたが、まずはグラフィック面について少し語っておきたい。今回の試遊バージョンは、2024年12月19日公開の製品版に向けた調整内容および第1回オープンベータテストからの変更点を紹介する映像で明らかになった修正、調整が反映されていた。
当然ながらグラフィック面でも確実な調整が入っており、今回は“フレームレート優先”設定でプレイしてみたが、その差は一目瞭然と言っていいものだった。
2014年11月の第1回オープンベータテスト版ではフレームレート優先でもカクつく場面が多くあったが、今回のバージョンではそういったことがほぼなく、快適そのもの。しかも通常版のPS5でこれなのだから、PS5 Proや、ハイエンドのゲーミング用PCであれば、さらに美しく滑らかなグラフィックでプレイできるだろう。この辺はぜひプレイ動画でチェックしてみて欲しい。
さて、本題へ。クエストがスタートし、いきなり新モンスターを発見。クラノダスという小型モンスターで、頭部が特徴的な形をしているな……と眺めていると、すぐさま目の前にププロポルが!
ププロポルは態勢を頻繁に入れ換えるせいか、攻撃を当てにくいとも感じた。だからこそ、ダウンを取れた際は大技を決めてしっかりとダメージを稼いでいく必要がありそうだ。
小型だろうがモンスターはモンスターなので、当然ながら味方ではない。彼らの動向にも気を配りながら立ち回らないと、なんでもないようなところで危機に陥る場合も。
ネルスキュラ狩猟! 復活した大蜘蛛は、いったいどんな動きを見せるのか……?
さっそくネルスキュラの狩猟クエストをスタート。狩り場となるのは、エリアの多くが氷で覆われている新フィールド。過去シリーズの雪山や、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の渡りの凍て地を思い起こさせる。
素早い動きや毒や糸による攻撃、さらには爪部分の肉質の硬さなど、ネルスキュラの手ごわさは本作でも健在だと感じた。製品版では火属性の武器や各種アイテムなどをしっかりと準備してから臨む所存。