『モンハンワイルズ』無料タイトルアップデート第2弾で海竜ラギアクルスと千刃竜セルレギオスに挑む！水中では回避でしのぎ、ナイフや武器攻撃を当てるのがカギ

　カプコンから2025年2月28日に発売され、現在も盛り上がり見せているハンティングアクション最新作『モンスターハンターワイルズ』。その無料大型アップデート第2弾が、2025年6月30日より配信中だ。

　アップデート第2弾では、追加モンスターとして海竜“ラギアクルス”と千刃竜“セルレギオス”が実装。いずれも過去シリーズのメインモンスターだっただけに、注目しているハンターは多いはず。

　そんな2頭のモンスターを早速狩りに行ってみたので、本稿でその模様をリポートする。

※記事内の操作はプレイステーション5版準拠で表記しています。

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大海の王者が、禁足地へ……！　強烈な電撃が特徴的な海竜ラギアクルス

　HR31以上でメインミッション“狂界”、サイドミッション“森の闢獣”をクリアーしていると、ラギアクルスが登場するエクストラミッション“蒼海共震”が開放される。ミッションを進めていくと、緋の森に姿を現したラギアクルスとご対面！

　ラギアクルスは、『モンスターハンター3（トライ）』でメインモンスターとして初登場。シリーズ作品では『モンスターハンターダブルクロス』以来の顔見せとなり、ゲリョスなどと同様、約8年ぶりの復活だ。これは懐かしい……という思いにふける間もなく、ラギアクルスは地上を滑るような突進攻撃や、強烈な電撃攻撃をくり出してくる。

　当然ながら、電撃攻撃の数々はバリエーション豊富かつ強力。電撃ブレスなどのほか、3連続で放電する電撃攻撃が非常に強力で、ガンランスの強固なガードでも体力を減らされてしまう。

　尻尾を器用に使うのも厄介。モンスターの背後に回ってから攻めるのは、狩りのセオリーと言っていいが、ラギアクルスは狙いすましたように背後にいるハンターを尻尾でなぎ払ってくるので注意したいところ。

　ならば側面から……と回り込んでみても、体全体を鞭のようにしならせてからの体当たり（しかも電撃付き）があるので油断ならない。つねにラギアクルスの動きを見ながら、相手に合わせるような立ち回りも必要になりそうだ。

　どうやら巣らしきエリアに向かっているラギアクルスを追いかける。少々開けた水が豊富にある場所で、今回のアップデートで開放された新規エリアのようだ。

　と、こちらの不意をついてラギアクルスは水中へ。強力な放電攻撃を狙っているようで、水中で攻撃して食い止めなければならない模様。

　水中では、通常の武器攻撃は使用できない。ラギアクルスの攻撃を回避行動で凌ぎながら、“尖った蔓脚類の群生”（スリンガー弾）や“水没している瓦礫”（環境を使った罠）でダメージを与えていく。

　集中モード時にラギアクルスに狙いを定め、R1を押すことでしがみつくこともできる。乗り状態のときと同じようにナイフ攻撃や武器での攻撃ができ、それでラギアクルスにダメージを与えられる。

　とはいえ、水中での移動や制御は慣れるまでなかなか難しく、かなり攻撃を受けてしまった。水面まで上昇すれば、いったん地上に上がって立て直せるほか、水中にいるままでも回復アイテムは使用できるので、とにかく焦らないことが大切だ（実際は焦りまくりだったが）。

　攻撃を続けていると、ハンターの渾身の一撃でラギアクルスは地上へ跳ね上げられ、無防備状態に。そのまま捕獲してクエスト完了となった（“蒼海共震”では、捕獲がクリアー条件になっているので、これからプレイする人は要注意！）。さすがに大海の王者の異名は伊達ではなく、非常に手強く感じた。慌ててしまった水中での立ち回りも、練習してスムーズにこなせるようになっておかねば……。

千刃竜セルレギオス襲来！フィールドを我が物のように跳び回る動きが厄介

　HR31以上でメインミッション“狂界”をクリアーしていると、セルレギオスが登場するエクストラミッション“晴れの日、時々砂嵐”が開放される。

　セルレギオスは、『モンスターハンター4G』でメインモンスターとして初登場し、直近のシリーズ作品では『モンスターハンターライズ：サンブレイク』でも猛威を振るっていた強力な飛竜種モンスターだ。

　ミッションを進めると、セルレギオスと対峙し、討伐する流れになる。と、やはりというか、めちゃくちゃ素早い！　一気に飛ぶ→攻撃→勢いよく着地のコンビネーションが矢継ぎ早にくり出されるため、適当に追いかけていたのではいいように翻弄されてしまう。

　地上時に脚を狙って攻撃したくなるが、そこをひっかき攻撃で牽制してくるのも地味に痛い。のけぞり無効の装備だと、気付けば結構なダメージが蓄積していることも……。

　飛んだ直後に来る急襲攻撃。速いうえに高威力なので、しっかり回避しないと危険。しかし、着地時には隙ができるため、可能なら反撃も試みたい。

　尻尾を振って、刃鱗（じんりん）を飛ばしてくる攻撃も。威力自体はさほどでもないが、食らうと裂傷状態になることがある。もし裂傷状態になった場合は、一定時間しゃがみ状態でいるか、自然回復力が上昇するアイテムのワイルドジャーキーを食べると即時回復できる。

　突然乱入してきたドシャグマがセルレギオスに襲い掛かる。意外にも拮抗している……？　と思いきや、セルレギオスの急襲攻撃にあえなくダウン。さすがにモンスターとしての格もセルレギオスのほうが上なのだろう。

　攻撃を続け、弱ったセルレギオスは巣への撤退を始めた。すかさず追いかけ、ジャンプ攻撃を当てると乗り状態に！　ナイフ攻撃から武器攻撃がヒットし、そのまま追撃……とはならず、セルレギオスの討伐に成功。微妙に締まらない終わりかたになったが、これはこれで良し。

　とにかく素早いのは相変わらずで、『モンハンワイルズ』でもその強さを見せつけてくれたセルレギオス。歴戦個体もいるようで、そちらにも挑んでみたい！

ついに武器の重ね着機能が実装！　そのほかにも追加機能がいっぱい

　今回のアップデートでは、武器の重ね着機能が実装されている。これは、装備中の武器をほかの武器の見た目に変更できる機能。防具にも同様の機能がすでにあるが、その武器版というわけだ。

　武器の重ね着は、各武器の最終派生のものを生産すると開放され、自由に使用できるようになる。また、アーティア武器はレア度8のアーティア武器を最大まで復元強化すると開放され、オトモ武器は上位用オトモ武器を生産することで開放される。防具も含めて好きな見た目でコーディネートし、狩りへ出かけよう。

　さらに、マイテントの外などにアイテムBOXが追加されたり、編纂者をアルマからエリックへ変更できたり（サイドミッション“蒼海共震”クリアーで開放）、配信バウンティに釣りや環境生物の項目が追加されたりなど、とにかく盛りだくさん。武器にも調整がいろいろと入っているようで、これからゆっくりじっくりと試してみるつもり。皆さんも熱中症に十分に気を付けつつ、アップデート内容を楽しんで欲しい。それではまた！

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