『龍が如く8』1周年。日本とハワイで展開するシリーズ最大級の物語! ガチャピン&ムックの登場に驚き、桐生のエンディングノートに涙【今日は何の日?】

byカワチ

『龍が如く8』1周年。日本とハワイで展開するシリーズ最大級の物語! ガチャピン&ムックの登場に驚き、桐生のエンディングノートに涙【今日は何の日?】

春日一番と桐生一馬、ふたりの主人公のドラマが展開

 2024年(令和6年)1月26日は、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Windows、Steam)で『龍が如く8』が発売された日。本日で発売から1周年を迎えました。
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 『龍が如く7 光と闇の行方』から登場した東城会の元組員である春日一番と、歴代『龍が如く』シリーズで数々の伝説を作り上げてきた“堂島の龍”こと桐生一馬のふたりを主人公にした作品。『龍が如く7』でも登場した横浜・伊勢佐木異人町に加えて、シリーズ初の海外ステージとなるハワイのホノルルシティが舞台として登場します。

 ハワイは透き通る海を堪能できるビーチがあったり、大型商業施設“アナコンダショッピングセンター”があったりと華やか。歩いているとスコールが降るのも特徴でした。伊勢佐木異人町の約3倍の広さを誇りますが、目的地を設定すると自動的に連れて行ってくれるOKAサーファーがあり、快適に移動することが可能。もちろん、シリーズおなじみのタクシー移動もできます。

 街中にいる人と交流して絆を深める“アロハリンクス”もあり、賑やかで楽しいハワイですが、ストーリー中でホームレスが多いことが語られており、実際に街のなかには路上で生活している人が多いです。しっかり現実の政治の問題が反映されているところは
『龍が如く』シリーズらしいですね。
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 ストーリーの流れは
『龍が如く7 光と闇の行方』から3年後。ハローワークの契約社員となった春日一番が元極道者たちの社会復帰に奔走する姿から描かれます。あいかわらず他人のためにどこまでも親身になる春日一番の姿に、ファンはうれしくなるハズ。また、登場キャラクターの向田紗栄子といい感じに仲が進展する展開もあり、ラブコメチックな展開にドキドキさせられます。しかし、春日は紗栄子にフラれてしまい、ハローワークからもいきなり契約を切られてしまうことに。恋に破れ、職も失ってしまい、またもどん底に落ちてしまう春日がかわいそうでした。

 じつは春日が仕事をクビになったのは、“多々良チャンネル”という告発系動画チャンネルに事実無根のデマを流されたため。このことが原因で医療器具メーカーに派遣会社として勤務していた難波悠(ナンバ)も仕事をクビになり、足立宏一も自身の会社を閉める羽目に。

 元極道たちを積極的に組に引き入れている極道組織があることを知った春日は足立とナンバとともに事務所に潜入。そこで春日は服役中だったはずの沢城丈と再会し、自分の母親である茜がハワイで生きていると聞かされる……という展開です。

 春日はハワイで堂島の龍である桐生と再会。桐生は春日の手助けをしますが、彼は癌に冒されており、余命半年と宣告されています。物語の途中で日本に帰国することになりますが、付き添いでいっしょに帰国したナンバのアドバイスによってエンディングノート作りをするようになります。
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 エンディングノートはゲームのシステムとしても組み込まれており、桐生が関わってきたこれまでのシリーズ作品のストーリーや登場人物たちを振り返りつつ、桐生自身の強化を行うサイドストーリーになっています。ここはプレイヤー自身に体験してほしいので詳しくは書きませんが、本当に最高。

 メインキャラクターはもちろん、いわゆるサブキャラクターとして少しだけシリーズに登場した人物も、すべてが桐生一馬という人間を作り上げていたのだなと知ることができる内容です。これまで
『龍が如く』シリーズをプレイし続けた人ほど泣けるものになっているので、ぜひプレイしてみてほしいです。

 ゲームの大きな要素ではゴミだらけの島の復興を目指す“ドンドコ島”が存在します。このドンドコ島がおもしろいのは島のマスコットがガチャピンとムックであるということ。ドンドコ島の紹介PVでガチャピンとムックが登場したときは笑い転げましたが、ゲームの中に登場するガチャピンとムックはさらにインパクトがあり、ずっとおもしろいです。

 バトルは
『龍が如く7 光と闇の行方』と同じくコマンドRPGで、範囲攻撃が増えたので全体的に爽快感が増す作りになっています。また、プレイヤーキャラクターをある程度自由に動かせるようになったのが特徴で、仲間の近くに移動して連携を狙ったり、近くの武器を拾って振り回したりと戦略性が増しました。さらに、連携攻撃が発生しやすくなったので、仲間といっしょに戦っている雰囲気をより感じられます。
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 マッチングアプリや不審者スナップ、スジモンバトルなど遊びきれないボリュームにうれしい悲鳴を上げてしまう本作。2025年2月21日には記憶を失った真島吾朗が活躍する『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(パイレーツ イン ハワイ)も発売予定です。『8』未プレイの方はいまのうちに!
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