屋敷に集うシックなサラリーマン

プレイヤーは鬼太郎やねこ娘といった主要キャラクターではなく、何の力も持たない一般人を操作します。試遊では地味めなサラリーマンたちが協力し合って脱出を目指すことに。


舞台は妖怪が巣食う屋敷で、プレイヤーは6つの“鎧”を制限時間内に破壊することで脱出できます。ただし、そのためにはフィールド上で刀を入手→霊水で刀を清める→清められた刀で鎧を破壊という少々面倒な手順が必要。これを牛鬼といったプレイヤーを襲ってくる妖怪から逃げながら、迷路のような屋敷を彷徨い実行しなくてはいけません。


妖怪“牛鬼”が怖くて強い!

また、画面左上の“呪い”ゲージが溜まると妖怪が凶暴化するので、走るのは控えなくてはならないのはもちろん、押入れに入るのを見られたら攻撃されてしまいます。全員がダウンするとゲームオーバーになるので要注意。
屋敷には妖怪をひるませる“リモコン下駄”や、呪いゲージを減らす“お札”も用意されています。ただ、刀といっしょには持てないのが悩ましいところ。
丸腰ならばどうにかして逃げるか、押入れに隠れなけくてはいけません。妖怪は足音を立てて移動するので耳を澄ましてプレイしましょう。

牛鬼や屋敷の雰囲気がホラーとしてちゃんと怖いことはもちろん、協力ゲームとしての要素の削りかたも恐怖を助長させていています。このゲームはマップ表示や地図に該当するアイテムがない。だから、刀や牛鬼の位置をしっかりとボイスチャットでコミュニケーションを取る必要があるのです。
試遊でも「刀を持っていきます、あああ~牛鬼がぁぁ」、「どの辺りですか?」、「ここで、やられました!」、「どこ(笑)」といった、見事なチームワークを発揮していました。
4人で協力してなんとか鎧を4つ破壊できましたが、ノーマル牛鬼でも強いのに凶暴化すると手におえません。助け合ったものの全滅してゲームオーバーに。ふつうに怖いし盛り上がるので製品版もプレイしたくなる試遊でした。

ホラーゲームとして海外展開も視野に

ホラーゲームとして確かにおもしろかったのだが、どうして鬼太郎を主人公にせず色褪せたサラリーマンたちが逃げ惑うサバイバルホラーを作ろうを作ろうと思ったかが気になる……。会場にいた東映アニメーションのプロデューサー・田中耀平氏と、本作を制作するトイジアムのプロデューサー/ディレクター・藤田峻輔氏にお話を伺ってみました。
――『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』を作ることになった経緯を教えてください。
――どうして今回サバイバルホラーというジャンルに挑戦したのでしょうか?

世界的にホラーゲームは人気で、ゲーム実況などでも盛り上がりはあります。『鬼太郎』の妖怪の怖さに特化して完成させて、海外展開ではジャパニーズホラーゲームとして押し出していきたいという狙いがあります。ちなみに、海外での認知度は高くないので、もしかしたら初めて『鬼太郎』にふれるのがこのゲームになるかもしれません。

――プレイヤーが妖怪になる非対称ゲームでなく、協力脱出にした理由などはあれば教えて頂きたいです。
というのも、あくまで無力な人間になるというのがスタートのコンセプトです。なのでコンセプトに沿っていくと妖怪を操作する非対称ゲームにはならなかったですね。
――なるほど、試遊では牛鬼が強すぎて全滅してゲームオーバーになってしまいました。マップがないので手こずったのですがこれは仕様でしょうか?
――本日はお忙しい中ありがとうございました。





















