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【今日は何の日?】Xbox360版『ドリームクラブ』が発売15周年。ホストガールとの楽しいひと時が楽しめる恋愛シミュレーション。やけに作り込まれたカラオケも見どころ満載

byリプ斉トン

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【今日は何の日?】Xbox360版『ドリームクラブ』が発売15周年。ホストガールとの楽しいひと時が楽しめる恋愛シミュレーション。やけに作り込まれたカラオケも見どころ満載

ホストガールとの楽しい会話が楽しめる異色の恋愛シミュレーション

 2009年(平成21年)8月27日は、Xbox360で『ドリームクラブ』が発売された日。本日で発売から祝15周年を迎えた。
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 当時は『SIMPLE2000』シリーズでおなじみだったディースリー・パブリッシャーがリリースした恋愛シミュレーションゲーム。

 プレイヤーは“ホストガール”と呼ばれる女の子たちが所属する“ドリームクラブ”に来店し、会話を楽しみつつ女の子と仲よくなり、親密な関係になっていく。

 通いつめればホストガールのプライベートな話題も聞くことができ、条件を満たすと恋人どうしになるエンディングを迎えることもできる。

 これまでの恋愛シミュレーションゲームとは一線を画するアダルトなテーマのゲームとなっており、本作目当てにXbox360を購入する人もいたとかいなかったとか。
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 『ドリームクラブ』の特徴といえば、コントローラの操作によってお酒を飲む量をコントロールする“インタラクティブ飲酒システム(通称、IIS)の存在。

 プレイヤーがお酒を飲むとホストガールもそれに合わせてお酒を飲んでいく。自分とホストガールの酔い度によって会話の内容が変化し、いろいろな情報をゲットできるようになっている。

 片方が酔っ払ったときにだけ得られる情報もあり、計算した飲酒をしないとホストガールのプロフィールをすべて知ることができないなど、見た目のわりにゲームシステムは硬派でシビア。飲みすぎてどちらかが酩酊状態になってしまうとまともな会話ができなくなってしまうので、表示されている“飲酒量ゲージ”の管理も重要だ。
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選択肢から最適なものを選んで好感度を上げるエモーショナル・トーク・システム(通称、ETS)。正論ではなくホストガールの喜ぶ選択肢を選ぶのが重要。現実と同じだ。
 本作の見どころのひとつが、イベントのひとつとは思えないほどに作り込まれた“カラオケ”の存在だ。

 ある程度ホストガールと仲よくなるとリクエストでき、プロ並みの歌唱シーンを堪能することができる。歌唱できる曲は、なんと本作オリジナルの録り下ろし。ホストガールごとに持ち歌が存在し、仲よくなるとほかの女の子の曲もリクエストできるようになる。
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通常時と酔っ払っているときで動きや歌いかたに差が出るなど、作り込みの細かさも見逃せない。
 ホストガールとのベストエンディングを見るためには、ただ単にお店に通えばいいというわけではなく、さまざまな“フラグ”を回収しなければいけないうえ、1年という時間制限があるため、攻略は意外と難しい。

 秘密だらけのホストガールの好みを知り、プレゼントをあげたり、休日のデートやアフター(お店の終了後に店外デートすること)に誘ったりしなければ恋人関係になることはできない。

 一度のプレイでベストエンディングを見ることは難しく、やり込みが必要。女の子と仲よくなり、隠されたホストガールの秘密を本人の口から聞けたときに味わえる達成感は、ほかの恋愛シミュレーションでは味わえない魅力となっている(とくにそれまで“源氏名”しか知らなかった女の子の本名を聞けたときはヤバい)。
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 恋愛シミュレーションと大人の社交場の魅力をミックスさせた
『ドリームクラブ』は、一部で絶大な人気を博し、2011年に第1作の前日譚である『ドリームクラブ ZERO』が、2014年にはキャラクターを一新した『ドリームクラブGogo.』が発売。だが、それ以降は残念ながら新作が発売されていない。

 現行機ではプレイステーション4で配信された『ドリームクラブ ホストガールオンステージ』がプレイ可能。こちらはカラオケに特化したゲームで、ステージやコスチュームを好きなようにカスタマイズして鑑賞できる。

 ダウンロードは無料でアイテムを追加購入する形式なので、気になる人は気軽にプレイしてみてほしい。
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