この記事はNCSOFT『護縁』の提供でお送りします。
- MOTHER3さん[REJECT所属]
- Clutch_Fiさん[ZETA DIVISION所属]
- ボドカさん[RIDDLE オーナー]
- 鈴木ノリアキさん[ZETA DIVISION所属]
しばらくすると、横から声が聞こえてきた。
3、2、1……!
なぜこんなことをしているかというと、相手の印象を自覚することで、自分とのつながりを感じてもらいたいから。この記事は“縁”を大事にするゲームの広告だから。
4人が縁を深めていく模様をお届けします。
わくわくから急に奈落に叩き落される
2024年8月某日、スマホとPCでプレイ可能な新作タイトル『護縁』のプロモーション動画撮影が行われた。“ドラマティック縁バトルRPG”と銘打っており、登場キャラクターと“縁”を結んで困難を乗り越えていくゲームだ。
ということで、縁の深い=仲のいい4人が集められた。あらためて出演者を確認しておくと、
MOTHER3さん[REJECT所属](左)/Clutch_Fiさん[ZETA DIVISION所属](右)
ボドカさん[RIDDLE オーナー](左)/鈴木ノリアキさん[ZETA DIVISION所属](右)
4人とも人気ストリーマー。けっこうな豪華メンバーである。MCの鈴木ノリアキさんが「この豪華メンバーでお送りします」と自分で言っていたので間違いない。
出演者の4人は『護縁』ビギナーだ。ゲーム紹介動画には詳しい人がプレゼンするタイプもあるが、今回は彼らがおもしろがっている様子を見せた方が魅力が伝わると踏んだのだろう。正解だと思う。すごくきゃっきゃして雰囲気がよかったから。
この笑顔。
休憩中の雰囲気も穏やかだった。収録場所の自動販売機の品ぞろえに盛り上がり、ノリアキさんが「ここはおごらせてくださいよ」とバンバン買ってバケツリレーみたいにドリンクを渡していく。テンションがおかしい。
撮影スタッフの分まで買いそうになっていた。
収録が始まると、まずはトレーラーを見てみることに。ゲーム性を想像しながらおしゃべりするのが楽しい。
「こういう系か。けっこう好きなやつかもしれん。あー、いいね」
「けっこうアクションじゃない?」
「ギミックっぽいのあるよなー」
「PS(プレイヤースキル)ちゃんと必要な系がいいよな。簡単すぎても困る」
4人からは「いいね。おもしろそうじゃん」という空気を感じる。ボドカさんはこういったRPGなども配信しているそうで、Clutch_Fiさんは「MMOは、もうほんとに、畑ですから」。
自分はMMORPG畑の人間ですから。念のため説明しておくと、Clutch_FiさんはごりごりのFPSプレイヤーなので、要するにツッコミ待ちである。リポート記事とはいえ、ボケを説明されるのは恥ずかしいだろうとなと思う。何かすみません。
トークは和やか。最初からキャラクターが60人以上いると説明されたときは「え、60? 60?」としじみ習慣のCM(※)みたいなリアクションを見せ、スマホとPCで遊べることに「いやー、いいですね」とテンションを上げる。
※しじみ習慣のCM:BS放送などでよく流れていた健康食品のCM。「あ、二箱。二箱?」というキラーフレーズがある。 スタートから気分よく進み、今度は実際に『護縁』に触れてみることになった。クロストークの声はずっと明るい。ゲームを起動してオープニングムービーに見入る。
「ユキちゃん(主人公)泣いてるやん!」
「泣かないで!」
「あら、おしゃれ」
「さっきのトレーラーにつながるんじゃない?」
「なるほどね。これで主人公が闇落ち(笑)」
だが、途中から空気が一変。徐々に言葉数が減り、真剣な表情になっていく。
「えっ?」
「ほんまに死んだぞ……?」
そう。『護縁』の導入はかわいい見た目に反してヘビーなのである。思い出の詰まった家(拠点)が焼かれるところから物語が開幕。「どのキャラがかわいいかなー」とわくわくするプレイヤーをいきなりどん底に叩き落してくる。
急に神妙になる。
『護縁』の洗礼を受けていったん無言になったものの、気を取り直して“家門名”付けへ。
主人公のユキたちは門派(武道の道場のようなもの)に所属しており、自分たち全体を示す名前が“家門名”だ。5キャラを編成するのでデッキ名やグループ名と考えるとわかりやすく、それがそのまま一般的なオンラインRPGで言うところのプレイヤー名になる。
なお、MOTHER3さんは「MOTHER3一門(いちもん)のほうがよかったんじゃない?」とずっと後悔していた。図らずも「家門名をつけるときは細心の注意を払おう」という注意喚起につながるのであった。
「MOTHER3一門がよかったか……?」
『護縁』に詳しい運営スタッフさんからレクチャーを受けながら収録を進めていく。
チュートリアルに入ると、ボドカさんはすぐに感動。感受性が豊かで感動までの助走が短く、「テレポートできんのめっちゃいいわー」。ただし、つぎのひと言がひどい。
「(目的地まで)徒歩で行かされる、スタミナあるパターンもあるんすよ。まじでくそなんで」
スタミナに村を滅ぼされたのだろうか。そしてこの広告記事でそれを書いていいのか。スタミナ制へのストレートな敵意はもはや気持ちいい。たしかに、目的地まで自分の足で移動するのに、ダッシュするとスタミナが減って急げないのはストレスですもんね。
「さくさく進められるのはまじで神なんですよ」と絶賛。
そんなボドカさんは妙に勘がよかった。敵の強力な攻撃を軽減させる“受け流し”のタイミングをはじめ、いち早く仕様とコツをつかんで言語化していく。台本を読んでいるような展開だが、ほぼアドリブである。
それほどオンラインRPGに触れていないClutch_FiさんやMOTHER3さんもすぐに理解して実践。収録がスムーズすぎて逆に不安になる。何かトラブル起きてくれ。
ふかわりょうの昔のネタみたい
『護縁』はオートプレイ機能が充実しているが、重要な戦闘では自分の手で動かす。このバランスがいい。
Clutch_Fi
やってる感がいいよね。
ボドカ
移動はオートが助かるんよ。
そうそう。わかるわかる。この記事を読んでいるオンラインRPGプレイヤーはヘドバンみたいに首を縦振りしているだろう。
さて、オンラインRPGには戦闘やストーリーのほかに興奮する瞬間がある。そう、ガチャだ。ガチャのボタンに気付いたMOTHER3さんが台本にないのに押してしまったのは仕方のないことと言えよう。
MOTHER3
えー何これ!
興奮の確定演出に後押しされるように現れたのは“金剛力士”。「そいつ強いぞ絶対」と4人がざわつき、我も我もとガチャチャレンジが始まった。順に10連ボタンを押して一喜一憂。Clutch_Fiさんのところにも出た金剛力士を見て、MOTHER3さんがひと言。
「おれの金剛力士と違くない?」
ふかわりょうさんの昔のネタみたいである。
お前んちの金剛力士、小さくない?
ガチャからは英雄(キャラクター)そのもののほかに、そのキャラの“好感度”が排出されることもある。ガチャやクエストなどで好感度を集めて100にすると晴れて仲間に。Clutch_Fiさんは金剛力士の好感度を入手したということだろう。
MOTHER3さんに似ているかもしれない。ちょっと後光が差してるし。
プレイは序盤から大波乱
操作を覚えた。ガチャでひと盛り上がりした。ある意味でここからが本番である。4人で共闘コンテンツに挑む。難度は3段階が用意され、初級の敵は“ギーン・ウロル”。最初は腕慣らしでしょ、楽勝でしょ的な空気が流れる。
詳細は動画を見てもらうとして、ノリアキさんの口から「ちゃんと避けないとヤバいよ」と、当たり前の名言が飛び出す一幕もあった。要するに大苦戦。「あんだけ大口叩いて、おれら……初級に負ける!」というClutch_Fiさんの叫びがむなしく響き渡るのだった。
調子に乗らず、まじめにデッキ編成を見直し、ギミックに丁寧に対応し、何とか勝利。先が思いやられるが、盛り上がったので番組としてはちょうどいい。
戦闘への貢献度を見てみるとトップはボドカさん。ノリアキさんは序盤からダブルスコアレベルで遅れを取っていた。
鈴木ノリアキ
おれこのゲーム、へたかもしれない。
大丈夫か。『護縁』との縁を感じているか。
バツが悪そうな鈴木ノリアキさん。そういうときもあるって。
中級の“ムレイ”はさらに強敵だ。「ビジュアル重視でキャラを選んできたけど、デッキ編成を重視して挑戦しましょう(ノリアキ)」など、死亡フラグ丸出しのコメントが気になるが、とにかく4人はやる気になっている。
Clutch_Fi
(ムレイと対峙して)弱そうじゃない?
ボドカ
弱そうやね。
鈴木ノリアキ
フラグやめて。
ついさっきバッキバキにフラグを立てていた人とは思えないコメントを流しつつ、バトルが始まった。
勝てない。奮闘ぶりは動画を見てもらえばいいとして、とにかく勝てない。どうやらノリアキさんが全然ダメージを出せないらしく、カメラを止めて運営スタッフさんに相談することに。
運営スタッフさんからすると原因は明らからしい。敵の行動を一部キャンセルする“遮断”を使っていなかったのだ。チュートリアルの序盤で習う戦闘の基本である。
ボドカ
チュートリアルでやりましたやーん。
MOTHER3
E(キー)は押さないと。
など、仲よし同士でひとしきり煽った後、気を取り直して再戦。作戦会議をする様子は楽しそうだ。ノリアキさんがEキーを押せば勝てる。そんな前向きな空気が流れるのだった。
まあ、勝てないんですけど。
「粉を使いまくって」「やべえ、粉が」
ボドカさんが動いた。
「紋様解禁していいですか?」
“紋様”とは装備の強化要素。ゲーム内通貨の“金貨”を消費してランダムで追加効果を付与できる。秘密兵器に手を染めるときがやってきた。
と言うとかっこいいが、台本上はムレイの打倒後、さらに強い“ユクソン”挑戦に合わせて視聴者にお披露目する要素だった。いま使うのは事実上の敗北宣言なのだが、
ようやくムレイに勝ててうれしそうなのでツッコむはやめておこう。
紋様の効果はさすがだった。とはいえ、ムレイより強いユクソン戦前にさらなる強化を図りたい。“紋様の粉”というアイテムと金貨を使えば効果の再抽選が可能なので、あらためて編成を見直す。
「粉を使いまくって」
「やべえ、粉が」
「確実にお金と粉がなくなっていく」
文字に起こすとやや不穏だが、ガチャと同じく盛り上がるところでもある。いち早くレア度SSの効果を引いた人がマウントを取るなど、縁のある人同士ならでは盛り上がりを見せた(親しくない人を煽るのはよくない)。
数値的な基本スペックが高いに越したことはないとはいえ、プレイヤースキルや属性、英雄の組み合わせのほうが重要である。その辺はこの数戦での成長に期待したい。
ユクソン戦はこのような感じになった。発言から戦闘の激しさを想像してもらえたら幸いである。
「やめて。やめて!」
「危ない……これむず! うわー、なるほど」
「油断したわ。けっこういけてない?」
「寒波が来るぞー!」
「誰かタゲ取ってくれ! おれ遠距離やねん!」
「二段攻撃?」
「こいつ時間稼ぐのやばいよなー」
「ユクソン、見た目でなめてたわ」
最後に最上級ボスダンジョン“爆熱王カイラム”に挑んでフィニッシュ。ユクソンや爆熱王カイラムと戦う頃には操作にもかなり慣れてきた。負けたとしても「負けた気がしない」などのコメントが目立つように。
ギミックが丁寧に作られているから、突破したら勝てそうという道筋が見えてくる。敵がただステータス的に強いわけではないので、工夫して戦う楽しさがある。それはつまりバランスがいいということだ。4人の縁がもっと強固になったらチームワークで勝てそう。
『護縁』は2024年8月28日にスマホとPCでサービス開始予定なので、そこからが本番と言える。そこで再度ご縁をたしかめてほしい。
よろしくお願いしまーす。
取材が終わったのであとは雑談
このように『護縁』のプロモーション動画撮影は無事に終了。もう少し話を聞きたくて、4人にお時間をいただいた。
――ノリアキさん、その前にこちらを。
鈴木ノリアキ
えっ?
鈴木ノリアキ
え、何何何? は?
――ご祝儀です(※)。
※ご祝儀:この収録の数日前、鈴木ノリアキさんは結婚を発表していた。このご祝儀はガチのやつです。鈴木ノリアキ
ありがとうございます。でもリアクションにめちゃ困ります。
――でしょうね。この流れからインタビューに入ります。
鈴木ノリアキ
この流れから!?
――それと、取材は先ほどの収録で済んでいるので、ここからはほぼ世間話になります。
鈴木ノリアキ
「これは取材じゃないよ」から取材が始まることってあります?
――『護縁』は縁を大事にするゲームということで、皆さんは仲いいですか。
Clutch_Fi
いやー、それはどうですかね。
鈴木ノリアキ
ギスギスかもしれん。
MOTHER3
悪くなること、なくない?
ボドカ
そうですね。悪くなる要素はない。この歳になって。
Clutch_Fi
嫌だよね、この歳で仲悪くなったら。
MOTHER3
誰かが燃えたら縁はなくなるから。
ボドカ
燃えたやつが勝手にいなくなる。
MOTHER3
そうそうそう。
鈴木ノリアキ
とんでもないことやってね。
――みなさん最初はどんな感じで知り合ったんですか?
MOTHER3
イベントじゃないかなあ。
ボドカ
大会とか。もともとは畑が違うんで。
鈴木ノリアキ
全員、FPS系のイベントですかね。
Clutch_Fi
……だと思う。
鈴木ノリアキ
それこそ、そういう“縁”があったから。じゃないといっしょのタイトルやってないですからね。
――ちなみに、みなさんはそれぞれにどういう印象を持っていますか?
Clutch_Fi
印象かー。……考えたこともないなあ。
鈴木ノリアキ
MOTHER3さんの印象はタフ。すごい長い配信めっちゃやるし、外に出て動くイメージがあります。あとタバコ(MOTHER3さんは愛煙家)。
ボドカ
うん。タバコと野球。
MOTHER3
あー、そう。いまやってないけど。
Clutch_Fi
そのイメージある。がっしりしてるからね。体型が。
ボドカ
そう。信憑性がある。
MOTHER3
野球、意外と残るんだ。へぇー。
――逆に、MOTHER3さんはみなさんの印象どうですか?
MOTHER3
ノリさんはおしゃべり好き。
Clutch_Fi
いっしょかも。おれもそうかな、ノリさんのイメージは。
MOTHER3
あと車。
ボドカ
車やな。
鈴木ノリアキ
最近はそうかも。車ばっか乗ってる。
MOTHER3
ボドは……社長。オーナー。リドルが出てくるね。
ボドカ
まじ? あー、もうリドルが出てくるか。
Clutch_Fi
女?
MOTHER3
ちょいちょいちょい。オーナー。女じゃないよ。
(笑)
MOTHER3
前は“ブチ切れ”とかそっちだったけど、いまはオーナーだなあ。
鈴木ノリアキ
ブチ切れてないもんね。
ボドカ
ブチ切れると体力がね。
鈴木ノリアキ
体力なくなった。キレ芸みたいなの最近やってないの?
ボドカ
やってないな。別にキレなくてもいいからな。
鈴木ノリアキ
それは最初からそうだよ。Clutch_Fiさんはどうです?
MOTHER3
Clutch_Fiくんは変わらず。女好きだな。
Clutch_Fi
そうやな。
MOTHER3
ちょっと違うか。女好きっていうか、セクハラ。合法セクハラ野郎みたいな。
――なんでさらに下げるんですか。
鈴木ノリアキ
そういうことやってもかっこいいから、別に嫌な感じしないみたいな。ちょっとずるいんですよ。
Clutch_Fi
生きがいやね。いまのおれの。
鈴木ノリアキ
終わってる。
ボドカ
そういう“ご縁”もね。
Clutch_Fi
それもご縁。
鈴木ノリアキ
ご縁じゃないだろ。
何をやっても嫌な感じがしないというClutch_Fiさんは、収録中ずっと楽しそうだった。好感度が高いというのもわかる。
鈴木ノリアキ
あとはやっぱりFPS。ずっとやってるし、すごいリーダータイプじゃないですか。
Clutch_Fi
けっこうね。(気になったことなどを)言っちゃう系なんよね。
鈴木ノリアキ
言われたら我々も信じてついていきたくなる。そういうリーダーシップを持ってる。
それぞれのイメージを再確認
仲よくなるにはたいてい何かのきっかけがある。4人にとってはそれがゲームのイベントだったというわけだ。なお、僕らゲームメディアの人間も似たようなもの。取材の現場で彼らと顔を合わせるうちに打ち解けて、つぎから深い話を聞きやすくなったりする。これもひとつの縁だ。
つぎは趣向を変えて、それぞれがどんなイメージを持っているか聞いてみたい。「いちばん○○な人」というお題を受けて、3、2、1で指さしてもらう。
――最初のお題は“やさしい人”。『護縁』で言うと支援系ですね。
Clutch_Fi
ヒーラー……。ヒーラー!?
鈴木ノリアキ
はいはいはい。決めました。
3、2、1……!
――(ボドカさんに)自分?
ボドカ
おれでしょ。
MOTHER3
おれゼロ!?
Clutch_Fi
違うんだよ違うんだよ。ヒーラーって言われるとさぁ。
MOTHER3
あー、たしかに。ヒーラーだとするとボドかなあとは思った。
Clutch_Fi
いやいや、ノリさんだって。
ボドカ
ノリアキは別にやさしくないけどなぁ。
Clutch_Fi
けっこうさ、合わせてくれるじゃん、ノリさん。
ボドカ
まあまあ、合わせるタイプではある。
Clutch_Fi
だからノリさんかな。
ボドカ
やさしくはないで。ノリアキって手を差し伸べるタイプじゃない。
MOTHER3
うんうんうん。
ボドカ
手を差し伸べるタイプじゃなくて、向こうが助けを求めてたら助けるけど、助けを求めないんやったら「おれは大丈夫なんかな」と思うタイプ。
MOTHER3
そうだね。やさしくはないと。
鈴木ノリアキ
穏やかかもしんないけど、やさしくはない。
Clutch_Fi
てことはボドは差し伸べるってことか。
ボドカ
おれは差し伸べるよ。
MOTHER3
(笑)
Clutch_Fi
言われたらそうかも。差し伸べるわ。
ボドカ
ノリアキは何でなん?(Clutch_Fiさんを指さしていた)
鈴木ノリアキ
誰にでも気さくだし、あんまり人に対して、なんだろう、プレッシャーを与えるようなことってない。
ボドカ
まあまあ、たしかに。大会以外はマジないなあ。
鈴木ノリアキ
人に教えてる姿も見てるから。けっこうやさしいなと思いながら。
MOTHER3
え、教えてるときやさしい?
ボドカ
やさしくはない。
Clutch_Fi
おれの中では見捨てるからね。無理だったら。
鈴木ノリアキ
いや、なんかさ、おれの中ではやさしく教えてる方なのかなって。もっとわかってるんだけど、あえてその人のレベルに合わせて教えてると思う。
ボドカ
まあまあまあ。それはあるか。
鈴木ノリアキ
教える立場とか姿よく見てるからやさしいイメージ。
ボドカ
けっこうコメント欄、荒れるけどね。
Clutch_Fi
だいぶ荒れる。
MOTHER3
おれはコーチやっててあんまり荒れたことない。
Clutch_Fi
おれはとんでもなかった。
鈴木ノリアキ
おれはそこあんまり見えてなかったのかな。
ボドカ
でも、なんか 長期的なやしさやね、それは。その場しのぎでほめるのはやさしさじゃない。っておれは思ってる。
――MOTHER3さんがゼロというのは?
鈴木ノリアキ
なんだろう。基本やさしいよね。
Clutch_Fi
やさしいんだけど、とくにエピソードがなかった。
(笑)
MOTHER3
別にないやんな。
ボドカ
怒らないから残らないって感じじゃない?
MOTHER3
たしかに、やさしいエピソードなんかあるかって言われたらないと思う。
Clutch_Fi
そう。いつもやさしいんよ。
ボドカ
いつも俯瞰して見てる。こうやって(タバコを吸う仕草)。
MOTHER3
まあ、ええんちゃう? って。
鈴木ノリアキ
だいたい全部タバコ。どんなエピソードもだいたいタバコでしょ。
趣味人は男の憧れ
――ふたつ目のお題は“かっこいい人”。同性として憧れるでもいいし、もし自分が女性だったら、でもいいですし。
鈴木ノリアキ
わかりました。
ボドカ
決めた。
3、2、1……!
全員 お?
鈴木ノリアキ
(MOTHER3さんが)ダウジングみたいになってるけど。
――MOTHER3さんはボドカさんとノリアキさん、ふたりということですか?
MOTHER3
やっぱね。結婚されてる方。尊敬に変わったよね。
鈴木ノリアキ
じゃあ、結婚してなかったら選ばれてなかったのか。ありがたいです。
MOTHER3
ノリさんのクズエピソードをボドとかk4senさんとかからよく聞いて、ノリさんってヤバい人だったんだなーってめっちゃ思ってたけど。
ボドカ
ヤバいよ。
MOTHER3
あの結婚報告でくつがえされました。
鈴木ノリアキ
だいぶ直ってるからね。10代か20そこそこのときの話だから。いまはもうちょっと大人になってる。でもありがたいですね。
――ノリアキさんはMOTHER3さん。
鈴木ノリアキ
この間、お芝居を観に行かせていただいて。
ボドカ
あー。芝居ね。
鈴木ノリアキ
これがめちゃくちゃかっこよかったんです。僕もけっこう趣味があるんですけど、MOTHER3もすごい趣味が深くて、すごい楽しそうにやりたいことをやってる姿とかよく見てるし、あとやっぱりお芝居してるところがすごくて。
鈴木ノリアキ
もう僕的にはめちゃくちゃ憧れというか、僕もそうなりたいと思って生きてるとこあるんで。趣味も仕事も自分のやりたいことを全力でやるみたいな。 男として憧れます。
MOTHER3
そこまで言うかってくらい褒めてくれる、と聞いてました。
鈴木ノリアキ
めちゃくちゃよかったっす。
――で、ボドカさんが……。
ボドカ
(Clutch_Fiさんを指さしながら)顔。
MOTHER3
いや、わかる。
ボドカ
顔です。
MOTHER3
おれも、顔はそうだなと思った。
ボドカ
プレイボーイ。
Clutch_Fi
終わり?
(笑)
MOTHER3
顔を褒められるってすごいよ。
鈴木ノリアキ
顔だけじゃない。スタイルもいい。
Clutch_Fi
ありがとうございます。
ボドカ
なんか「プレイボーイ!」って感じがする。
鈴木ノリアキ
「そんなことないですよ!」とか言わないから、すごい気持ちがいい。
Clutch_Fi
そうだから……ねぇ。事実だから。
(笑)
MOTHER3
否定しようがないからね。
鈴木ノリアキ
いいことなんだから卑屈になることもない。
「自然な感じでお願いします」で撮った写真。きみたち。
――Clutch_FiさんはMOTHER3さんを指さしてましたね。
Clutch_Fi
けっこうノリさんに似てるんですけど、MOTHER3さんは“欲”に忠実。男として、ここまで忠実なのはかっけえなって思いますよ。
ボドカ
素直にね。ふつうはちょっと遠慮しちゃうから。隠したり。
Clutch_Fi
行きたいとこにガーッて行くから。
MOTHER3
そうだね。
Clutch_Fi
これは尊敬するでしょ。
ボドカ
現代には珍しいタイプ。
MOTHER3
あんま時代に合ってないから。
鈴木ノリアキ
そうなりたくてもなれないのよ。
照れるMOTHER3さん。
――縁のあるゲームの話もしましょう。『護縁』初期から60人以上のキャラが出てきて、今日もいろいろ見たと思います。どういったキャラが気になりましたか。
ボドカ
まだ名前を覚えてないんで、見た目とかイメージでもいいですか? 僕はあの赤い女の子。
サイカ
MOTHER3
おれは……。
Clutch_Fi
金剛力士やろ。
MOTHER3
出ただけだから。初めて引いた10連ガチャで出てきて、運営スタッフさんが「運命なんですかねー」って。
Clutch_Fi
「これもご縁ですねー」。
ボドカ
ちゃんと入ってたよ。最初に運営さんが選んでくれたパーティに、バフキャラで。
MOTHER3
やっぱりちゃんと強いんだ。じゃあ金剛です。
鈴木ノリアキ
えー、なんだろう。あの仮面かぶってた、毒のキャラ。
フィク・サマン
鈴木ノリアキ
このキャラです。めっちゃよかったです。思ったよりちょっと小柄なのかな。
MOTHER3
全然ダメージ出てなかった。
Clutch_Fi
(笑)
鈴木ノリアキ
ダメージは出てなかったけど! 髪の毛がね、毛量がすごいんですよ。
――好きな理由に毛量を挙げる人、いなくない?
鈴木ノリアキ
もうなんかマントみたいに後ろに広がって。あれ髪なのかな。仮面の一部?(運営スタッフさんによると、ブワッと後ろになびいているのでは、とのこと)
スマホでキャラ画像を確認し合う。
鈴木ノリアキ
かわいいなと思って。女王様みたいなのが出てくるのかなと思ったら、小柄なモワっとした感じの子だったんで。 ちょっとドロンジョ様っぽいのもいい。ダークヒーロー感あっていいなと思いました。
Clutch_Fi
おれは、自分が使ってた白い髪の毒の女の子。名前がわからん。
ボドカ
胸んとこパァーッンって開いてる子や。
Clutch_Fi
髪がお団子みたいな。まとめてたかな。
ボドカ
色は銀か白髪。
カンギ・ミョウゲツ(左)と、やけに爽やかな笑顔のClutch_Fiさん(右)。
Clutch_Fi
あ、この子です。
鈴木ノリアキ
服すご。
Clutch_Fi
めちゃくちゃエッチ。
鈴木ノリアキ
それなんだ、やっぱ。それしか覚えてない。
Clutch_Fi
こういうキャラを用意してもらって(運営スタッフさんは自分の好みを)わかっとるなって。
MOTHER3
でもまあ金剛力士は上裸だけどね。
(笑)
鈴木ノリアキ
露出度で行ったら金剛力士が上。
――こういう子もいます。
ギナク(左)/キャラの服装について語り合う4人(右)
鈴木ノリアキ
あれ? (カンギ・ミョウゲツの)友だち?
Clutch_Fi
いや、でもね、これ出しすぎやろ。
鈴木ノリアキ
絶妙なこだわりがあるんだ?
Clutch_Fi
(ボドカさんに)わかる?
ボドカ
わかる。
Clutch_Fi
わかってくれるかー。
――Clutch_Fiさん、めちゃくちゃ笑顔じゃないですか。
ボドカ
出過ぎても違うんだよな。
MOTHER3
(笑)
鈴木ノリアキ
めんどくさいな。
Clutch_Fi
あるよね、そういう線引きが。
――いやー、トークがいい感じでありがたいです。
鈴木ノリアキ
いい感じですか!? いまので仕上がったんだ。出し過ぎはよくない。
――セクシーと言えば、こういう子もいます。
ユ・ラン(左)/「そう来ましたかー」(右)
鈴木ノリアキ
ボド使ってなかったっけ?
ボドカ
あー、毒の女の子ね。使ってた。
鈴木ノリアキ
忍者みたいな。
ボドカ
見た目っていうよりも毒で強そうやから。
鈴木ノリアキ
そこドライなんだ。
最後に「かっこつけたポーズをお願いします」で撮った写真。
収録中も座談会も、ずっと楽しい雰囲気が漂っていた。友だちとゲームを遊ぶとおもしろい。シンプルな話である。
座談会では“鈴木ノリアキさんが全然ダメージを出せていなかった話”でもひと盛り上がり。自分だけ何かおかしいと思っていたら、単にチュートリアルで学んだことを活かせてなかっただけ。MCなのに人の話を聞かないという弱点が露呈してしまった。今後は4人の縁でカバーしてあげてください。
最初、鈴木ノリアキさんに足を組んでもらったのだが、身体が硬くて苦手らしいので上の写真のポーズに変えた。