
坂本ビス太のおすすめゲーム
『ホグワーツ・レガシー』
- 対応ハード:Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC
- 発売日:2023年2月10日
- メーカー:WB Games
- 価格:各8778円[税込]
- 『ホグワーツ・レガシー』公式サイト
- 『ハリー・ポッター』の魔法ワールドを完全再現
- 練られた物語と熱い魔法アクションバトル
- アバダしとく?
「スリザリンがいい、スリザリンがいい」
1800年代の魔法世界を冒険できる『ホグワーツ・レガシー』。そう、『ハリー・ポッター』の“ウィザーディングワールド”の世界で冒険しまくれるという、魔法使いになりたい我々マグルにとって、唯一無二のまさに“魔法”のゲーム。
本作では、あのホグワーツ魔法学校とその周辺の地域がオープンワールドで再現されており、映画“そのまま”の舞台を自由に飛び回れる。城(学校)は本当に迷子になるほど広くて、原作でもよくある理不尽な謎や仕掛けも多く、再現度が異常に高い。
主人公は5年生から魔法学校に入学した異色の新入生で、ちゃんと組分けが行われる。そう、あの原作の名シーンだ。僕は絶対にスリザリン寮に入りたかったので、「スリザリンがいい、スリザリンがいい」と祈りつつ選択肢から答えを選んでいった。
本作では選ばれた寮によって異なるストーリーが展開するし、どう考えてもあの緑のローブを着たいでしょう。原作好きな人ほど、スリザリンを選んだのではないか……と予想。
ストーリーの合い間には授業シーンもあり、200年前とはいえ原作とほぼ同じ内容の授業が再現されているのもおもしろい。名前を言ってはいけないあの人の誕生前にどんなお話が描かれるのかと思ったが、「なるほど!」とうなるような壮大なテーマが描かれ、主人公のある特性がカギとなっている点もなかなかいい。
魔法が飛び交うバトルは、映画以上に激しいかも。
攻撃と防御、防御崩しといったアクションを高速でくり広げる魔法チャンバラって感じで、かなり好きな要素のひとつでした。
そして、プレイした多くのファンと同じように僕がこのゲームで最大の魅力だと感じているのが、何と言っても“アバダケダブラ”できてしまうこと。
闇の魔法使いが使う許されざる“死の呪い”ね。こんなのバンバン使う学生はさすがにやばすぎる……けど、やっぱアバダしたくなるのがファンってもの。 残りふたつの許されざる呪文のクルーシオとインペリオも使えます。
使うときについ「クルーシオ、苦しめ」って言っちゃいます。こんなアズカバン行きになりそうな、危うい闇堕ちロールプレイができるハリポタゲームを待っていたんですよ。さすが、ワーナーさん。
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