斬新な結婚システムに誰もが夢中に

何と言っても親子2代にわたる壮大なストーリーが圧巻だ。物語の前半は聖戦士バルトの血を引くシアルフィ公国の公子“シグルド”が主人公。幼なじみのエーディンが誘拐された事件を切っ掛けにわずかな兵とともに挙兵するが、それが後にユグドラル大陸全土を揺るがす戦乱の始まりとなってしまう。

物語の後半はシグルドとディアドラの遺児“セリス”が主人公。前半から17年後の世界を舞台に、セリスが父の遺志を受け継いでユグドラル大陸の平和を目指して戦っていくことになる。前半と後半で自軍メンバーが様変わりしてしまうだけでも驚きだったが、後半の仲間の子どもたちを率いて戦っていく展開には誰もが衝撃を受けたのではないだろうか。
おもしろいのは、親のカップリング次第で子どもたちの能力が変化するところ。シグルドとディアドラのように一部のキャラクターは相手が決まっていたが、多くのキャラクターのカップリングはプレイヤーの思惑次第。お気に入りのキャラクターどうしを隣接させて好感度を上げ、理想のカップルを作り上げていったりしたのではないかな。


あるいは性能重視で政略結婚(?)させて思い通りのスキルの組み合わせにしたプレイヤーも多かったかもしれない。とにかく結婚システムが斬新で多くのプレイヤーを夢中にさせたのは間違いないだろう。理想のキャラクターを育てるためにくり返しプレイしたという人も少なくないはずだ。後のシリーズ作品にも結婚システムは継承されており、一部のファンたちは恋愛要素のある作品を恋愛シミュレーションゲームの『ときめきメモリアル』になぞらえて“ときめきエムブレム”と呼んだりもしていたらしい。
シリーズごとに細かな違いはあるが、武器や魔法における“3すくみ”の強弱関係は『聖戦の系譜』から追加された。初搭載ということもあり本作では少々優遇・不遇の偏りはあったと思うが『ファイアーエムブレム』を象徴するシステムとして長年受け継がれていくことになる。剣は斧に強く、斧は槍に強く、槍は剣に強いというように得手不得手があり、戦闘時のいいスパイスだったんじゃなかろうか。


いま本作を遊びたいならNintendo Switch Onlineの特典でプレイするのがベスト。ビジュアルや音楽の評価も非常に高い作品なので、未体験であれば後学のためにこちらで遊んでおくのがおすすめだ。シリアスなストーリーもきっと夢中にさせてくれるだろう。








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