『DDON』CBTリポート(ドラゴンズドグマ オンライン クローズドベータテストリポート)

2015年8月31日(アーリーアクセスは8月27日)にサービス開始予定の、プレイステーション4、プレイステーション3、PC用オンラインゲーム『ドラゴンズドグマ オンライン』。そのクローズドベータテスト1(2015年7月7日~15日)に参加した編集者やライターが、プレイレポートをお届け!

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【プレイ日記】巨大な敵を4人で討伐してみた! 『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテストプレイリポート

2015-04-21 16:39:00

●アルファテストで4人パーティープレイを体験

 2015年4月20日より、アルファテストが開始された『ドラゴンズドグマ オンライン』。今回は、4人パーティープレイの感想を中心に、『ドラゴンズドグマ』シリーズ未体験のプレイヤーから見た、本作の魅力をお伝えしていきたい。

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『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテスト プレイリポート特設サイト

■予備知識なしでも本作の醍醐味は味わえる……の!?

 過去の『ドラゴンズドグマ』シリーズには一度も触れたことがなく、この『ドラゴンズドグマ オンライン』に関することも、週刊ファミ通に載っている基本情報くらいしか知らない筆者が、ぶっつけ本番的にアルファテストで遊んでみたら何を感じるのか? そんなテストケースを兼ねてのプレイリポートをお届けしたいと思います。

 「なんで編集部にいて何も知らねーんだよ」と思われるかもしれませんが、編集部を見渡せば“『ドラゴンズドグマ』にすごく詳しそうな人”がゴロゴロいるわけで、ならば役割分担として“何も知らない人の視点”も必要なのです。きっとそうなのです。そういうことにしておきましょう。

 ということで、説明書をさらりと読み流して、おもむろにゲームを始めてみます。キャラクターエディットや各種アクション、クエストの基本的な流れなど、ゲームの進行に沿ってちゃんと解説されるので、とくに詰まるところもなくサクサクと進んでいきます。最近の一般的なアクションゲームに慣れている方であれば、遊びの導入部分に関しては、まず問題なく入り込めると思います。

 最初に選択できるジョブはファイター、ハンター、プリースト、シールドセージという4種類がありまして、筆者は無難にファイターを選んでみました。ファイターはその名の通り、敵を攻撃するアタッカーですね。剣のほかに盾も持っているので、タイミングよくガードすれば敵の攻撃を弾き返して隙を作り出すこともできます。テクニカルに戦えるようになれば、さぞ爽快なことでしょう。

ちなみに街や拠点などでいつでもジョブチェンジできるので、最初は適当に選んでも大丈夫ですよ。

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■パーティーを組んでワールドクエストに挑戦!

 冒険の舞台となる地“レスタニア”は、映画の『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』を彷彿とさせるような世界観。拠点や昼間のフィールドなどの穏やかな情景と、おどろおどろしいダンジョンや夜間の不気味さのコントラストがいいですよね。実際に住んだこともないのに(住みたいわけでもないですが)、どこか懐かしくて、なじみ深いファンタジー世界が構築されています。

 そんなレスタニアの広大なフィールドを散策しつつ、メインクエストやサブクエストをこなしていきます。クエストをこなしながら、そのへんを徘徊しているゴブリンやハチなどをバッタバッタと蹴散らしたり、巨大なサイクロプスにちょっかいを出してほうほうの体で逃げ出してみたり。これだけでもかなり冒険している感がありますね。

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 けっこう寄り道していたせいもありますが、そんなこんなでプレイ開始からざっと4~5時間で、ようやく“ワールドクエスト”が受注できるところまで進めました。

 ワールドクエストとは、レスタニアの世界各地で日々発生しているクエストで、NPCから依頼を受けたり、フィールド上で突発的に発生したりします。なかには、ほかのプレイヤーとパーティを組んで挑むことが推奨されている、難度が高めのクエストもあります。

 ちょうど「ワールドクエストのパーティー、誰か組みませんかー?」とメンバーを募集している人のチャットが聞こえたので、そのパーティーに混ぜてもらい、先ほどこてんぱんにやられたサイクロプスを倒しにいくことにしました。

 「パーティーを組んで巨大な敵を倒しに行く」。うん、ここからが『DDON』の本番開始と言えるでしょうね!

 集まったメンバーは、ファイター(自分)、ファイター、ハンター、プリーストの4人。シールドセージはいませんが、バランスがよさそうな編成です。このアルファテストでは、職業ごとのレベル上限が10までと決まっていますが、僕も含めて全員レベル9~10くらいでした。

 で、「4人ならばいけるんじゃないか」とサイクロプスにリベンジを挑んでみたわけですが、何人でかかろうが強いヤツは強い! ……ということが身に染みてわかりました(笑)。斬れど殴れどサイクロプスの体力はほとんど減らず、逆にこちらは一撃食らうと体力が半分くらい持っていかれる始末。プリーストの回復も到底追いつきません。

 それでも何とか隙を見つけながらジリジリと攻撃を加えていき、30分ほどの激闘の末、何とか倒すことに成功しました……! 倒すまでに、パーティーメンバーひとりにつき、平均10回ずつくらいはチカラ尽きていたような気がしますけど(笑)、結果よければ万事オーケー、ってことです!

 ということで、実際に戦ってみてわかった、“大型の敵と戦うときの基礎知識”をまとめてみたいと思います。

■敵の行動パターンをしっかり観察する!

 どのジョブでも同じだと思いますが、攻撃一辺倒のゴリ押しで勝てるのはゴブリンなどのザコ敵くらいまででしょう。それなりに強い敵や大きい敵の場合、攻撃モーションや行動パターンをよく観察して、つねにガードや回避を念頭に置きながら戦わないと、すぐにチカラ尽きてしまいます。

■敵にしがみついて攻撃する!

 状況によっても異なりますが、敵の周囲をうろうろして攻撃を食らうよりは、いっそ背中などにしがみついてしまったほうが安全だったりします。サイクロプスの場合は頭部が弱点だとわかった(明らかにほかの部位よりもダメージが高かった)ので、しがみつく→頭までよじ登る→□ボタンで弱点を攻撃! という流れがよさそうな感じでした。

■敵だってしがみつかれっぱなしじゃない!

 こちらがしがみついている最中も、敵は抵抗してきます。画面上部に黄色いアイコンが表示されたら振り落とそうとしている合図。この場合、〇ボタンを押しっぱなしにすれば耐えられます。赤いアイコンが表示された場合は、素早く敵から離れないと大ダメージを食らう危険性があります。「黄色は耐える、赤は逃げる」、これ覚えておきましょう。

■大型の敵は体力がある程度減ると“怒り状態”になる!

 ほどよく敵の体力を減らしていくと、体が赤く光って“怒り状態”に突入します。この状態になると、手が付けられないほどの暴れっぷりになるわけですが、こちらも攻め手がないわけではありません。しがみつきからの△ボタンで敵に“揺さぶり”をかけるか、または敵の“シークレットコア”を攻撃して“敵スタミナゲージ”を減らしていくと、敵をダウンさせることが可能です。ちなみにシークレットコアは、プリーストのスキルで発見できます。

■敵がダウンしたら弱点を集中攻撃!

 敵がダウンしている最中は、弱点をガシガシ攻撃しましょう。通常時と比べ、とても高いダメージを与えることができます。逆に考えれば、敵をダウンさせないことには、ろくなダメージを与えられない、とも言い換えられるでしょう。

■仲間を蘇生するタイミングに要注意!

 パーティーの誰かがチカラ尽きてから一定時間が経つまでのあいだなら、近くにいる仲間が蘇生を行うことができます。この方法で蘇生した場合は“復活力”を消費しないので、もっともローコストだと言えます。しかし、蘇生行動中のプレイヤーは身動きを取れないため、敵の足元でチカラ尽きている仲間を強引に蘇生しにいったりすると、ミイラ取りがミイラになる可能性が非常に高まります。今回のサイクロプス戦でも、「ひとりを助けるために、ふたりチカラ尽きる」みたいなパターンが多く、何度もパーティー壊滅の危機に陥りました(笑)。蘇生するタイミングを見極めるのが重要ですね!

 メインクエスト、サブクエスト、そしてワールドクエストなどをこなしてみて感じたのは、「『ドラゴンズドグマ』シリーズは未体験の人でも、アクションゲームが好きならまったく関係ナシ!」ということ。群れをなす敵や巨大な敵との戦いでは、十分な緊張感と歯応え、そして勝ったときの達成感が得られるでしょう。

 まだアルファテスト段階とはいえ、“何だかすごそうなゲーム”の片鱗はしっかり見えた気がします!

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※画面は開発中のものです。