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カプコンカップ歴代王者が語る『ストV』の魅力―ももち編―

文・取材:編集部 豊泉三兄弟(次男) 撮影:カメラマン 堀内剛

公開日時:2016-02-17 20:45:00

  『ウルトラストリートファイターIV』(以下、『ウルIV』)の公式世界大会、カプコンカップ。その歴代王者である、かずのこ選手、ももち選手、sako選手の3人に『ストV』の魅力を語っていただく企画、カプコンカップ歴代王者が語る『ストV』の魅力。第1回は、ももち選手のインタビューをお届けする。(取材:2016年1月中旬、担当:豊泉三兄弟(次男))

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カプコンカップ2014優勝
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ももち選手
北米のプロゲーマー団体Evil Geniusesに所属するプロゲーマー。カプコンカップ2014に続き、格闘ゲーム世界大会EVO2015でも王座を勝ち取る。また、みずから会社を立ち上げ、イベント開催や若手育成も行っている。

シンプルさの裏側に奥深さを感じます

――まずは、『ストV』を実際にプレイした感想をお聞かせください。

ももち 通常技でけん制して立ち回る、 いわゆる“差し合い”に影響するシステムがないので、地上でけん制したり、飛び道具をかわしたりと、駆け引きが『ストII』のようにシンプルですね。自分はこれまで特殊システムに頼り気味だったので、不安な面もあります。

――ゲーム性がシンプルというところで、どんな要素が勝敗に影響すると思いますか?

ももち 裏を返せば、 ものすごく細かい単位での攻防や、 駆け引きに奥深さがあるということなんですよね。 一方的に有利な状況で攻め込めることも少なくなっていて、いたるところで駆け引きが生まれるのではないかと思います。でも、そういうところが格闘ゲームのおもしろさでもありますよね。

――そのほかに『ストV』で魅力に感じているところはありますか?

ももち 先行入力(※1)ですね。 これのおかげで狙った通りのタイミングで技が出せるようになるので、ネット対戦でもストレスなく遊べると思います。 また、 これまで理論上では打ち負けない場面でも、 ボタンを押すタイミングをミスして負けることもありました。ですが、先行入力があればそういったミスがなくなるので、 より細かい戦略を詰めていく必要があると考えています。

――VトリガーやVスキルなどの独自システムの感触はいかがでしたか?

ももち リュウの心眼や、ダルシムの空中に浮くヨガフロートなどは、キャラクターの個性が掘り下げられていておもしろいです。Vトリガーは、技がヒットしたのを確認してから、その攻撃動作をキャンセルして発動するのが強そうです。Vゲージが溜まったらすぐに発動するのも、 作戦としてはアリだと思います。 どんなタイミングで使っていくかにプレイヤーの個性が表れそうなので、 そういう部分を研究していきたいですね。

※コマンドの入力受付時間の幅を利用して、つぎに出す技のコマンドを直前の技の動作中にあらかじめ入力しておくこと。先行入力を行うと、前の技の動作が終わってから、すぐさまつぎの動作に移ることができる。

勝負を見据えてキャラクターを選びたい

――『ストV』では、どのキャラクターを使おうと考えていますか?

ももち 前作ではリュウのように波動拳と昇龍拳を持つ、いわゆる“道着キャラ”を使うことが多かったんです。そのあたりのキャラクターは、いままで通りで使いやすそうだとは思いましたが、新作では違うキャラクターに挑戦しようと思って、ベータテストではネカリを使っていました。今回は頼れる特殊システムがないので、バランスのいいキャラクターで、 まずは『ストV』になじみたいなと。

――ネカリがメインキャラクター候補ということでよろしいでしょうか?

ももち もともと自分は、複数のキャラクターを使うタイプなので、苦手な相手に対応できるように複数のキャラクターを使っていこうと思っています。ネカリはメインキャラクター候補ではありますが、接近戦や飛び道具が強い相手に苦戦しそうなので、そういった相手に対抗できるキャラクターも使おうと考えていますね。

――発売後に追加される6人の中で、興味のあるキャラクターは?

ももち 『ストIII』をやり込んでいた経緯があるので、 ユリアンに興味があります。 エイジスリフレクターという特徴的な技がどのように再現されるのかなど、すごく気になりますね。あとは、 飛び道具が強そうなジュリも、『ストV』のシステムとマッチしてイケそうな気がしますので、注目しています。

――カプコンカップ2016は『ストV』での開催となりますが、 今年も積極的に大会に参加していくのでしょうか?

ももち はい。 前年度覇者として、 最初からカプコンカップ本戦への出場権を持っていた昨年と違い、 今年は予選から参加して出場権を取らなくてはいけない、緊張感やプレッシャーを感じています。 今年はタイトルも変わりますし、 勝負の年だと思っています。 つねにチャレンジ精神を忘れずに、 つぎの舞台でも活躍できるようにがんばります。


■カプコンカップとは?
 カプコンカップはカプコンU.S.A.が主催する公式世界大会。2013年12月に第1回が開催された。このときの競技種目は、『スーパーストリートファイターIV AE』Ver.2012、『アルティメット マーヴル VS カプコン3』、『ストリートファイター X(クロス) 鉄拳』の3タイトル。第2回のカプコンカップ2014は、競技種目を『ウルトラストリートファイターIV』に絞って開催された。 第3回のカプコンカップ2015は、 競技種目こそ第2回と同じ『ウルトラストリートファイターIV』ながら、賞金総額約6000万円、優勝賞金約1500万円という対戦格闘ゲーム大会史上最高額の賞金が用意され、決勝大会出場枠も過去最大の32名に増設されて行われた。 そして、 第4回となるカプコンカップ2016も同様の賞金額が設定されており、競技種目を『ストリートファイターV』に変えて行うことが、すでに公式発表されている。

■ももちさん&チョコさんがファミ通公式生放送に出演!

 今回取材させていただいたももち氏に加え、初の女性プロ格闘ゲーマーとして知られるチョコ氏が、ファミ通公式生放送に出演決定! カプコンの最新格闘ゲーム『ストリートファイターV』をプレイしていただき、本作の魅力を紹介します。

■番組のおもなタイムスケジュール
20:00 オープニング
20:10 ゲームプレイ開始
21:00 ゲームプレイ終了後、ファミ通チェック
21:25 番組終了

▼ゲームタイトル
ストリートファイターV

▼出演者 
林克彦(週刊ファミ通編集長)  Twitter
豊泉三兄弟(次男)   Twitter
ももち  Twitter
チョコ  Twitter
etc...

ファミ通公式生 「ストV」をプロゲーマーももち&チョコとプレイ【闘TV】

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ファミ通ストファイ部

部長:豊泉三兄弟(次男)
週刊ファミ通、ファミ通.comの『ストV』担当編集者。『ストV』国内最速トーナメントで2位に輝き、暫定世界2位を名乗る男。ネカリ、ナッシュあたりを使う予定。
部員:北口徒歩2分
キャミィのような見た目がかわいい女性キャラクターを好んで使う。一応『ストIV』シリーズをプレイしていたが、腕前は微妙。『ウルIV』からのメインキャラクターであるキャミィを継続する予定。
ゲスト部員:HORI/sako
Tesm HORIに所属するプロゲーマーで、公式世界大会カプコンカップの初代王者でもある。sako氏のくり出す高難度のコンボはsakoスペシャルとして多くのファンに愛されている。ちなみに、ゲーム自体が超大好きで、格ゲー以外の腕前もプロ級!
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