近況報告
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■中毒
大塚角満が日記で書いていたが、7月の第2週は海外出張で『モンハン』がまったくできなかった。しかも僕が行っていたのはアメリカではなく、ひとりさみしく中国上海。午後10時ころ、通訳さんと空港で合流し、ホテルに向かうためにタクシーに乗った。あたりは真っ暗で、空港からホテルへの道のりは、ほんと殺風景。弱々しく光る街頭とタクシーの行灯(あんどん)の光しかない。
中国のタクシーの行灯はかなづちのような形をしていて、日本よりも大きく、蛍光灯のような白色光を放っている。ずっと見ていたらふと、何かとイメージが重なった。考えること10秒あまり。
「あ、ゲリョスの頭だ……」
行灯を見てゲリョスを思い出してしまうなんて、「モンハン中毒の末期症状だな〜〜」なんてひとりで照れていたら、突然発された俺の言葉に通訳さんが「ゲリョスって何?」と冷ややかな反応。俺はもう一度、行灯を見返し「死んだふりが得意なやつでさ」と昔の女を思い出すかのように遠くを見つめた……とは、かっこよくいかず、適当にごまかした。そこで一句。「モンハンを 海外からも できるなら ノート型PC 新調しちゃうのに(字あまり)」。オチなし。
▲タクシーの接写を忘れました! しかも昼間の写真です。かなりわかりづらいですが、行灯が細長いのです。これが夜になると……
▲まったく関係ない話ですが、以前山梨を旅行中、「あ、モンハンマンションだ!」を発見! 写真を撮らねばと思い近寄ってみたら、”モンパン”でした……orz
■超クックマラソン
ハンターランク22以上になると、レウスやクシャルダオラのクエストに期間限定で挑戦できるというので、意地でも22まで上げたくなった。当時は16。もっとも効率のよいクエを捜してみたら、ギルドクエスト”イャンクック6頭の狩猟”があった。ポイントは900、お金は6000くらい入るし、レア素材とされているクックの耳やくちばしも思った以上に出る。「こりゃ、うめえ!」と目の色を変えながら討伐を重ねていたら、HR20にあがるくらいには、クック50頭討伐の称号”赤鳥”をゲット。でも、心の中は複雑だった。
イャンクック――初めて出会ったのは初代『モンスターハンター』だった。とにかくその大きさに衝撃を受け、表現しがたい強烈な雄たけびに尻ごみし、最初は近寄ることもできなかった。初めて”恐怖”を感じた飛竜だった。それなのに……いまや”クックマラソン”やら”クック祭り”とザコ扱いされた名称をつけられて、ハンターランクアップのための格好の餌食となっている。あげくのはてには、討伐6匹だからと言って”超”をつけて”超クックマラソン”なんて呼んでいる輩もいる。痛めつけられている姿を見ると、もはやいじめているとしか思えない。
そんな弱い姿を見ても、俺はいまだに「いちばん怖いモンスターは?」と聞かれれば、「イャンクックです!」と即答する。そのくらい思い入れの強いモンスター。あいつがやられる姿はもう見たくない!! でも、でも……今日も”超クックマラソン(←じつは俺が勝手に命名)”に行ってしまう狩人の性。
▲「都合のいい女じゃないわよ!」。そんな声が聞こえてきそうなクック6頭の討伐。
■レウス
突進で1発昇天。加えて初のハットトリック達成(3回とも自分が昇天すること)。こいつ、笑っちゃうほど強いわ。でもね〜、レウス2回目にして、”逆鱗”出ちゃったよーーーー!!! これぞ”本日も逆鱗日和”(笑)。
▲ビビりなのでもっぱら遠くから援護。レウス、まじこええーー!!