2018年7月15日、千葉県・幕張メッセにてカプコンの世界的ハンティングアクション『モンスターハンター:ワールド』(以下、『MH:W』)のイベント“狩猟感謝祭2018”が開催された。本記事では、会場内のステージにて行われた、スクウェア・エニックスの人気MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)とのスペシャルコラボステージの模様をお届けする。なお、ステージの模様は映像配信されているので、気になる人は公式Webサイトなどからアーカイブ映像をチェックしてほしい。
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10年来の交流から生まれた奇跡のコラボ
ステージには『MH:W』のプロデューサー・辻本良三氏、エグゼクティブディレクター/アートディレクター・藤岡要氏、ディレクター・徳田優也氏、そして『FFXIV』のプロデューサー/ディレクターを務める吉田直樹氏が登壇。2018年8月2日の大型無料アップデート第4弾から実施される『MH:W』と『FFXIV』とのコラボ情報やコラボにいたるまでの経緯などを紹介した。
辻本氏、藤岡氏の両名と吉田氏は『MHP 2nd G』が発売されたころから交流があり、当時はこの3名にスクウェア・エニックスからもう1名を加えた4名で、よく『MHP 2nd G』を遊んでいたという。このときのラージャン2頭討伐クエストでカプコン側をスクウェア・エニックス側がサポートしまくったというエピソードは、約10年経った現在でもことあるごとに蒸し返されているそうだ。
今回のコラボのきっかけは、約8年に前吉田氏が『FFXIV』のプロデューサーに就任した時期にまでさかのぼる。そのニュースを見た辻本氏が吉田氏に「『モンハン』で応援できることがあれば言ってほしい」と提案し、吉田氏が「いまのままでは『モンハン』に頼るだけになってしまうので、『FFXIV』をしっかり立て直してから、お互いにメリットがあって、お互いにしかできないことをやるということを目標にがんばります」と返答。そして、『FFXIV』が圧倒的な人気を獲得し、『MH:W』が発売されて『モンハン』もワールドワイドな作品へと成長を遂げたいま、ついにコラボが実現したのだ。
ベヒーモス討伐クエスト以外に、ベヒーモスの素材で作成できる『FFXIV』の竜騎士をイメージしたコラボ武器“ゲイボルグ”、猟虫“ドラゴンソウル”、防具“ドラケンシリーズ”が登場。また、コラボオトモ装備“モーグリネコシリーズ”や環境生物“サボテンダー”なども用意されている。これらのほかにもコラボ要素はまだまだ用意されているとのこと。続報をお楽しみに!